ヒダマルのアニメ日記。

アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りするアニメ感想ブログ。アニメ関連の雑記や分析なんかもチラホラ。毎日午後8時に更新予定です。

『だがしかし2』 第二話「野球盤ガムとポンポン船と……」


 絶賛台風直撃中のシカダ駄菓子。
 ココノツとサヤ師が、ニュースを見ています。

 画面の中では、カッパとヘルメットを装備したアナウンサーのお兄さんが、わざわざ危険な海岸に赴いて風の様子を伝えていますが、「これ何の意味があるの? 危ないだけじゃん?」って思うのはヒダマルだけでしょうか。定点カメラで良くない?

 あと、鹿田家のテレビ古くないですか。まさかのブラウン管。チャンネルを「回す」ヤツ。平成元年生まれのヒダマルが、ひい爺ちゃんの家でギリギリ見たことあるヤツ。

 ともあれ、今日は外に出られそうもありません。

 

野球盤ガムとポンポン船と…


 サヤ師、店のカウンターに置いてある「あるもの」に目を留めます。正体は「野球盤ガム」

 玩具のように見えますが、スイッチを押すと野球盤のような仕掛けを通って丸いガムが出てくるという画期的なアイテムです。

ココノツ「ボタンを押せば反応するっていうシステムだけで、子どもは十分楽しめるっていうわけ

 更には、出てきたガムの色によって、お店で使える金券がもらえるのだとか。ついつい沢山スイッチを押しちゃう訳ですね。

ココノツ「もはやガムが食べたいかどうかは二の次でねッ!!」

 せこい。
 せこいぞココノツ。


 しかしまぁ、こういう形でお金の使い方を学べるのなら安いもんですよね。大人になってから大きな金額で失敗するよかマシですよ。
 いや、この経験をもとにギャンブルの快感に目覚めちゃう子とかもいるのかな……。ソシャゲとかの課金も似たような感覚だよな……

 

 


「うふ、うふふふふ…………」


 店内にこだまする、不気味な笑い声。
 サヤ師が振り返ると、我を忘れた目で野球盤ガムのスイッチを押し続けるヒロイン・枝垂ほたるさんの姿が……!

サヤ「何してるの、ほたるちゃん……」
ほたる「はっ? 私、今なにを……。はぁぁっ、ぜんぶハズレ……」


 きっちり80円を支払い、緑色のガムを片手に(8個。全部ハズレ)佇むほたるさん。
 よく見ると、彼女、びっしょびしょですね。この風雨の中を徒歩って来たんですね。色々と透けちゃってます。
 ココノツくん、タオルを取りにエスケープ。駄菓子のこと以外は平凡な男の子です。


サヤ「でも、どうしよっかなぁ……」
ほたる「何が?」
サヤ「この雨じゃ、帰るの大変だなーって」

ココノツ「サヤちゃん帰る気だったの?」

 えっ。

「泊りなよ。危ないんだから」

 なに平然とお誘いしてんのココノツくんっ!!
 あなた平凡じゃなかったの!?

 

 大胆発言に恥じらうサヤ師(ほたるさんは平然)でしたが、店の奥から藤原啓治ボイスな男性が出てきました。
 彼こそは、シカダ駄菓子の主にしてココノツの父・鹿田ヨウ。「外は危ない。皆、今日は泊まって行きなさい」と懐の深い発言です。
 そして、

「父さんは、」

 雨ガッパを翻し、

「これから、」

 大きな背中を息子に見せて、

 

「台風でワクワクするから、田んぼの様子見てくるねぇーーっ!?」

 

 駄目な大人の代表みたいな台詞と高笑いを残し、店を去って行きました。
 ……大人っていいね、自由で。

 

 

 

 どんどん強くなる雨と風。
 後から来る予定の友達、遠藤豆くんを心配するココノツです。豆と書いて「トウ」と読む、サヤちゃんの双子の兄なのです。ギザギザの歯とグラサンがトレードマーク。


 しかしてその豆くん、いつの間にか風呂を頂いちゃってました。サヤ師と同じ茶髪にタオルを乗せて、牛乳(瓶)飲んでくつろいでますよ。いつから居た。

豆「一人でお留守番とか、寂しいからなっ!!」

 とカッコつける(ついてない)豆ですが、その実、ココノツの家にお泊りする妹を応援しに来たのですよ。基本的に妹想いなお兄ちゃんです。

 

 そこへ、ほたるさんが衝撃の言葉をぶち込むのです。

ほ「それじゃサヤ師、私たちも行くわよ」
サ「え?」


「お風呂よ! 一緒に入りましょ?」


 ピシャアァアァァァァァッ!!
(稲妻が走った音。主に男性陣。)

 

 

 

「さぁサヤ師っ! 遊びましょうっ!?」

 浴室にて、一糸まとわぬ姿で仁王立つほたるさん。もちろん、肝心なトコは湯気で見えない安心設計です。


 そして。

止めるなココノツ……!

 叩きつけるような雨と、切り裂くような風の中、格闘する2人の男がいました。

豆「俺はどうしても、行かなきゃいけないんだ……っ!
コ「ダメだって! 覗きなんて前科持ちになるよ!

 風呂場の窓へ向かおうとする豆を、必死に引き止めるココノツ。

「お前は見たくないのかよ……ッ!? ほたるさんのパイオ

 

「見たいよッ!!」


 雨の中。
 風の中で。
 向かい合う、男が2人。

 男には、友情よりも大事なものが、時にはあるのです。

コ「だからこそ……、こんな法の下で裁かれるような形でなく……! もっと正しいタイミングで凝視したい……!!

 それは、プライド。
 それぞれの、男の誇り。

豆「お前……。へっ、そうか……」
コ「分かってくれたんだね、豆くん……!」

 

豆「それはそれとしてっ、一応覗いておこうぜっ!」
コ「軽いよっ!」


 不純な男どもは、サヤちゃんによって撃退されましたとさ。

 それはそれでご褒美だったり……!!

 

 

 

 そんなことより。

ほたる「お風呂で遊ぶといったらコレよ、コレ

 ほたるさんが取り出したのは、一艘の船。手のひらサイズで黄色い玩具です。水に浮かびます。
 これぞ、「ポンポン船」


 ストローで水を入れて、ローソクに火をつけて、船の中にセットします。すると、ローソクの火で水が沸騰し、蒸気エネルギーで船が動くという仕組みです。

 単純な仕組みの中に光る、科学の浪漫。

 ポンポン船を熱く語るほたるさんを見ながら、不思議な魅力を感じてしまうサヤ師なのでした。

 

 

 

 珍客が多く、なんだか疲れ気味なココノツ。
 浴室に残されたポンポン船を手に取り、幼い時分を思い出します。

 と。


 ストローがあるじゃーありませんか……ッ!?


 この玩具、おそらくほたるさんが遊んだのでしょう。サヤちゃんに、遊び方を教えたのでしょう。
 ということは、ほたるさんが、このストローに……!

 このストローを……ッ!!

 

「ココノツくん?」


 うおぅッ!?


ほ「遊んでいいからね……?」
コ「ほたるさん! 覗かないで下さいよっ!!」

 

 

 

『だがしかし2』、相変わらずなちょいエロですね。中学生に丁度良い感じ? 不自然な光で隠すよりは、不自然な湯気で隠す方が自然ですよね。あれ、何言ってるんだヒダマルは。

 あと、ヒダマルは野球盤ガムもポンポン船も知りませんでした。
 そもそも「野球盤」を見たことありませんからね。