『三ツ星カラーズ』 第二話「かくれんぼ」


結衣   →お昼寝
琴葉   →ゲーム
さっちゃん→お昼寝


 平和な上野。
 平和なカラーズの、平和なアジト。

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〈公式サイトより引用〉Ⓒ2017 カツヲ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/三ツ星カラーズ製作委員会


さ「平和だなー……、言ってる場合かぁっ!!

 

 あ、起きた。
 パイナップルが起きました。
 己のツイートに突っ込む形で元気に起き上がりましたよ。

「起きろリーダー! 着替えだ!」

 

 

 

 さっちゃんの提言により、着替えた結衣。そのスタイルは、まさしく「鬼」。露出多めな鬼さんファッションです。

 今にも電撃を出して、浮気性な恋人を懲らしめそうです。
 その際「ダーリンお仕置きだっちゃー!!」って言いそうです。あんまりソワソワしないでからの、怒涛の「好きよ」12連発を歌い上げそうです。日本の妖怪に見えて実は宇宙人という誰もが忘れている設定が(しつこい)

 

 実はラムちゃんの髪の色は「緑」ではなく、漫画では「角度によって様々な色に見える」という設定だったものの、アニメ化にあたって再現不可能だったため緑一色に固定されるという裏設定が(ホントにしつこい)

 

 

 

 閑話休題。

さっちゃん「ヒーローはピンチの時だけ働くのではない! 今日は訓練日だ!」
結衣「おおー。ヒーローは……、なに? かっこいい! 私も言いたい!」
琴葉「(ちゃっちゃらー)……レベル上げが必要」

さっちゃん「第一回、カラーズかくれんぼ訓練!

 

 鬼コスプレをしているため、鬼に任命された結衣ちゃん。30秒数えたらかくれんぼスタートです。


 30秒間ヒマになったので、公園の様子でも眺めましょうか。
 緑豊かな園内ですが、あそこに立ってる像はなんだ、野口英世? 白衣で試験管っぽいの持ってますね。野口さんかな? たぶん野口さんです。

 遊歩道に並ぶのはベンチ。
 わざわざ真ん中に手すりが付いているのは、ベンチで寝転ぶのを防ぐためだそうですね。住居のない人を生み出さない社会が一番かも知れませんが、公共の財産である公園に寝泊まり出来ないようにするのも、一つの工夫です。NHKでやってました。あれ、なんでしたっけ。えぇと、そう、オイコノミアだ。

 

 あ、30秒経ちましたね。
「よぉーし、すぐに見つけてやるんだからっ」と意気込んで駆け出した結衣ちゃんですが、そのすぐ近くでは。

行ったか……。なーっはっは! 灯台デモクラシーとはこのことだ! お、琴ちゃん、それ新しいゲーム?」
「うん」

 さっちゃんと琴葉、大正下暗し作戦です。

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〈公式サイトより引用〉Ⓒ2017 カツヲ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/三ツ星カラーズ製作委員会

 

「琴ちゃん、ゲーム好きだよね~」
「好き」
「面白い?」

 さっちゃんの問いに、素敵な笑顔を見せる琴葉ちゃん。この子も、こんな無垢な笑顔が出来るんですね。ヒダマル安心しましたよ。
 前回もずっとゲームやってましたが、ポケモンですかね。新作と言えば、「ウルトラサン・ムーン」でタマゴの厳選作業でもやってるんでしょう。ヒダマルもトレーナーですが、いかんせん3DSを持ってない上に「ポケモンレスキュー」の方法もよく分からな

 

琴葉「このゲームはちゃんと血が出る」

 

 ポケモンじゃねぇッ!!

 モンスターつながりの別なヤツだッ!!(たぶん)


 ……真面目な話、ゲームの対象年齢は守りましょうね。
 CEROはちゃんと仕事してますからね。

 


 そして、「公園にいるとあまりすれ違いできない」という理由で、人の多い場所に行くことにした2人。

 おい、かくれんぼは。

 

 

 

 駅に到着したさっちゃんと琴葉。

 そこへ現れたのは、パトロール中の斉藤。彼女たちの目的が「すれ違い」だと知った彼は、「お前ら、すれ違い広場知らねぇの?」と怪しい話を持ち掛けます。

 食いつく小学生(主に琴葉)。

斉藤「ここからガキの足じゃ、2、30分かかる距離だもんなぁ。行ける訳ないよなぁ~」

 大人の甘言に乗せられた2人は、その「すれ違い広場」とやらを目指すことに。

 

 

 駅構内。
 不敵に笑う斉藤は。

 

「だぁーはっは! 追い出してやったぞ! クソガキを、この街からぁ!」

 

 お巡りさん、コイツが犯人です。

 

 

 


 斉藤の案内通りに歩いた、琴葉とさっちゃん。
 それっぽい場所に辿り着きました。ゲームしてる大人が沢山います。奇蹟です。

 さっちゃんは「ねえねえ、優しそうなお兄ちゃんっ♪」と、道行く青年に声をかけました。

「そのゲームちょうだい?」

 えっ。

「さっちゃんね、ゲーム持ってないの……。だからお兄ちゃんのゲームちょうだい……?」

 えぇー。

「……大声出すよ?」

 うええぇーっ?

