『少女終末旅行』  第二話「風呂」「日記」「洗濯」

「風呂」

 猛吹雪の中を移動するチトとユーリ。

 このままではガチで凍死しそうな二人だったが(ユーリは雪玉で遊んでましたが)、運よく建物を発見し、中に避難します。チトにも読めない看板が示すには、大昔の発電施設の様だ。散策するうちに凍っていない配管を発見し、ユーリがそれを撃ってみると、中から大量のお湯が溢れ出してきた!

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〈公式サイトより引用〉Ⓒつくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

 

 こうなれば、やることは一つ、そう――、「風呂」。
 即席の湯舟を作って肩までつかる二人。服を脱ぐのが地獄だが、待ち受けるのは天国! お湯に蕩ける二人の表情が秀逸。気持ちよさそう。 

 

チト「生き返る……」
ユーリ「極楽、極楽……。極楽ってどんな意味だっけ」
チト「死後の世界って意味だな」
ユーリ「せっかく生き返ったのに、縁起でもないね」
チト「そうだな」

 そんな感じのアニメである。ゆるい。f:id:hidamaru:20180310104506j:plain

〈公式サイトより引用〉Ⓒつくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

 

 


「日記」

 建物の入り口を雪で固め、廃材を燃やして雪宿りする2人。ユーリに指図するチトさん、「頭が足りない奴は身体を動かすんだよ」って容赦ないなこのヒト。

 そんなチトは、頭を使って日記を記しています(「馬から落馬」的な……、用法としてはギリギリセーフか?)。出発してからの記録を残してるんですね。日記というか日誌というか。


「記憶は薄れるから記録しとくんだよ」「何千年も前に古代人が発明した」と、本についての情熱を熱く語るチトである。何千年って。古代人って。ホントに終末してるなあこのアニメ。

 

  ユーリは何気なく本を手に取り、チトは何気なく焚火への燃料追加を支持し、ユーリは何気なく手にしていた本を炎の中へ放り込み、あ、やっちゃったー。やっちゃいましたよコレ。

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〈公式サイトより引用〉Ⓒつくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

 

 激怒するチト。4冊中の1冊を燃やされたのである。本好きにとっては悪夢だ。ヒダマルだって怒る。

チト「バカ、クズ、ゴミッ!!」
ユーリ「はい」
チト「はいじゃない! ……もういい、寝る」

 


 翌日、吹雪は止んで空は快晴。複層構造の都市がくっきり見えます。

 昨日は喧嘩で終わった2人。チトはなんかまだ不機嫌そう。けれどユーリは、チトの日記の中にメッセージを残していたのです。

 チトの寝顔の下に、「ごぬんね」と。

 

 

 

「洗濯」

 雪解け水から飲み水を確保するチトとユーリ。それと、「洗濯」である。
 水辺に下りて、お互いの身体を結べば準備完了。チトはごしごし。ユーリはまったり。

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〈公式サイトより引用〉Ⓒつくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

 

ユ「空は青いねぇ……」
チ「おい、なんでまったりしてんだ」
ユ「水なら汲んだが?」
チ「お前も服を洗うんだよ」
ユ「マジか」

 

 そんな時、ユーリが魚を発見!

「人以外の生き物なんてもう残ってないと思ってたけど……」と驚くチト。「人以外」ってことは、人間は2人以外にもまだいるということでしょうか。

 
 ユーリが「よし、食べよう」と提案し、焼いて食べる。すっかり乾いた洗濯物と、肉が落ちてすっきりした骨であった。
 この魚は「上層」から、雪解け水の排水に交じって流れてきたのではと推測するチト。

ユーリ「上の方にはいっぱいいるのかな」
チト「いたらどうする?」
ユーリ「食べる」
チト「食べるか。――そうだな」

 

 今日も今日とて終末している2人なのでした。しかしあの魚、尾びれ以外つるっつるだったな……。あれは進化なのか? それとも退化?

 

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