なぁなぁにしとこうよ。 『ゲゲゲの鬼太郎』第五話「電気妖怪の災厄」


 借金を踏み倒したねずみ男が絶賛危機一髪中にいると、彼が叫んだ「神様」という言葉に反応して、電気妖怪「かみなり」が現れる。

 ねずみ男は格安の電気を作って金儲けを狙うも、横暴なかみなりに振り回されていき……。

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子泣き爺の狂気。

 ド派手な攻撃を繰り出すかみなりに、手も足も出ない鬼太郎。
 その後、

一度はやられるが、仲間の助けにより危機を脱し、二度目の挑戦では創意工夫により五分に持ち込む

 という熱き少年漫画展開で勝利する鬼太郎でしたが……、今回のMVPは子泣き爺ではなかろうか。

 

 


 初見での戦い、鬼太郎がピンチの瞬間に、


「そこまでじゃっ」


 と一言、狂気を含んだ笑顔で上空から登場したのが、子泣き爺でした。唐傘おばけにしがみついて、跳んで来たんですね。

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 意外と身軽な動きでかみなりの背中に回り、おぶさっての石化攻撃。
 動きを封じ、鬼太郎と距離を取らせることに成功しました。

 ジャマーは地味に大切ですよねぇ。

 

 

 分類すると、子泣き爺砂かけ婆がジャマー、ねこ娘一反木綿がアタッカー、ぬりかべは文句なしのディフェンダー。
 鬼太郎はアタッカー・ブラスター・エンハンサー・ジャマーとやっぱり万能型ですね。吸血木から離脱したり霊界から復活する辺り、ヒーラーやディフェンダーとも言えるか?

 ねずみ男は臭いで相手を弱らせるので、振り分けるならジャマーかな?


 ええ、FF13の話ですがなにか?

 

 

 あのシステム、『ハンターハンター』の念能力並に良く出来てると思うんですよね。「特質系」と「具現化系」は一緒でいいじゃんと思っちゃう。

 どうにかして融合させてオリジナル理論を創作したい所ですけど(アスペはこういうの得意)、FF13の役割を六角形に落とし込もうとしても無理が出てくるし、思うに『ハンターハンター』では特質系を角の一部として捉えてるから無理が生じるんであって例えば特質系をヒー(以後、ヒダマルの熱きオタク理論が5000字ほど炸裂しますが、長いので割愛)

 

 

なぁなぁにしとこうよ。

 ねずみ男の策略により、組長から市長へジョブチェンジした悪人。

 彼の悪事を暴こうと動いていた女性記者・五十嵐さんが、かみなりに襲われるのですが……、死んじゃってます。

 新聞には「死因は感電!?」と書かれています。

 


 あのさ、そこはさぁ……、

 


 なぁなぁにしとくのが、子供向けアニメってもんでしょうよ。

 

 

 

 人が死んでたらハッピーエンドはあり得ないんだから。

 序盤の悪人連中は「バリバリィ!」「うぎゃぁぁぁ!」で済んでたのに、ねずみ男なんか何回やられてもピンピンしてるのに、クライマックスの鬼太郎だって


かみなり「小僧! またやられに来たか……!」

鬼太郎「いいや。お前を……、倒しに来たんだ!」


 とまぁ、「やられる」「倒す」というフンワリした言葉を使ってくれてるのに。

 

 

 

 世界観は守ろうよ。


 しかも子ども向けアニメだよ。(ここ大事)

 


 ある意味『覇穹 封神演義』より怒ってますよヒダマルは(あっちはもう諦めてる)

 

 


 ほんと、なんで殺しちゃったかなぁ……?


 善意的かつうがった見方をすると、「安いけど危険な電力」→「原発」→「最悪の事態も起こり得る」というメッセージかなぁ……?


 っていうか、予告を見る限り次回も人死にが出そうだなぁ……。もっとダーク方面へシフトしたいんでしょうか。

 まぁそれならそれでいいけど、安直なハッピーエンドにブレるのは勘弁してほしいなぁ……。

 

 

まとめ。

 回を重ね、分析する度に鬼太郎の強さが凄いことになってますね。ラスト、かみなりを上回る体内電気を見せましたし。

 ねずみ男は商才あるんだから程々にしとけばいいのに……。「頭と尻尾はくれてやれ」という格言を知らないと見えます。


 鬼太郎とねずみ男と子泣き爺回でしたが、いつもみんな一緒にいる訳ではなさそうですね。この距離感ちょっと好き。

 そろそろ、ぬりかべにスポットを当ててあげても良いんじゃないかなぁ……。

 


ゲゲゲの鬼太郎 第6話予告 「厄運のすねこすり」