 

 モブお兄ちゃんの社会的立場が危うくなりましたが、気まぐれで諦めてくれました。「すれ違い三昧」で大喜びしてる青っ子ちゃんに気を逸らされたみたいです。

 ……真面目な話、カツアゲは止めましょうね。
 弱さは時に武器になりますが、そんなもんに頼ってたら成長は望めませんからね。

 

 

 

 

 

さ「おやつっ!」
琴「もう5時だよ」
さ「うそっ」

 寝ぼけ眼なさっちゃん。琴葉はずっとゲームしてたみたいです。電池大丈夫か。


 そこへ、

結「見つけたー!!」

 リーダーの声がかかりました。
 どうしたんでしょうか、そんな大声出して。それに、その鬼っ娘インベーダーコスプレはなんでしょう。幼女がそんな格好しても、一部のヒダマルにしか受けませんよ?

 

「鬼ごっこじゃん!!」

 思い出したぁッ!

結「かくれんぼでしょバカバカっ!!」

 そっちだったぁッ!


結衣「ここどこだと思ってるの!? 秋葉原だよ!? 二駅分も隣だよ!? どんだけ隠れるのっ、照れ屋かぁっ!!

さ「ツッコミが怖いなぁ……。ごめんごめん、これでも最初は灯台デモクラシーだったんだよぉ」

「灯台下暗しねっ! 明りから離れすぎても見えないわっ!!

琴「いっぱいすれ違ったよ」

「そうだね、気持ちがねっ!!」


 結衣ちゃんのツッコミスキルは、追いつめられるほどに覚醒するみたいです。流石、主人公。
 がんばれ、主人公。

 

 

 

 

 

 クリーンアッププロジェクト。
 もうすぐ夏休み、上野の街には観光客が訪れます。その前に、商店街を綺麗にしておこうというイベントみたいですね。スプーキーのおやじも張り切ってます。相変わらず妙ちくりんなグラサンです。

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〈公式サイトより引用〉Ⓒ2017 カツヲ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/三ツ星カラーズ製作委員会

 

 


 夏休みを前に、テンション上がり気味なカラーズ。商店街で、「立ち入り禁止」の張り紙を見つけました。

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〈公式サイトより引用〉Ⓒ2017 カツヲ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/三ツ星カラーズ製作委員会

 

 即座に入ってみる琴葉とさっちゃん。理由は「立ち入り禁止だから」です。子どもの思考回路の半分は、遊び心で出来てます。

 罪悪感を覚えつつも、「しょうがないなぁ……」と後に続く結衣。この子はこの子で楽しんでますね。重畳。


 一見、何の変哲もない路地です。
 消火器とか脚立とかが置いてある、通路兼物置ですね。立ち入り禁止になる理由が分かりません。これは怪しい。事件の香りがします。


 と、そこへ。
 大人の声が掛けられました。謎の立ち入り禁止区域に入っていることを咎められますが、そんなことで怯むカラーズではありません。みんなで逃げます。ダッシュです。
 かけっこならママに負けないよ。

 おっジャっ魔女っのぉ~

 

 


 ノスタルジーな気分に陥ったヒダマル(平成元年生まれ)は気にせず、カラーズを追いましょう。走りながら、カラーズの頭脳・琴葉の推理です。得意気です。
 何故、あの路地は立ち入り禁止だったのか。

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〈公式サイトより引用〉Ⓒ2017 カツヲ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/三ツ星カラーズ製作委員会


1、 見えない何かがあった。それはガスか何か、もしくは私たちの目の高さでは発見できないけど、大人の視野なら目に入る何かがあった場合。

2、 タイミング。ある一定のタイミングで、何かが発生するけど、私たちが立ち入った時間では何も起こらなかった場合。

「空からうんこが降ってくるとか?」
「……………………。まぁそんな感じ」

 琴葉ちゃん、諦めた。


 そして。

琴葉「3つめ。これが一番面白そうで……、また立ち入り禁止だ! ここも昨日まで何もなかったぞ……?」

 迷うことなく、侵入。
 琴葉ちゃん、「今度は高い所も見てみよう」と張り切ってます。さっちゃんの肩車で高所を観察しますが、特に何もありません。
 ガスかタイミングの可能性もありますが、別々の場所で同時と言うのも不自然。頭を抱える琴葉ちゃんです。


