ヒダマルのアニメ日記。

アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りするアニメ感想ブログ。アニメ関連の雑記や分析なんかもチラホラ。毎日午後8時に更新予定です。

『ゆるキャン△』 第一話「ふじさんとカレーめん」


「まんがタイムきららフォワード」にて連載中の、「あfろ」原作によるアニメ。キャッチコピーは「きっと、そらでつながってる」。
 きららアニメは毎期楽しみにしているヒダマルです。『キルミーベイベー』とか大好き。二期よ来い、大人の事情を乗り越えて。

 

 

 


 寒空の下、大荷物の自転車をこぐ一人の少女。

 ベンチに寝てた女の子(あれは確実に風邪引くな……)は無視して、到着したのはキャンプ場。湖のほとり、今日は一人でキャンプをするのです。

 彼女の名前は「志摩リン」。メインキャラの一人ですね。ムーミンのミムラ姉さんばりの巨大お団子が特徴的です。

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〈公式サイトより引用〉Ⓒあfろ・芳文社/野外活動サークル

 


 お馴染みのキャンプ場には、この時期(冬?)になるとよく訪れるのだとか。大きな湖の前で、とりあえず深呼吸です。

 

リン(貸し切り状態……。シーズンオフ最高……)


 適当な場所を見繕って、テントを組み立てます。

 

 ちょっと話がそれますが、こういう時、漫画家さんは大変ですよね。
 実際に機材を見て、写真撮ってスケッチして頭と手に刷り込んで、仕上げに「漫画の絵」に落とし込む作業がある訳ですから。
 小説でも漫画でも、ファンタジー作品だったら嘘八百書けるのですが(それはそれで、違ったエネルギーが必要になりますが)。「現実に忠実に描く」のってすごいと思います。

 

 


 閑話休題。

 キャンプの準備を終え、カイロで暖を取ろうとしたリンちゃんですが、ちょっと横着こきました。予想以上に寒いのです。

リン(でも焚火はなぁ……。火起こし面倒くさいし、煙臭くなるし火の粉飛んで服に穴開くし……)

 ぶつくさ考えますが、背に腹は代えられません。レッツ焚火。

 

 薪の前に、まずは「松ぼっくり」を拾います。
 何故に松ぼっくりかというと、あ、大塚明夫ボイスで解説がインサートされましたね。親切なアニメ。
 それでCMも大塚さんだったのか……。


 松ぼっくりは適度に油分を含んでおり、乾燥したものを使えば自然の発火材として活用できるのです。燃えやすさでは乾いた新聞紙もお勧めですが、灰が飛ぶので厄介ですね。「キノごっこ」には必須なんですけど。

 

 

 火をつけた松ぼっくりと小枝、薪の順に組んでいき、炎を安定させれば焚火の完成です。火を起こすのって、マッチとか炭とかあっても初心者には意外と難しいものなので、彼女の熟練度が窺えますね。
 よっ、ソロキャンパー。

(たとえ顔が乾燥すると分かってても。煙臭くなると分かってても。この温かさには勝てない……)

 

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 〈公式サイトより引用〉Ⓒあfろ・芳文社/野外活動サークル

 

 

 

 日が落ちて、夜。

 温かいスープを飲んで一段落、施設のトイレに向かう凛。
 周囲はもう真っ暗です。先程まで居た、グースカ寝ている女の子は……、流石にいなくなっていますね。風邪引いていなきゃいいのですが。

 

 

 と。

 リンが振り向いた瞬間、そこには。
 えぐえぐと涙を流す、悲壮な少女の顔がありました。


 ビビるリンさん。ダッシュでテントに逃げますが、謎の少女も追っかけてきます、泣きながら。「森のくまさん」みたい。

 

 

 

 あからさまに困窮している少女と相対するリン。「大きなタレ目・ゆるふわ二つ結び」が印象的ですね。少女と言っても、リンより背は高いです。

 少女の話をまとめるに、「今日、山梨に引越してきたばかりで、自転車で富士山を見に来たけど、疲れて横になったら寝過ごして、気が付いたら真っ暗だった」という塩梅だそうな。

「後先」という言葉を知らないみたいです。元気が取り柄なタイプか……。リンとは反対ですね。

 

 

 携帯も持っておらず、引越したばかりなので家電の番号も分からないとのこと。持ってるものと言えば、「トランプ52枚セット・¥430(税込)」のみ。暇つぶししか出来ないぜ。

 うん、どうしようもない。

 

 

 


 少女の窮状を見かね、カップ麺(カレー味)をごちそうするリン。

 幸せそうに麺をすする少女ですが、やはり『ラーメン大好き小泉さん』の描写には敵いませんね。まあ、「ラーメン」という一点においてアレと張り合おうというアニメはしばらく現れないでしょうが。『ゆるキャン△』とはテーマも違うし。

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〈公式サイトより引用〉Ⓒあfろ・芳文社/野外活動サークル


 このどうしようもない女の子、千円札の絵にもなっている「本栖湖の富士山」を見るために来たということですが、今日は曇っていて見えなかったのです。残念。

 しかし。
 リンに促されて振り向くと、そこには。

 満月と星に照らされた夜空に浮かぶ、勇壮な富士山が佇んでいました。

 

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 〈公式サイトより引用〉Ⓒあfろ・芳文社/野外活動サークル

 

 


 姉の電話番号を覚えていたことを思い出し、連絡して迎えに来てもらった少女。眼鏡で巨乳なお姉ちゃんは、少女をナチュラルに罵倒しながら車に蹴り込みました。心配の裏返しだと信じたい。

 お世話になったリンには礼儀正しく、袋いっぱいのキウイをくれた後にお別れしました。

 

リン「ラーメンがキウイに化けた……」

 これで、夜の珍客とはサヨナラ。
 テントに戻ってラジオでも聞こうと踵を返したリンですが、そこへ、声が掛けられます。

 声の主は、例の少女。
 一枚の紙きれを手渡され、


少女「カレーメンありがとうっ! 今度はちゃんと、キャンプやろうねっ!」


 そう言い残して、去って行きました。
 渡された紙には彼女の連作先と、名前が記されています。「各務原なでしこ」とありますが、なんと読むんでしょう。おのむはら?


 誰かと一緒にキャンプしたのは、初めてだったリン。

 本当に、変わった女の子でした。

 

 

 

 明後日。

 坂道を上った先にある校舎、その下駄箱付近で、なんかごく最近耳にした覚えのある元気な声を聞いた気がしたリンですが――、

 今は、気のせいだったと思うことにしました。

 

 

 

 

『ゆるキャン△』第一話、キャンプの静けさと自然の雄々しさを表した回でした。登山をテーマにした『ヤマノススメ』に似た感じのアウトドアアニメですね。こちらも三期が夏に始まるのだとか。
 2018年、巻き起こせアウトドアブーム。

 ヒダマルも、久しぶりに登山行きたい……、大分の久住山登りたい……。しかし金銭的にそんな余裕ない……。
 2018年、作り出せ金銭的余裕。

 

 次回、『ようこそ野クル部へ』。

 野クル部ってなんだろう。