『干物妹!うまるちゃんR』  第七話「うまると遊園地」


「朝の占い、カウントダウン~!」

 意中の人と大接近の予感!
 ラッキーナンバー・3
 ラッキーアイテム・髪留め
 ラッキースポット・遊園地

 とりあえず、「乙女座」の扱いがおかしいだろと突っ込んでおくヒダマルです。


 そして、占いを見ているのは切絵ちゃん。ガッツポーズで気合十分です。なんか知らんがガンバレ。主人公を差し置いて、超応援したくなるキャラで固められているアニメですよね。
 今回は謎の新キャラも登場するらしいですが、果たして。

うまると遊園地


 今日は仲良し4人組で遊園地へ。富士山ランドですよ。
「うまるさんと一緒に遊園地」という現実に超はしゃいでいる&緊張している切絵ちゃん、靴紐につまずいてすっ転びます。うん、落ち着け。
 行きのバスの車内では、うまるさんとコーヒーカップに乗ってみたいと妄想する切絵ちゃんです。

  

 到着っ。
「正面ゲートですわー!」「チケット売り場ですわー!」って、シルフィンさんはアニメ的に便利ですね。こりゃ漫画でも重宝されてることでしょう。
 フリーパスの写真を撮る際に「私、目を閉じてしまいましたわーっ!」と嘆くシルフィンさんですが、その傍らで切絵ちゃん、奇跡の心霊写真をこさえてます。めっさお化け写ってます。怖い。


 どうもうまくいかない切絵ちゃん、トイレにて占い結果を確認します。しかし、うまるさんを待たせてしまうっ。

 ダッシュの結果、またもや靴紐のせいで転んでしまう。
 いけない、これ以上、うまるさんに心配をかけてしまう訳にはいかないっ――!

 と、その時、何者かの胸に支えられる切絵。
 もしや、うまるさん――、と思いきやアレックス。なんでここにいる。アニメイベントを見に来ていたらしいですね。神出鬼没ですね。

 混乱の中、切絵は彼がシルフィンのお兄様であることを初めて知る。そういえばそうだった。でも、今の切絵ちゃんの頭には完全にキャパオーバーです。
 周囲にかまわず、イベントでもらったお土産をみんなに配り去って行くアレックスですが、優しいのやらなにやら。


 気を取り直して、ちびっこ向けジェットコースターに乗る面々。うまるとシルフィン、切絵と海老名のコンビで乗車した結果、

うまる「子ども向けだから、狭かったねー」

海老名「でも、楽しかったー」

切絵「エアバック……」

 切絵ちゃんうらやま、いや、何でもないですよ。ヒダマルは紳士ですよ(以下、原稿用紙2枚分の言い訳が続きますが、略)。

 
 シルフィン、次は日本最大級のジェットコースターに乗りたがる。アナタさっき、子ども向けアトラクションで千鳥足でしたよね? 命知らずだな。

 
 しかし、切絵ちゃんの身長が140cmに足らず、乗車できないことが判明する。1時間も並んだのに……。

 自分の所為でみんなの1時間を無駄にさせてしまった、と落ち込む切絵ちゃん。「あの占いは間違ってたんだ。おとなしくしておこう」と決意した矢先、ポニテのゴムが切れてしまう。

 頭ボッサボサになる切絵。もはや混乱の極致に達する切絵。
 そんな彼女に、「切絵ちゃん、観覧車行こ?」と助け船を出す友達がひとり。さすが、主人公ですね。

 

 観覧車の中で、うまるに髪を結びなおしてもらう切絵ちゃん。アレックスのくれたお土産が、うまいこと髪留めだったらしいです。
 憧れのうまるさんと二人きりになり、ド緊張してしまう切絵ちゃんは、「何か喋らなければ。何か、何か……!」と、自分を追い詰めてしまいます。

 そして、口をついた言葉は。

 
「つまんないですよね。私と遊んでも」
「ジェットコースターで1時間無駄にするし。急に大声出したりして心配させるし」


(……あれ? 何言ってんだろ)


「フリーパスにも、変なの写ってたんですよ。すごく不吉な……」


(馬鹿じゃないの? こんな話しかできないなんて。こんなの……)

 

 


(もう、絶対遊んでもらえなくなるじゃんっ……)

 

 

 

 


「ううん」

 

「すっごく楽しかったよ、切絵ちゃんっ」

 

 うまるが、こまる師匠へフォルムチェンジしつつ、救いの言葉を投げかけるのだった。友達の優しさに触れて、滂沱の涙を流す切絵ちゃん。

 えっ、ここで正体をばらすのかっ!?
 と思いきや、瞬時に完璧モードに戻ったうまるは、「そういえば、あれ乗ってないね」と、コーヒーカップを指さすのです。

 

