ヒダマルのアニメ日記。

アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りするアニメ感想ブログ。アニメ関連の雑記や分析なんかもチラホラ。毎日午後8時に更新予定です。

『ラーメン大好き小泉さん』 第四話「ようしょくてん」「赤or白」「コンビニ」


 男子生徒に言い寄られる小泉さん。
 教室という同じ時空の中で4人の男にアプローチを受けていますが、こんなスポーツマンシップ溢れる恋愛模様ってあるのかな。

 

「哀れな男子共よ……」

 鉄板で塩対応を受けるであろうモブ達へ、憐みの視線を向ける女子生徒がいます。はい、大澤悠さんです。なんか上から目線ですね。

 

「いくら誘っても無駄無駄。小泉さんの恋人はラーメンだからねっ。私は分かっているよ~……」

 むしろディオから目線ですね。小泉さんの理解者ぶってますねー。


 しかし、一緒に下校するのは「結構です。用事があるので」とキッパリ断られました。モブ男子と同じ扱いだとっ。
 ううむ、前回で小泉さんの胃袋をつかんだと思われた悠ですが、やっぱり顧みられません。歯牙にもかけないとはこのことです。折れたシャーペンの芯でももうちょっと気にかけますよね。

 

「小泉さんって、彼氏でもいるのかなー」
「だよなー。あんなに可愛くて、男がいないはずがない……」

 教室のモブ達が噂しています。
 まぁ、彼らと比べれば、悠の方が小泉さんを理解していると言えるでしょう。小泉さんの用事と言えば、ラーメン関係に決まっているじゃないですか。
 ぜったい。
 ラーメンに……
 決まって、る…………


悠「ごめんっ! 私先に帰るねーっ!!」


 あ、心配になった。

 

 

 

「ようしょくてん」

(ラーメンに決まってる。ラーメンに……)
(小泉さんに男なんて絶対にありえない……)

 危ない感じの自己暗示をかけつつ、半ば無意識のうちに小泉さんの後を尾行する悠さん。こんなビジネス街でも、小泉さんの目的地はラーメン屋しかないと言い聞かせてます。
 ラーメン大好き小泉さん大好き大澤さんも、ここまでくるとストーカーです。

 

 しかして。

(ラーメン屋さんじゃなかったーーーーッ!?)

 小泉さんが立ち止まったのは、お洒落レトロな洋食レストランの前。違和感バリバリです。や、絵にはなってるんですが、彼女の本性を知っている者からすると意外ですよっ。


 しかも、なんか「恋する乙女な表情」「時間を気にしながら」「周囲をきょろきょろ」しています。かわいいです。
 これはまさかっ……?
 こんなお洒落セレブな場所で待ち合わせということは……?

 

 

(年上の男…………ッ!?)

 

 

 

 

 

 

 

 

(……え、許さんよ?)

 

 

 

 

 

(許さんぞッ!!) 

 

「そんなことはぜったいにぜったいにぜったいにぜったいに――――」

 

 待て待て。
 ちょっと落ち着いて、悠。はい吸ってー。吐いてー。

 確かに、小泉さんは美人ですが。彼氏を持つなら年上が似合いそうですが。もっとメタ的視点から物を見るのです。
 このアニメにおいて、小泉さんに彼氏持ち設定を与えるメリットがどこにありますか?


 小泉さんのキャラを貫くためには、彼氏も巻き込む形でラーメン屋に赴かせなければなりません。彼氏も小泉さんレベルのラーメン通では、主人公の存在感が薄れますからね。
 しかし、現実にその立ち位置を獲得しているのは誰でしょう?

 

 そう、あなたですよ大澤悠さん。

 

 作者さんも、編集さんも、創作のプロなのですよ? 既に存在している役柄に落ち着かざる負えない新キャラを出すなど愚の骨頂っ!
 目を開くのです!
 あなたの立場は誰にも奪われません!!

 以上の論拠からっ。
 ヒダマルは、小泉さんに彼氏が出来ることは金輪際ないとここに断言し

 


「遅くなってごめんねー」
「いえ」

 


(ホントに男来たーーーーッ!?)


