ヒダマルのアニメ日記。

アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りするアニメ感想ブログ。アニメ関連の雑記や分析なんかもチラホラ。毎日午後8時に更新予定です。

『スロウスタート』 第九話「ごりらのみずぎ」


 先日のエントリー「グーグルアドセンスに門前払いを受けて、かなりショックだった話。」のラストにて、ヒダマルは宣言しました。

「次回の『スロウスタート』では、開き直って思う存分はっちゃけてやる予定」であると。そのため、「野郎共はどうぞご期待ください」と。 

 

www.hidamaruanime.com

 

 

 しかしまぁ、ヒダマルもあれから頭を冷やしまして……


 親切にも、コメント&ブックマークで色々な方から貴重な助言を頂けましたし(本当にありがとうございました。救われました)、

 そこで少々思う所もあってですね、


 つまり結論から言うとですね、

 

 


ちょっとはっちゃけすぎちゃいました。

てへっ☆

 

 

 

 

 

 試しの門。

 初めに言い訳しますと、ここまでやるつもりじゃなかったんです。

 だって、ゆっても「きららアニメ」ですからね。
『新妹魔王』みたいな直接的な展開はゼロなので、どこまで行こうとせいぜい12禁くらいが関の山。ヒダマルがいくらそっち方面の追求をしようとも、そんなに大変なことにはならないと高をくくっていたのです。


 でも、大会さんが、あんなことするから……


 冠ちゃんが、ライチとか言うから……


 志温さんが、マッサージとか行くから……

 

 

 

 ……と、いうことで。

 下ネタが苦手な方や、ゲスいのが嫌いだという方がおりましたら、この場で速やかに退避することをお勧めいたします。逃げて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……逃げました?

 いま、画面の向こうにいるのは、下ネタ耐性がある方ばかりですね? アニメのサービス回にご理解のある、水着が大好きな方々しかおりませんね?

 

 

 わかりました。

 ヒダマルも、九州男児のはしくれです。こうなれば全霊を以て、みなさまのご期待に応えましょう。

 

 では、確認が出来たところで。

 


 準備はいいか、野郎共(最遊記)。

 

 

 

 

 

 

 

ごりらのみずぎ

「う・み~~っ!!」


 やってきました、水着回。

「――の、前夜でぇっす!!」

 第八話で買った水着をひっさげて、明日は海で遊ぶのですよ。サービス回ですよ。
 たまちゃんも、いつもより二割増しではしゃいでいます。パジャマ(和装)でお布団にダイブ。

 ちなみに、約束通り花名ちゃんの家にみんなでお泊りしてます。

 

 

冠「花名、だいじょうぶ?」
栄依子「なんか、思いつめた顔してるけど……」

 パジャマなので冠羽のない冠ちゃんが、家主の様子を気遣います。
 花名ちゃんは泳げないので、やっぱり不安なのかと心配したのです。ええ子や。


たまて「大丈夫ですよ花名ちゃんっ。波打ち際で追いかけっこしたり、砂にLOVEって書いたら波に消されたりしましょー!!」

 たまちゃんの海の嗜み方は、なんか南の星々な雰囲気を醸してますね。TUNAMI的なね。

 

 

 しかし、彼女の憂う理由はそこではないのです。

花名「そうじゃなくて……。明日はビキニを着るんだ、おへそを出すんだ、と思うと緊張しちゃって……」

 なるほど、海以前の問題とな。
 でも、今時プリキュアだって夏には水着になるんですし。大丈夫大丈夫。まぁ、彼女たちの水着は水着に見えませんが。

 

栄「大丈夫よ。思い切って出しちゃった方が、かえってスタイル良く見えたりするものだし」

 フォローする栄依子に、

た「その理屈だと、全裸最強になりませんかー?」

 揚げ足を取るたまちゃん。
 かむちゃんは「おへそ、出してこっ」と花名を元気づけました。ええ子や。

 

 