 ラッキーアイテム・髪留め。
 ラッキースポット・遊園地。
 そして、二人の乗ったゴンドラの番号は、「3」なのでしたとさ。


 意図せずに卑屈な言葉を漏らしてしまう切絵ちゃんでしたが、でもね、自分に自信が持てない人間は、時にこんな関わり方しかできなかったりするんです。
 全てを受け入れる必要はないですけど。
 こういうことも、覚えておけたらいいですよね。

  

 念願のコーヒーカップにて、再びの「海老名エアバック」を体験する切絵ちゃんですが、ヒダマルは別に羨ましいとかは決して(以下、原稿用紙5枚分の言い訳が(略))

 

 

 Bパート。

 うまるが「成績最優秀生徒」として、全校生徒の前で表彰されることに。シルフィンも普通に祝っています。でも、

「あなた、うまるさんをライバル視していたでしょう? 本当に祝福してるんですか?」

 と超絶クールに切り込む切絵ちゃん。凄いなこの子。


「そ、そういえば……」と、シルフィンも改めて自己の内面をのぞき込む。
「でも、なんだか今は、自分の事のように嬉しいですわ」と結論付けるシルフィンさん、切絵ちゃんと足して2で割れたらいいのに。
 みんな、いい友達を持ったなぁ……。

 

 うまるが表彰された後、特進クラスの「金剛ヒカリ」という銀髪の生徒が続いて表彰される。

 これが、「謎の新キャラ」か……? 「髪の色がおかしいキャラは、確実に本編に絡んでくる」という、プリキュア的なお約束展開なのかっ……?
 シルフィンは、彼女のことを何か知っている様子です。

 うまるも、「あの子、どっかであったかな……」と独り言ちる。

 

 その夜。
 夜空を見上げて「カシオベア……、アルタイル……、デネブ……、アルクトゥルス……、スピカ……」と呟くヒカリちゃん、タイヘイとの思い出を追憶しているのか?
 確かに謎の新キャラですね。 
 どうも、うまるを敵視しているみたいですし。

 
 ――どうでもいいが、「金剛ヒカリ」はうまるより頭一つ分背が低い。そして、切絵ちゃんの背丈は140cm以下である。
 ヒカリちゃん、あの子一体、身長何cmなんだっ……。いや、ヒダマルは決してロリコンとかではなく極めて純粋な(以下、原稿用紙10枚分の(略))

 

「ハートビートプリキュラ」、その5人目の戦士「キュラビックバン」の正体に涙するうまるとアレックス。そういうの全然分かんない切絵ちゃん。
「師匠の弟子は私一人。師匠を守らなければっ」と、アレックスを危険視します。

 一方、ドイツの中学時代の引きこもりを告白するアレックス。しかし突然現れたヒーローが、日本の高校に進学することを進めてくれた事から、人生が変わったのだという。
 人は、常に、誰かに助けられている。

 ちょっと恥ずかしかったのか、最後は茶化して締めたアレックスですが、なんか反応が薄い。あ、お二人はホントに感動してますね。珍しく顔を赤らめて戸惑っているアレックスです。

 切絵ちゃん、アレックスへの誤解はちょっと解けたかな?

 
 そして、アレックスのヒーローとは。

 夜のオフィスビルで、叶と一緒にいる謎キャラ・金剛ヒカリ。彼女の表彰を親しげに祝うアレックス。
 え、ヒーローって叶さんのことだったのかっ! アレックスとは中学時代から親交があったのか。
 それで、出張の時、アレックスは叶さんを名前で呼んでたのかっ……。
 みんなが繋がっていくなー、このアニメ。

 

 

 ――海老名の、10年前の記憶。
 熱中症で倒れた彼女に、冷やし茶漬けを作ってあげるお兄ちゃん。それが海老名の、お兄ちゃんの最後の記憶だった。

  これまで、タイヘイに兄の姿を重ねていた海老名ちゃん。タイヘイのことを思い出すと、熱中症になったあの時みたいに、頭がふわふわする。でも、なんだか怖くない。幸せな、ふわふわな気持ち。

 

 新キャラが登場した『干物妹!うまるちゃんR』ですが、彼女は一体何者なのでしょうか。なんだか、うまると同じ雰囲気を持った、天才肌っぽいキャラですが。タイヘイとの接点もあるらしいし……。

 そして、海老名ちゃんのタイヘイへの恋心は、どこまで加速するのであろうかっ……!?

 クライマックス(?)に向けて予断を許さない第二期、いよいよ佳境か。
 次回、「うまるとヒカリ」!