『SAO オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』 第三話「ファンレター」


 2026年1月。

ピトフーイ「レンちゃんあけおめーっ!」
レン「あけおめー!」

 近未来にも生き残ってた若者言葉・「あけおめ」の挨拶を交わす女性たちがいました。

 


 一人は、高い身長と黒髪ポニテ、引き締まった身体つきで顔にタトゥーな女性。
 ピトフーイ。通称ピト。

 一人は、140cm台のミニマムサイズ、ショートカットの頭にウサギっぽい帽子を乗せた、全身デザートピンクな女の子。
 レン。


ピト「ねぇねぇレンちゃん、知ってる? スクワッド・ジャムのこと」
レン「イカの……、ジャム?」
ピト「うわっ! 変なもん想像させないでよ!」
レン「でも、イカの塩辛って、言わばそれじゃない?」

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ピ「まぁ、そうねぇ。ちなみに、イカは『スクイッド』だから」

 

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ピ「スクワッドは英語で『班』とか『分隊』って意味」

 

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レ「じゃあ……、ジャムは?」
ピ「パンに塗るアレの意味もあるけどー、元々は『ぎっしり押し込む』って意味なの」
レ「あぁ、弾が詰まるジャムと一緒かぁ……。すると、『分隊がごちゃまぜ』?」

ピ「そう。スクワッド・ジャムは、『チームを組んでバトルロイヤルをやろう』って大会なの!

 

 

バレット・オブ・バレッツ

 略称、BoB。

 まず、一対一の予選トーナメントを勝ち抜いた、凄腕の三十人が集められます。
彼らが最後の一人になるまで殺し合い、「ガンゲイル・オンライン内での最強プレイヤーを決めようぜ」というハードな大会です。


 この作品は『ソードアート・オンライン』スピンオフなので、原作にもともとあった設定ですね。

 正真正銘の強豪ぞろいな大会で、第三回BoBでは主人公のキリトとヒロインのシノンが大活躍してましたっけ。

 

 

ピト「で、そのBoB中継を見ていたとある日本人が、鼻息荒く思ったんだって。「こんな感じのチームバトルロイヤルが見てみたい!」って

 そして、GGOの運営団体へメッセージを送ったのです。

 

 

 拝啓エブリバデ。

 僕はチームバトルロイヤルが見たいので、是非とも開催してください。

                               敬具

 

 

 完全にふざけてますよねコレ。
 間違いなく迷惑メールフォルダ行きですよねコレ。

 しかし、そんな個人の要望が許可されて(その人、大会のスポンサーになったんだとか)、今回のスクワッド・ジャム開催に至ったのです。

 なせば成る。

 

 

作者、襲来。

 ちなみにこの日本人ですが……、


 時雨沢恵一さんです。


 明らかに、原作者の時雨沢恵一さんご本人です。

 

 

 原作やアニメ内で名言はされていませんが、「50過ぎの病的なガンマニアで、銃が出てくる作品ばかり書いてる小説家」なんて、日本に一人しかいません。一人いれば十分です。

 更に、アニメではこんな感じでキャラデザされていましたが……、

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 ええ、時雨沢さんです。

 

 

 更に、スクワッド・ジャム開催直前には、彼がゲーム内の人間に向けてアナウンスするのですが……、

 この声も、時雨沢さんです。

 

 エンドロールには、


銃が出てくる作品ばかり書いている小説家

                  時雨沢恵一


 と、ばっちり記されています。

 いやぁ~、ソードアート・オンラインのGGO編アニメで銃器監修してた時も「なにやってんだろうこのヒト」って笑ったものですが……、


 大好きだ。

  

 

ファンレター

 ヒダマルの変質的時雨沢恵一さん愛は置いといて、今作の主人公・小比類巻香蓮にも、大好きな芸能人がいます。

 それが、「神崎エルザ」


 劇中の挿入歌として度々使用されている楽曲「ピルグリム」を歌っているキャラです。
 香蓮は、敬愛する神崎エルザさんへ、思いのたけを込めたファンレターを贈りました。

 

 

 拝啓 神崎エルザ様。

 これは、生まれて初めてのファンレターです。
 私は、エルザさんの曲が大好きで、貴女の歌声にいつも癒されています。日常の嫌なことも忘れてしまうほどに。

 

 私は、子どもの頃から身長が高くて、そのことがずっとコンプレックスでした。友達の輪の中に入りたくても、背が高いせいで浮いてしまうと考えると、とてもそんな勇気は持てなくて……。

 それでも、このままじゃいけないと思い、VRゲームを始めました。
 現実とは違うキャラクターになれば、苦手な人付き合いも、解消できるかもしれないから。

 そして、私はそのVRゲームの中で、小さくてかわいいキャラクターになることが出来ました。
 ピンク色の、かわいいかわいい女の子です。

 

 そのゲームは、ガンゲイル・オンラインといって、荒廃した地球で銃で撃ち合う、けっこう殺伐としたものなのですが……、それでも私は、貴女の歌を聴きながら、小さくてかわいい女の子になって、現実の自分を、少しでも変えて行ければいいなと思っています。

 

 とりとめのない事を書いて、ごめんなさい。

 最後に、エルザさんに、お願いです。
 できれば、もっと大きな場所でライブをしてもらえませんか? 私と同じように、チケットが取れない人はたくさんいると思うので。

 これからも、素敵な曲をたくさん作ってください。

                     貴女の大ファン、小比類巻香蓮より

 

 

 

まとめ。

 エムさんの説明するの忘れてた。

 いやだって、時雨沢さんが出てくるから。どうしたってそっちに行っちゃいますって。
 2017年に「あとがきのアニメ化」を果たしたかと思えば、アニメに登場するんですもの。

 何度でも言おう、大好きだ。

 

 いちおう、メインキャラの一人、エムさんの情報を記しておくと、

・アバターがデカい。顔もゴツイ。
・作戦を立てるのがうまい。
・ピトフーイとはリアルでも知り合いで、頭が上がらない。
・メインアームは「M14-EBR」。
・背中に巨大なバックパックを背負っている。

 くらいを覚えておけばよかでしょう。男だし。

 

 そしてレンは、このエムさんと組んで、たった二人のチーム「LM」となって「スクワッド・ジャム」に参加する運びとなったのでした。この後で、第一話の戦闘に至る訳ですね。攻めた構成ですよね。

 ちなみにピトさんは「中学時代からの友人の結婚式」のために不参加です。

 

 あとがきのアニメ化、今回もあるかなぁ……。