 さて、そろそろ消灯。
 栄依子が電気を消そうとすると、たまちゃんがおずおずと声をかけて、

 

「海に行ったら、栄依子ちゃんの全身に、白いぬるぬるした液体をまんべんなくたっぷりと、塗りたくってもいいですか……?」

 

「ねなさい」

「「「は~い」」」


 明日が、楽しみです。

 

 

 

 

 

 


 大雨。


 見紛うことなき大雨。

「う~ん、今日、傘持って行こうかな?」とか一寸も迷わないタイプの大雨。


 朝の窓辺に並んで、死んだ魚の目に映ったビー玉みたいに生気のない瞳で外を見やる花名とたまちゃんです。

 

栄「あら~……。天気予報じゃ晴れだったのに……」
冠「うみ、どうする?」
栄「これじゃぁ、ちょっと無理よねぇ……」

 そうですね……。
 残念ですが、海に行く天気ではありません。砂にLOVEって書いても、雨で消されちゃいそうです。


 その時、花名ちゃんの瞳から、涙がぽろり……

た「花名ちゃんっ」
花「た、楽しみにしてたのに……。泳ぐの、練習、頑張ったのに……」
た「花名ちゃん……!」

 たまちゃん、もらい泣き。
 もらい泣きの、大泣き。おいおい涙を流しながら、二人で抱き合ってます。こっちも大雨です。

 そんな親友を見かねて、冠ちゃんが何事か思いつきました。

 

 


花「ほ、ほんとは水着も楽しみにしてたのに~……!」
た「水着ギャル~! イベントスチルぅ~!」

 悲しみに暮れる花名とたまちゃんに、冠ちゃんが呼びかけます。

冠「花名。たま」

 二人が、目を向けると。
 そこには。


栄「じゃ~ん(ぽよん)」


 水着を着た、栄依子と冠ちゃんが立っていました。
 あ、(ぽよん)は栄依子さんが冠ちゃんの頬に押し付けた音です。また彼女のほっぺたに乳首の跡が残るかもしれません(冤罪)。

 

 


 一瞬にして星の煌きを宿す、たまちゃんの双眸。

「海がなくても水着を着ればいいじゃない」という理屈ですね。
 ということでっ、

た「いやぁ~、まさかの室内水着ルートとは驚きましたっ!」

 花名&たまての水着もお披露目ですっ。

 

 

 栄依子さんのは、白くて王道な感じのビキニ。
 上下でアシンメトリーなフリルが優雅です。

 冠ちゃんのは、紺のセーラー服を水着に改造した感じ。
 胸元のリボンがおへその辺りまで下がっています。

 花名ちゃんのは、水色のビキニ。
 下のフリフリが可愛いです。腰に着いたリボンがワンポイント。

 たまちゃんのは、赤を基調とした元気な印象。
 胸の大きなリボンが目立ってます。
 というか、あの星条旗をくり抜いたみたいな狂った水着は買わなかったんですね。意外と賢明ですね。

 

 


 みんなが水着姿になり、防御力が弱まった所で、ゲーマーの瞳が怪しく輝きました。

た「そしてさらに。紐ビキニでハラリイベントの回収~、もっ!!」

 ああっ、たまちゃんがっ。


 栄依子のビキニの紐(下)に手をかけましたッ!!


 そしてっ、

「そぉ~れっ!!」

 


 引っ張ったぁぁ――ッ!?

 


 さすがたまちゃん!
 おれたちにできない事を平然とやってのける!
 そこにシビれる! 憧れるゥ!

 

 しかしこれはどうなのかッ、文字に起こしちゃって良いのかッ!?

 アドセンス云々は抜きにしても流石に問題あるかもだけどこれも天がヒダマルに

与えたもうた試練かッ!? これから起こることをヒダマルの文章力を尽くして言葉にするしかないのであろうかうん決めた書こうッ!!

 


 さぁ来いッ!!