 ヒダマルの立つ瀬が消えたーーーーッ!?

 

 


 街路樹の陰に隠れつつ、現実を受け入れられない悠。さらに、後からもう3人の男が合流しました。「待たせちゃったねー」「ごめんごめん」とか言いつつ。
 まさか?
 複数の人たちと?


「小泉さんっ! そんなのダメーーーーッ!!」


 満を持して、彼女の前に姿を現す悠。
 しかし、彼女を取り巻く男性たちは「じゃあそろそろ」「ほんと、すみませんでした」「さぁ、仕事仕事」と言い残し、すぐに立ち去って行きました。
 あれ?

悠「今の人たちと待ち合わせしてたんじゃないのっ!?」
小泉さん「何言ってるんですか。私は、そこのスペースが空くのを待っていただけです」
悠「スペース……?」

 言いながら、歩き出す小泉さん。
 導かれ、洋食店の角を曲がると。
 ありました、「麺」の一文字。

 

 

 洋食レストランの裏口が、ラーメンの立ち食いカウンターになっているのです。さっきの団体客と鉢合わせてしまい、4人が限界のスペースなので、先に彼らに譲って待っていたんだとか。

 ほらっ、ヒダマルゆったじゃん。
 なんか事情があるんだと最初から見抜いてましたとも。絶叫なんかしてませんとも。

 

 

 

 ともあれ、一緒にラーメンを食べる流れです。
 カウンターからは、洋食店の厨房が丸見えですね。コックさん姿の方々が、忙しそうにしています。これ、料理修行中の方なんかは導線とかテクニックとか盗み放題なのでは?


 頼んだのは、小泉さんがチャーシューメン、大澤さんはバターラーメン。加えて、それぞれボルシチとコールスローも。ボルシチとコールスロー、驚きの50円ですよ。破格ってますよ。
 リンちゃんのは1300円もしたのに……(詳しくは、『ゆるキャン△』第四話「野クルとソロキャンガール」を読もう!)。宣伝っ!

hidamariranobe.hatenablog.com

 

 

 2人で並んで、ラーメンを啜りながら。小泉さんの至福に満ちた表情を眺めながら。悠は、独り言ちるのです。
 やっぱり、小泉さんの恋人はラーメンなのだと。

 

 

 

 

「赤or白」

「こんな感じどう?」
「ああーにあうねー」
「白系はちょっと美沙に似合いすぎて、普通じゃない?」
「そんなことないよーばっちりじゃーん」

「こっちはこっちは?」
「ああーそっちもにあうねー」
「赤系もイケるよねーっ。でもちょっと、攻めすぎ感アリアリ?」
「ああーかわいいかわいいー」

  

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〈公式サイトより引用〉Ⓒ鳴見なる・竹書房/「ラーメン大好き小泉さん」製作委員会

 

 服を試着する美沙と、魂の抜けた応対をする悠。いい加減に怒られますが、悠は今忙しいのです。

「このマネキン、小泉さんに似てる……」

 重症だな……
 みなさん、目の前の友達を大事にしましょうね。人が隣にいてくれるのって、当たり前じゃないのです。

 

 


 悠さん、途中までは小泉さんと一緒に下校していたのですが、別れた後に美沙と合流したみたいです。

 ……強烈な違和感を覚えますよね。
 本当は、下校中の小泉さんをストーキングしていたら、目を離したすきに巻かれたです。真実はいつもひとつ。
 ……でも、現実は人の数だけあるんですよねー。

 

 

 美沙を誘って、「一風堂」に入った悠。
「美味しそうな豚骨ラーメンの看板が見えたからさー」って、悠さん、小泉さんの影響を受けてます。「好きなアイドルの好きなものは好きになる」という現象でしょうか。

 お洒落な店で軽いものが食べたかったとぶうたれる美沙に、一風堂のお洒落感を強調する悠。確かに、ラーメン屋にしてはちょっと洒落た雰囲気ですね。お茶もルイボスティーみたいです。ルイボスティーってなんでしょう。

 

 


