ヒダマルのアニメ日記。

アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りするアニメ感想ブログ。アニメ関連の雑記や分析なんかもチラホラ。毎日午後8時に更新予定です。

『ブレンド・S』  第一話「はじめてのドS」

 芳文社まんがタイムきららキャラットにて連載中の、中山幸による4コマ漫画原作アニメ。


 海外留学を夢見る主人公・桜ノ宮苺香(まいか)が、留学資金を貯めるため「ブレンド・S」という喫茶店でアルバイトをすることになる。
 しかしこの喫茶店、「属性喫茶」という一風変わった職場であった! 「ツンデレ」「妹」「ドS」など、様々な属性を活かして接客を行う喫茶店なのだ。

 苺香は、天性の目つきの悪さを活かしたサディスティックな才覚を発揮し、ドМなお客様方を悦ばせる「ドS属性」の店員として働くことになったのだった……!

 

はじめてのドS


 一生懸命働くうちにドSの才能を開花させていく苺香ちゃんですが、その実非常に良い子であり、帰り際「もう来ないで下さい……」と罵倒してしまったお客様に対して「すみませんまたお越しくださいぃ!」と平謝りしてしまうギャップを持った女の子なのです。
 キャラ付けにはこの「ギャップ」が大切ですよね……! 本当はいい子なんだけど、不本意なんながら才能があふれ出ちゃう! ごめんなさいごめんなさい! という健気な姿勢が好感を呼ぶのでしょう。
 留学資金を自分で貯めるという立派な目標も手伝って、「がんばれー!」と大声で応援したくなる主人公です。

 その他「ツンデレ属性」を担当するゲームマニア・日向夏帆、「妹属性」を司る合法ロリ大学生・星川麻冬の三人娘で展開する日常が描かれていく事になりそうです。

 


 不可解なのは、店長・ディーノと厨房担当・秋月の2人。
 メインキャラ5人の内、この二人は男性なのですが、男である意味はあったのだろうか……? という疑問を感じてしまうのです。
 最近の日常系(この場合はお仕事系か?)漫画にはキャラの役割がテンプレートとして存在しており、この場合の店長枠も「ガチ百合キャラ」として女性に設定することも容易であったはずなのです。
ゆるゆり」の吉川ちなつや「きんモザ」の小路綾、「ごちうさ」のシャロなんかが有名所ですね。

 なよっとした印象、しかし時には頼れる店長・ディーノ。対して、攻撃的な印象がありながら優しさや思いやりを垣間見せる料理人・秋月。2人の男性キャラを敢えて用意しているあたり、萌え豚専用ではなく、女性受けも狙ったアニメであると言えるでしょう。いやあ、考えられてる。
 そういえば、原作の単行本もBL近くの女性向けコーナーに陳列してあった記憶があります。「きらら漫画」ではかなり珍しいのではないでしょうか。

 留学を夢見る主人公の目標が、今後どのように物語と関わってくるのか。男性キャラ2人の役割とは。そして、今後新たな属性キャラは加入してくるのか。

「属性喫茶」という舞台を活かした展開、そして苺香ちゃんのドSっぷりと成長が期待されるアニメです。

 

 ちなみに公式サイトでは、苺香ちゃんの「罵倒ボイス」が日替わりで堪能できる「苺香のマイカレンダー」を毎日更新中です。
 ドMの皆さん集まれー!