 

 

 

 


 しかし、栄依子の反応は、

た「……?」
栄「はい。返してー」

 あ、あれ?
 脱げてない?
 紐を受け取った栄依子さん、腰に結びなおして一件落着。紐は飾りだったみたいです。

た「こんなの、差分でも許されませんよー!」

 犯人はプンスカしてますが、流石に下がポロリはないでしょうよ。ヒダマルだってそこは承知してんよ。

 はっちゃけるとは言ったけど、そこまで如実に文章化するのは躊躇っちゃうよ。

 

 

 

 


 さて、水着になったはいいものの、これから何しましょうか。
 せっかく水着になったのですから、

栄「あ、宿題のプリントで分かんないトコがあったのよー。花名、教えて?」
花「え、どこ?」

た「ぇにゃああぁぁーーーー!!」

 どうしたたまちゃん。
 勉強好きな二人にお怒りみたいですが、ちょっと立ち止まって考えてみませんか。勉強ですよ? 水着でお勉強ですよ?

 そんな素敵な非日常、楽しまなくてどうしますかッ!?

 

 

た「水着ギャルの学習姿……。悪くない、悪くないですぞぉ~……!!

 うん、君とは分かり合えると思ったよ。

 

 

 


 冠ちゃんが持ち込んでいたアップルパイを温めるため、彼女とキッチンへ向かった花名ちゃん。
 その隙を見計らっていたが如く、

「栄依子ちゃんっ」

 珍しく小声で、栄依子に近寄るたまちゃん(四つん這い。素敵なアングル)。

た「花名ちゃんのぉ~、そのぉ~、お胸がですねっ。ちょっと、おっきくなってないですか……?
栄「まぁ成長期だしね~」

 都市伝説だと自己暗示していた不都合な真実を目の当たりにして、衝撃を受けるたまちゃんでした。

 

 ちなみにですが、たまちゃんのお胸はというと、真っ平です。
 胸が小さい女性を指して「まな板」なんて言いますが、たまちゃんのはそれ以上です。現代科学の粋を結集して作った板金みたいに真っ平です。
 正直、胸元のでかいリボンが、「盛ってる感」をびしびし伝えてきます。

 

た「というか、かむちゃんにしても結構ありますよねぇ?」

 そう、冠ちゃんにすらちょっと谷間あるのに。

 


 そんな彼女に、栄依子さんから素敵なアドバイス。

栄「こう、さわってみて痛みがあるなら、成長途中って言うわよねぇ」

 むにゅむにゅ。
(自らの胸をむにゅむにゅする栄依子さん)


(自らの胸をむにゅむにゅする栄依子さん)


(自らの胸をむにゅむにゅする栄依子さん)

 

 

 

 たまちゃんも、自分の胸を触って確かめてみます。

 むにゅむにゅ。
(自らの胸をむにゅむにゅするたまちゃん)

 

 へもへも。
(自らの胸をへもへもするたまちゃん)

 

 ドスドス。
(自らの胸をドスドスするたまちゃん)

 

 ドムドム。
(自らの胸をドムドムするたまちゃん)

 

 

栄「いや、ちょっと。ゴリラのドラミングじゃないんだから……」
た「失礼なっ。ゴリラのドラミングはグーじゃなくてパーですぅっ!!」

 これ、ほんとです。

た「謝ってください、ゴリラに謝ってくださいぃ!!」
栄「ご、ゴリラさん、ごめんなさい……」
た「許さへんでー?(にっこり)」

 なんだこの茶番。
 よくもまぁむにゅむにゅからゴリラに着地しましたね。

 

栄「それで、胸は痛んだの?」
た「心は痛んだ気がしますけど……? あっ、分かったぁー! 筋肉痛みたいに数日後に痛くなるヤツですよぉ、これー!

 たまちゃん、こっちの心まで痛くなっちゃうから、そろそろ現実を見て……ッ!