白:原点の一杯
赤:革新の一杯


 メニューと睨めっこな悠。悩みますね。
 小泉さんは、前に「初めての店では、まず基本メニューから」と言っていたので、まずは原点の「白」を味わっておくべきでしょうか。
 しかし、「敢えて初回から気になるメニューを攻めるのもアリ」とも言っていましたっけ。となると、革新の「赤」という手もありますね。

 原点か、
 確信か。

悠「小泉さんならどちらを選ぶか……」
美沙「美沙の服でもそれくらい悩みなさいよ」

 まったくだ。
 あ、美沙は当然「辛い奴」です。一片の迷いもありませんでした。

 

 

 

 迷った結果、「赤」を選んだ悠。
 食べ放題のピリ辛もやしに痛く感動しているうちに、ラーメンが届きました。

 ラーメンを嗜む悠と美沙。
 替え玉を頼んで分けたりしちゃって、やっぱり仲良いんですよこの2人って。

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 〈公式サイトより引用〉Ⓒ鳴見なる・竹書房/「ラーメン大好き小泉さん」製作委員会

 

 満足して店を去る女子高生の背後から、同じ制服を着た金髪美少女が歩いてきました。一風堂へ、入店しました。
 悠さん、小泉さんとニアミス。

 

 

 

「コンビニ」

 模試の緊張の為、朝から何も口にしていない潤さん。手ごたえもイマイチで、ちょっとアンニュイモードです。まぁとりあえず、コンビニへ。

(飲み物だけ買って帰ろ……)

 受験とか、進路とか。
 そんな言葉を考えると、憂鬱になるのです。

(私って、神経質すぎるのかな……)

 と。
 コンビニには、カップ麺の空容器を3つほど抱えた小泉さんが。

じ「日曜日にこんな所で何してんのっ」
こ「ここのイートインコーナーが気に入っているので」
じ「いや、答えになってないし……」
こ「今日はちょっと趣向を変えて、コンビニラーメンを堪能中です」

 小泉さん、好きな場所がいっぱいあるんですね。羨ましい。

 

 新たなカップ麺にお湯を注ぎ、「では失礼します」と去って行く小泉さん。相変わらずクールです。

潤「それにしてもコンビニって、言うほどラーメンの種類ってあったっけ……


小泉さん「ええ」

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〈公式サイトより引用〉Ⓒ鳴見なる・竹書房/「ラーメン大好き小泉さん」製作委員会


 ぐるんと振り向いて。

「コンビニラーメンは、大きく分けて3種類。まずは、

 スイッチ、入っちゃいました。

 

 

 コンビニラーメンは、大きく分けて3種類。冷蔵タイプ冷凍タイプカップタイプがあるそうです。特にカップ麺は、「店内で手に入る限られた食材でのカスタマイズ」が醍醐味なのだとか。
 それぞれの特色と魅力を熱く語られた潤さんですが、独り言に返事が帰って来た時って、なんかどぎまぎしますよね。


 ところで、彼女のラーメン講座を聞かされているうちに、いつの間にかラーメンを買ってますよ潤さん。おかしい、食欲なかったはずなのに。

 小泉さんと並んで、イートインコーナーに座ります。

 

 


 真剣な顔でラーメンを啜る小泉さんに、「小泉さんって、進路の悩みとか……」と声をかける潤。

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〈公式サイトより引用〉Ⓒ鳴見なる・竹書房/「ラーメン大好き小泉さん」製作委員会

 

 しかして、彼女の答えは。

「…………ん?(天かす)」

 天かすのおすそ分けでした。

 

 

 悩みとか忘れて、今、目の前にある一杯のラーメンに気持ちを向ける潤。女子高生2人組による、やたら美味しそうなラーメン音に感化された店内は、カップ麺を求めるお客様でいっぱいになりましたとさ。

 

 

 

 

 メインの4人娘がみんな出てきた回でしたね。しかし、まだ全員集合での絡みはありません。この4人で、ラーメンを啜る日が来るのが待ち遠しい……。

 次回、「トマトラーメン」「ミドリムシ」「行列」。
 ミドリムシ……? あの、植物と動物両方の特徴を持つ微生物……? ラーメンとの接点が見えませんね。

 次回も観るぜ、ラーメン(塩)食べながら。