 と、そこへ。
 さっきも登場した男性が、またやってきました。何故ここが分かったのでしょう。彼が、この通路を立ち入り禁止にした犯人なのでしょうかっ……

3、 彼が何かを隠したくて、立ち入り禁止にした。

琴葉「これはバラバラ殺人事件もあり得る……!」

さっちゃん「チャーハンか!」


 …………。
 ……………………。

琴葉「……それはパラパラだ」

 琴葉ちゃん、今度は友人を見捨てませんでした。

 

 

 そして発見した、3つ目の「立ち入り禁止」。
 当然の如く入りますが、めぼしいものはありません。そこへ、また例の男性が来ました。偶然にしては出来すぎです。
 やはり、この事件の裏には、何者かの陰謀が蠢いているのですっ……!!


「私が時間を稼ぐッ! 二人は探し出して!!」


 そう言い残し、謎の男性に単身で立ち向かうさっちゃん。

 

「必殺ッ!」

 

 仲間を守るため。

 上野の平和を守るため。

 気合の声を上げる彼女は、

 

「エクストラァ~、バ~ジ~ィン……!」

 

 一撃必殺、渾身の技を繰り出すのです。

 

 

 

 

「オイルっ」

 (くねっ)

 

 

 

 

 

 


男「………………………………おい?」

さ「おいるっ」

(くねっ) 

 

 

 

 

 

 

 

 


 仲間が稼いだ時間で、推理を進める結衣と琴葉。

 何でもいいので、昨日とは変わっている点を考えます。追い詰められて後がない状況で、結衣は、おやじが言っていた「ある言葉」を思い出しました。

結衣「あっ。クリーンアッププロジェクトが、今日から始まるって……
琴葉「クリーンアッププロジェクト……。そうか! これだっ!!

 地面に触れる琴葉。

 瞬時に白く染まった片手を掲げ、高らかと宣言するのです。

 

 ゲーム、クリアー。

 

 

 


おやじ「おいおい。なんだこりゃぁ……」

 おやじの、変なグラサン越しの視線の先には、白く小さな足跡が。

おやじ「カラーズだな……? どこに行ったか、まる分かりだぜ」


「ペンキ塗りたて」。

 立ち入り禁止よりも、もっと分かり易い表現を使いましょう。

 

 

 

 

 


 アメ横にて。

 果物屋を営むさっちゃんのお母さんに、納豆を授かるカラーズ。看板は「黄瀬フルーツ」と読めるので、さっちゃんの苗字は「黄瀬」ですかね。イメージカラーにも合ってますし。

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〈公式サイトより引用〉Ⓒ2017 カツヲ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/三ツ星カラーズ製作委員会


さ母「納豆なんて持ち出して、また斉藤くんにいたずらでもすんの?」
結衣「ううん!」

 カラーズだって、日がな一日斉藤の相手をしてるほどヒマじゃありませんからね。

結衣「池に投げる!」
さ母「待ちたまえ」

 

 

 手にした納豆の行き場に困ったカラーズ。
 さっちゃんの提案で耐久しりとりをやってみます。「シカ」「カメムシ」を延々と続けて、先にしんどくなった方が負けです。なんだその地獄。

 さっちゃんと琴葉でやってみることにしますが、

さっちゃん「しりとりのー、「り」からスタート」
琴葉「り、り……、リトマス紙」
さ「し。し……、シカ」
こ「カメムシ」

さ「シカ」
こ「カメムシ」

さ「シカ」
こ「カメムシ」

さ「シカ」
こ「カメムシ」

さ「シカ」
こ「カメムシ」

さ「シカ」
こ「カメムシ」

さ「シカ」
こ「カメムシ」

 

結衣「早速だ……」

 

 


 公園の池の前に着いても、「シカ」「カメムシ」の耐久しりとりを繰り返す2人。そんな彼女たちに、女性の声がかかりました。

「ののちゃん」と呼ばれた中学生(?)ですが、「なんでそんな所で納豆食べてんの!?」と常識的なツッコミです。良かった、この街の中学生はマトモみたいです。

 

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〈公式サイトより引用〉Ⓒ2017 カツヲ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/三ツ星カラーズ製作委員会

 