 

 

 


 同じころ、2階のプレミア大会さんは。

 お母さまからの仕送り、「おいしいライチ」を手に入れていました。段ボールに一箱。多すぎますね。

 あ、しつこく解説しておくと、彼女の名前は「万年大会」と書いて「はんねん・ひろえ」と読みます。
 習字の練習用にあらゆる技術的要素を詰め込んだ結果生まれた理想の四文字ではありませんので、お間違いなく。


大会「日頃お世話になっていることだし。花名ちゃんにおすそ分けしようっ」

 ライチを持参して、一ノ瀬ルームのチャイムを鳴らす大会さん。ちなみに、今日はスウェット姿です。ちょっと外に出るだけだし。誰も見てないし。いいよね。


 と、顔を出したのは花名の友人・栄依子さん(水着)
 奥には、仲良しメンバーが何やら遊んでいます(水着)
 何故か、一人は水着の上からエプロンです(新しいジャンル)

 この状況に対応するソーシャルスキルを、彼女は持っていません。持ってる人がいたら教えてください。

 

 

大会「なるほど……。それで水着を……」

 説明を受けて、とりあえず状況は飲み込めた大会さん。
 この秘密を知ったからには、彼女にも水着お姉さまになってもらう所存のたまちゃんです。
 のけぞる大会さんですが、栄依子に腕を取られ、にっこり笑顔に成す術もなく、


 栄依子さんの予備を着せられちゃった大会さん。栄依子と同じく紐付き黒ビキニで、大会さんの髪の色と同じですがそんなこたぁどうでも良くって、

 来た。記録更新来ました。何がとは言いません。各自の想像力で補ってください。

 

た「へっへっへ~、恥ずかしがっても身体は水着じゃないですかぁ……」
栄「そりゃそうでしょ……」
花「胸、おっきい……」

大「お恥ずかしい……。ビキニなんて着たのは、生まれてこの方初めてで……」
栄「ええ、勿体ないっ。スタイル良いんですから、どんどん着ましょうよ~」

 そうだそうだ。


大「いやーしかし、このビキニというのはものすごく不安になる作りというか……」
た「それが、けっこう安心みたいですよ? ほらーっ!

 するり。
 栄依子の紐を引き抜いてみせるたまちゃんです。所詮は飾りですからね。人の夢と書いて儚いと読みますからね。


大「なるほど。ただの飾りなのか」

 するり。
 言いながら、自分のビキニの紐を引っ張る万年大会さんですが、

 

 

 ホントにするり。

 

 

大「どぅええええぇぇぇぇぇぇぇぇーーーー!?」

 

 こっちは、普通に紐で結んであったみたいです。
 栄依子の紐がフラグだったとは……ッ!!

 

 

 


 水着姿でライチを頂く面々。

栄「ライチの皮って、ピンク色のもあるのね~」
花「あ、私も、茶色いのしか知らなかった」
大「ああ、それはどちらも同じもので。新鮮なうちはピンクなのだが、鮮度が落ちると茶色になって行くのだ
冠「新鮮なライチ。おいしい」

 明日使えるライ知識が増えたところで、


た「なんだかそれって乳首みたいですねー」


 強めなネタを放り込むたまちゃんです。
 花名ちゃんと大会さんは動揺、栄依子は笑いを堪えていると、冠ちゃんがライチをつまんで、


冠「新鮮な乳首。おいしい」


 あ、栄依子が決壊した。

 

 

 

 更に、同じころ。

 隣の部屋から電話をかけていた、花名のたわわな従姉妹にしてアパートの管理人・京塚志温さんは。

 電話に出ないことを訝しんでいると、壁の向こうからなにやら騒がしい声が聞こえてきました。どったんばったん大騒ぎしてます。

 

志温「なんだか凄い声が聞こえたけどー……。大丈夫かしら」

 一ノ瀬ルームのチャイムを鳴らす志温さん。
 ジャパリパークみたいな賑やかさと共に出てきたのは、たまちゃんを筆頭とした、水着姿の五人組でした。

 

