『干物妹!うまるちゃんR』  第三話「うまると友達」


 アレックスが再びうまるに絡んできます。
 それにしても、こういう「二話続けてメインとして取り上げられるサブキャラ」という展開が幼少時からなんか苦手なんですよね……エヴァのアスカ登場以後とか、進化したてのベイリーフとか。「分かる!」と頷いたそこのアナタ、いつかヒダマルとアニメ談議しましょう。

 

うまると友達

 ところで、切絵ちゃんは黒髪だけどパッツンではないんですよね。「黒髪パッツン分別不可説」を考察中だったので気付きました。この子は人見知りなので前髪を伸ばしているのだとも考えられる。

 ふむ、清楚なイメージも合わせ持っていなければセット販売できないのだろうか……?
 うん、いい加減本編の紹介に移ろう。


 切絵ちゃんとうまる師匠が和んでいる所に、空気を読まずお邪魔するアレックス。さっそく美少女ゲーを始めてしまい(健全なんだろうな……?)、切絵ちゃんを置いてけぼりにする二人である。こういう状況つらいよね。ちょっとは配慮してほしいよね。「分かる……」と俯いたそこのアナタ、いつかヒダマルと強めの酒を飲み交わしましょう。

 

 美少女ゲーにはちんぷんかんぷんな切絵だが、人見知りスキルを転用し、キャラが本当に求める選択肢を見抜くことに成功。そんな切絵を見直すアレックスであった。
 そう、コレは切絵ちゃんが日々経験している実体験なのです……。

 


 最新ゲーム「もぐもぐウォッチング」に夢中になるうまる。一週間後にはウィスパーみたいな顔になってしまう。1日10時間ゲーム。寝ても覚めてもゲーム。
 そんなうまるをゲーム廃人の道から救い出そうとタイヘイが取った策は「一緒に遊ぶ」だった。共に楽しみながら、「本当の楽しみ方」を教えていくだなんて、なんと出来たお方でしょう。

 頭ごなしに押さえつけるよりも、相手の価値観を尊重し、共感と愛を以て接することが大切なんですよね――。子育てにも通ずる道です。なるほど、うまるは妹っていうか姪っ子って感じだ。


 元場曰く、学生時代のタイヘイの二つ名は「鬼」だったらしい。「鬼のように満点を取るから」が理由らしいが、鬼って特に頭良いイメージ無いよな……。
 しかし一方で、無駄に怒ることはしないいい奴だと評する。

 夕立のせいで料理を中断するタイヘイ。隙をついて台所に忍び込み、つまみ食いを図るうまる&元場。二人が鍋に触ろうとした瞬間、「触るなぁっ!」とタイヘイの鋭い叱責が飛ぶ。こ、これが鬼のタイヘイ――、と思いきや、鍋の中身は揚げ物用に加熱していた油だった。

 相手のために、時に鬼になる。これがタイヘイの優しさである。

  


 EDテーマを鼻歌いながらスキップする切絵ちゃん。うまる師匠から「一緒に遊ぼう!」とお誘いを受けたようだ。

  しかしうまるの家には、先客のアレックスがいた。「ツントゲガール」という微妙なあだ名も付けられていた。
 美少女ゲーの一件以来、アレックスにやけに気に入られてしまった切絵ちゃん。心のこもったプレゼントを贈られるも、それは、

「ブラックデスデビル様フィギュア ~ダメージver~」。

 いらねぇっ……。

 しかも3分の1モデル。無駄にデケェっ……!

 

「プレゼントが要らないときの対処法が分からない」と頭を抱える切絵ちゃん。「ブラックデスデビル様」を抱え、途方に暮れながら帰路に就く道すがら、ゴミ捨て場で立ち止まってしまう。

 この卑猥なゴミを処分してしまおうか――

 
 しかし、切絵の脳裏に、これまでの誕生日・クリスマスの思い出がよぎる。他人にプレゼントをもらうことなんて、初めての経験だったのだ。
 うまるの祝福が決定打となって、自宅へ持って帰る切絵だった。しかしそこにはボンバお兄ちゃんがいるぞ。大丈夫だろうか。