 カラーズのリーダー、結衣ちゃん曰く。
 この納豆は食べる用じゃなく、「クリーンアッププロジェクト」の一環なんだとか。「納豆は水を綺麗にする」というテレビを見たらしいですね。でも、投げ入れるのは止めときましょうね。

 

 納豆に頼る以外に、良い方法はないものか考えます。
 中学生のののちゃん(読み辛い)が言うには、というか、彼女の先生が言っていたのは、自然にとって一番良いことは、

 

「人が滅びることだって」。

 

 

 

 


 静かな湖畔。

結衣「仕方、ないのかな……」
琴葉「うん、仕方ない。滅ぼそう、人類

 即決する少女と。
 無情な現実の前に、涙ぐむ少女。
 この世界を浄化するには、人類を滅ぼすしか方法はないのでしょうか。

結衣「だって……、こんなことに……! お母さん、お父さん……。ごめんなさい、私が、池を綺麗にするなんて言わなければ……!!

琴葉「結衣は悪くない。悪いのは、クリーンアッププロジェクトだ。……この納豆を最後の晩餐にしよう、結衣」

 

 いただきます。

 あ、さっちゃんの納豆は、さっき顔面に塗ったくったので、もうありません。

 

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〈公式サイトより引用〉Ⓒ2017 カツヲ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/三ツ星カラーズ製作委員会 

 

 涙ながらに食す、最後の晩餐。
 納豆は、美味しい。臭いのに。

 そしてこの池も、汚くて、なんか臭い。

 その共通点に、何かを悟ったリーダーが、突然に宣言しました。


結衣「池を綺麗にする任務は、諦めます!」


さっちゃん「えぇ~っ。それじゃ私たちの負けみたいじゃんかぁ~! ……カメムシ」
琴葉「カメムシは私のだ」

 不満げな隊員ですが、カラーズのリーダーは堂々と。

 

結衣「負けてないよ……。諦めたので、人類は救われました!


さっちゃん「それは、つまり……? リーダー、教えて下さいっ! この街の平和も……!?」


結衣「守られました……ッ! 私たちの、完全勝利です……ッ!!」


 陽射しの満ちる池の前。

 サギがいて、
 木陰があって、
 スワンボートに親子が乗ってて。

結衣「本日も、異常なしっ!!」

 上野の平和は、今日も守られたのです。


「……シカ」
「カメムシ」

「シカ」
「カメムシ」
「シカ」
「カメムシ」
「シカ」「カメムシ」「シカ」「カメムシ」「シカ」「カメムシ」「シカ」「カメムシ」「シカ」「カメムシ」「シカ」「カメムシ」「シカ」

 ……守られたのです、このように。

 

 

 

 

 

『三ツ星カラーズ』第二話でした。

 相変わらず、怒涛の背景ですよ。近くに住んでる方は、気軽に場所の特定出来るんだろうなぁ……。ヒダマルも、『博多豚骨ラーメンズ』でやろうかなぁ……。でも中洲怖いなぁ……。


 ところで、さっちゃんと琴葉がやってた「耐久しりとり」って、これを使えば永遠に記事を書けるのではないでしょうか。「シカ」「カメムシ」を繰り返し続ければ、はてなブログの「新春お正月限定チャレンジ」に何故か載ってた「42,195字以上の記事を公開する」って無理難題もクリアできるのでは?
 運営側に怒られるかな……(汗)
 グーグルに怒られるかも……?(恐)

 真面目にちょっと面白いと思うのに……

 

 最後に、次回予告。

さ「シ、カ!」
琴「カメムシ」
さ「シ、カー!」
琴「カメムシ」「シカ!」「カメムシ」「シカ!」「カメムシ」
結「まだやってる……。今からカラーズ反省会やりますよー?」
琴「ああ、反省会と言う名の次回予告か……、カメムシ」
さ「シカ!」
結「そーゆーんじゃないって! 今日やったことでダメだと思ったことを、みんなで言い合うの」
さ「ダメなことー? なんかあったかー?」
結「例えば……、かくれんぼなのに、鬼に黙って遠くに行ったのはダメだったと思います! とか」
さ「でもその後で、この街の平和を守ったぞ~?」
琴「じゃあチャラだ」
結「チャラなのっ!? ぇチャラじゃないでしょっ!?」
琴「というかこれ次回予告だろ? 次回のこと言わなくていいのか?」
結「だから違うって~! でも、次回は私たち、斎藤さんと戦います!」
さ「あと、この街の平和を守るぞ~!」
琴「今日と変わんないな」
結「次回予告なんだからそういうこと言っちゃダメ~!」