ヒダマルのアニメ日記。

アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りするアニメ感想ブログ。アニメ関連の雑記や分析なんかもチラホラ。毎日午後8時に更新予定です。

『ゆるキャン△』 第三話「ふじさんとまったりお鍋キャンプ」


 同級生にしてカレー麺の恩人・志摩リンのソロキャンプに乱入した各務原なでしこ。困惑しているリンをよそに、「餃子鍋」なるものを作り始めます。
 リンが「何か手伝おうか」と問うも、

なでしこ「大丈夫! 切ってぶち込んで煮るだけだもん!」

 確かに。

リン(すげー不安……)

 確かに。

 

 

 


 キャンプ場までは桜お姉ちゃんに車で送ってもらったなでしこちゃん、夜は車中泊だそうです。おお、ちゃんと計画的に物事を考える力もあるんですね。「後先」という言葉を辞書に加えたなでしこです。


 寒そうな彼女に、「張るカイロ」の提供を申し出るリン。鍋のお礼にと渡したのですが、

なでしこ「ありがと! でもこれは、あの時のお返しなんだ」
リン「あの時?」
なでしこ「カレー麺の!」

 情けは、人の為ならず。

 

 

 具材を切ってぶち込んだので、後はフタをして煮るだけです。

な「出来るまで鍋を覗いてはダメですよ……?」
(なでしこの恩返し……)

 

 カイロを張るときは、「首の付け根」「みぞおち」「肩甲骨の間」など、太い血管が通っている所に張って、上からマフラーやダウンなどを着込むと効果的です(大塚ボイス)

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〈公式サイトより引用〉Ⓒあfろ・芳文社/野外活動サークル

 

 大塚明夫さんのアドバイスにより、ぬくぬくななでしこ。

な「5分だけ横になっていい……?」
「やめた方が良いと思う」

 ヒダマルもそう思う。
 あなた、ぜったい寝る。

 

 

 


「酒の川本 身延店」にて。
 バイトの面接を受けるのは、野クル部員の大垣千明です。緊張気味でしたが、無事採用。
 もう一人の野クル部メンバー・犬山あおいと共に、キャンプ費を稼ぐ為のバイトを始めるみたいです。ちなみに、犬山さんのバイトは「川本」の横のスーパー。このスーパー、酒は売れるんだろうか……

 

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 〈公式サイトより引用〉Ⓒあfろ・芳文社/野外活動サークル

 

 


 キャンプ場では、なでしこ謹製・餃子鍋が完成しました。
 スープは真っ赤ですね。辛そう。

なでしこ「辛そうで辛くない、少し辛いお鍋だよー奥さん。おいしいよ~?」
リン(スーパーの実演販売か)

な「はいはい、たーんとおあがり」
(田舎のお婆ちゃんか)


 実食。
 うん、美味しいみたいです。

な「どうじゃ~? 身体の芯から温まるじゃろ~?」
(田舎のお婆ちゃん、気に入ったのか)


 冬空の下で食べるアウトドアめし。
 唐辛子がじんわり効いて、食べるほどに身体の芯からポカポカと、

 ポカポカと、

 ポカポカと、

 

「「暑いっ!」」

 

 脱ぎっ。
 もはやダウンも要りません。

 

 

 


 相変わらず美味そうに食うなでしこ。
 彼女の衒い無いふるまいに、どことなく罪悪感を感じるリンさんは、「あのさ」と口を開きます。

リン「この間は、ごめん……」
なでしこ「この間……? なんだっけ」

リ「サークル誘ってくれたのに、すごい嫌そうな顔したから」
な「ああ~……。私もなんだかテンション上がってて。無理に誘っちゃってごめんなさい」


 あの後、犬山あおいちゃんに言われたそうです。

な「リンちゃんはグループでわいわいキャンプするより、静かにキャンプする方が好きなんじゃないかって

リ「それはまぁ……、そうなんだけど……」

 言葉を濁すリン。
 分かります、彼女の考えていることが、感じていることが、ヒダマルには想像できます。


 一人が好き。
 でも、「みんな」が嫌いな訳じゃない。
 それでも、一度「みんな」を受け入れれば、「ひとり」では居られなくなるのではないか。「ひとりの時間」が、奪われるのではないか。
 そんな不安です。

 同時に。
 そんな「みんな」をまるごと拒絶できるほど、リンは強くない。「みんな」を傷つけるのも、怒りを買うのも、嫌なんです。


 そのため、

「じゃ、またやろうよ。まったりお鍋キャンプ! そんで、気が向いたら、みんなでキャンプしようよっ」

 なでしこの、押し付けでない好意の言葉は。
 リンにとって、ひとつの救いになったことでしょう。

 

 


 なでしこの功績により、餃子50個入りの鍋を平らげた2人。

 ラジオから流れる音楽(EDテーマ・「ふゆびより」)に耳を預け、夜の富士山を眺めます。

 富士山からの日の出を見るため、6時に起きる予定を立てるなでしこですが、リンは「やだ寝てる。起こすなよ」とつれない返事です。
 リンさん、それは「絶対押すなよ」的なヤツですか。

 

 

 

 


 翌日。

 お姉さんに起こされたなでしこですが、急な頼みにここまで付き合ってくれるって、すごく優しい人ですね。第一話のアレは虐待じゃなかったんですね。安心。

桜「コンビニで朝食買ってくるけど、何にするの?」
な「焼肉チャーハンとプリンと、から揚げとポテチとバウムクーヘンと、アイスと豚骨塩ラーメン……

 はらぺこあおむしかッ!!

 

 

 


 寝ぼけ眼でリンのテントへ。


 星の明かりが弱くなって。

 雄大な富士山の輪郭が、白く揺らめいて。

 世界が明るく変わる瞬間に立ち会います。


(まぶしい……)


 感想そんだけかいっ。

 

 


 当然の如くリンのテントに侵入し、二度寝を決め込むなでしこ。

リ「そろそろ起きなよ」
な「起きてるよ……、リンちゃん……」

 寝てるヤツはみんなそう言います。
 呑気な同級生で、元気でタレ目で、なんも考えてなさそうな寝顔の、一緒にキャンプめしを食べた女の子に向けて、

起きなよ。……なでしこ

 リンは、名前で呼びかけました。

 

 

 

 後日、学校、図書室にて。

 恵那と談笑するリンのスマホには。

 幸せそうな、なでしこの寝顔写真がありました。

 

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 〈公式サイトより引用〉Ⓒあfろ・芳文社/野外活動サークル

 

 

 

 


 なでしことリンの仲が、ちょっと縮まった第三話。

 ハイライトは、なでしこの一言です。

「じゃ、またやろうよ。まったりお鍋キャンプ! そんで、気が向いたら、みんなでキャンプしようよっ」

 気が向いたら、で良いんですよね。
 これほんと、ほんっとーに、その通りだと思います。
 ひとりが好きな奴はひとりが好きなんですから、「可哀そう!」とか、「和を乱すな!」とか、「みんなの方が楽しいじゃん!」とか、他の論理で侵略しないで欲しいのです。

 主人公・各務原なでしこ。
 後先は考えないけど、鈍感な訳じゃないのです。


 ヒダマルもバーナーとコッヘル買って、ベランダでやろうかな、アウトドアめし。でも寒いな。暖かくなってからでいいや(恵那さんと同じ思考回路)