『わかばガール』 第四話「これが包丁ですか」


 原作のこの回は、原作者・原悠衣さんの個人ブログで発表されたものです。『S・A・O』発刊の際も感じましたが、こんな作品がネットで読めるなら本買いませんよね。

 ちなみに、前回の第三話までの原作は『乙女通信』というアンソロジーで描いていたものの、廃刊となったためにずっと未完状態だったそうです。そこを、芳文社さんで描き下ろして単行本化と相成ったのだとか。


「努力はそんなに実らない」と誰かが歌っていたけど、蕾がいつか花開くように努力は実るものなんですね。ああ憧れの……えぇと、本題に入りましょう。

 

 


 前回のラスト、休日に遊ぶ約束をした4人。公園で待ち合わせですが、

時田萌子→9:45到着(15分前行動)
真柴直 →10:00到着(時間ぴったり)
黒川真魚→10:45到着(言い訳を聞こうか? by柴さん)

 肝心の若葉ちゃんの姿が見えません。あんなに楽しみにしていたのに、おかしいですね。「主人公は遅れて登場する」パターンだと思われます。

 萌子が携帯番号を聞いていたので確認しますが、これは家電の番号です。何考えてんでしょうあのお嬢様。


 周辺を捜索してみると、あっ、いましたお嬢様。家電の子機をいじりつつ不安気にみんなを待っていましたが、彼女らの姿を確認するや涙を流します。
「夢じゃない……、夢じゃなかった!」と感涙ですが、そうです、これがこの子の芸風です。

 

 

 なにはともあれ、全員集合。
 どこに遊びに行こうかと建設的議論になったものの、真魚の提案「モエちゃん家に遊びに行く」にみんな乗ってきました。

真魚「これはつまりアレっすね……」

真魚&直「「サプライズ訪問!」」

萌子「って、急に言われても困るよ~!」

 

 時田の萌子さん家に訪れた面々。
 若葉ちゃんは「友達のお宅に訪問するのなんて初めてですわ」とソワソワしてますが、共犯の二人は「だらー」です。借りて来てない猫です。

 


 その後。
 真魚&直は漫画を読んでごろごろ、若葉は憧れのティーン誌を(1ページに15分かけて)読みふけっています。

萌子(これなら別にうちじゃなくて漫画喫茶でいいんじゃ……)

 萌子さんの目が死にかけています。


 しかし、状況を打開すべく、萌子さんが発案するのです! 「そうだ! みんなでお菓子作りしない?」と! 自己救済というか自家発電というか、モエたんガンバレ!

 しかし、ギャルと腐女子は面倒くさい様子。

真魚&萌子「「せっかくのお休みなのに~~」」
直「この差!」

 お嬢様はというと、腕まくりで「ガッツ」です。やる気満々マン。

 

 

 チョコ味のカップケーキを作ることになりました。
 若葉ちゃんは、包丁でチョコを刻む係に任命されますが、

 若葉「これが包丁ですか……(ぼそっ)」

萌子「若葉ちゃんは卵を割って?」

 包丁没収。
 この判断の早さ……。萌子さん、君子です。

 

「お菓子作りとか普段やらないから見ないと作れないっすよ~」「まずはバターと砂糖を……」とのんびりだらだらな腐ギャルコンビ。レシピ本を見ながら作業を確認してますが、

 ガシャガシャ×10!
 ザッザッ×10!

萌子「後は焼き上がりを待つだけだね~!(良い笑顔&後光)」
真魚&直「「そうだね……」」

 何もしてない2人。
 ……というか、3人。

 

 ふんわり焼きあがったカップケーキ。
 前回はことごとく空回りっぱなしだったメンバーですが、今回はなんだか女の子っぽいですね。若葉ちゃんも大満足です。

 


 翌日。
 レシピを教わった若葉さん、さっそく手作りして持って来てみました。心遣いは嬉しいものの、いま「ちょっとアレンジを加えて……」と前置きしましたかこのお嬢様。

若葉「焼き時間を長くしてカリカリにしてみました」


萌子&真魚&直「「「まっくろ!!」」」

 

 

 次回、「お嬢様はずるい」。
 若葉ちゃんの主役回でしょうか。