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〈公式サイトより引用〉Ⓒ篤見惟唯子・芳文社/スロウスタート製作委員会

 

 ちょっと固まる志温さん。


花「し、志温ちゃん、これはその……」
志「うん。大丈夫よ。分かったから」

 ばたん。
 一体何がどう大丈夫だと判断したのか、志温さんは笑顔で去って行きました。

 

 

大「こんなあられもない姿を見られてしまって……。今後どうやってご近所付き合いしていけば……」

 花名ちゃんと並んで青くなってる大会さんでしたが、たまちゃん曰く「大丈夫ですよっ、万年お姉さんっ」とのこと。


た「あられもなさで言えば、栄依子ちゃんの方が遥かに上ですからぁっ!」

 栄依子があられもないってどういう

 

 


 栄依子さんッ!?

 


 胸がはだけてるッ!!??

 


 よし来たぁ巻き戻しだッ!!!!

 

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 〈公式サイトより引用〉Ⓒ篤見惟唯子・芳文社/スロウスタート製作委員会


 たまちゃんセーーーーブッ!!

 

 

 

 

 すぐに冠ちゃんに結びなおしてもらって、一安心。

 そういえば、栄依子と冠は志温さんとは初対面です。出禁になったらどうしようと話す花名ちゃんたちでしたが、

 ガチャリ。


志「改めまして、こんにちはー」


 志温さん、水着に着替えて再登場。

 ちょっと外に出るだけだし。誰も見てないし。いいよね。いやよくない。


花「志温ちゃんっ!? その格好で出てきたの……?」
志「ふふ。3秒ルールよ、花名ちゃん
花「えぇ~……」

 

 


 水着同士の初顔合わせで、志温さんにご挨拶する栄依子と冠ちゃん。
 冠ちゃんに「まぁ、かわいいっ」と言いつつ屈んだ志温お姉さまの大渓谷を目の前にして、

冠「……ライチ。新鮮?」

 なんてこと聞くんだ冠ちゃん。

 

 ところで、志温さんは温水プールへのお誘いにやってきたのです。
 みんなが今日を楽しみにしていたことは知ってるでしょうから、退屈してるだろうと気を利かせたのですね。流石は年長さんです。

 たまちゃんを初めとして、盛り上がる面々。

大会「じゃあ、私はお暇……」
志温「じゃあ、私は万年さんと参戦しようかしら」
大会「私の意志はっ!?」

 

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 〈公式サイトより引用〉Ⓒ篤見惟唯子・芳文社/スロウスタート製作委員会

 

 海には行けなかったけど。

 これからみんなで、プールです。

 

 

 

 

ぶくぶくのプール

 雨に佇むリゾートホテルにて。

 貸し切り状態の温水プールにはしゃぐ四人です。主にたまちゃんです。ひゃっはー×3言ってドボンしてます。
 温水だから極楽ですね。

 

 さぁ、花名ちゃんの泳ぎの練習、その成果を披露する時がやってきました。
 友人が見守る中で、


 ぶくぶく……


 ざぱ。


花「じゅ、十秒は潜れるようになったんだよっ!?」
た「それはー、すごい進歩なんでしょうなぁ。たぶん……」
冠「泳いでない」

 スロウスタートな花名ちゃんです。

 

 


大「え、エステ……? ですか?」
志「以前、お寿司をご馳走になりましたからー。そのお礼にっ」

 大人は大人で、楽しむご様子。
 そして、更なるサービスの、予感。

 

 

 

 

 ざばざば。

 栄依子さんの指導のもと、バタ足の練習をする花名。


 一方、たまちゃんとかむちゃんは、すいすい泳いでます。平泳ぎ&背泳ぎです。

た「かむちゃん泳ぐの上手ですねー」
冠「うん。水に浮くのは好き」
た「気持ちいですよねぇ~。私は水の中から水面を見るのも好きですぅ」
冠「わかる」

 水泳トークの最中、ちょっとにやけるたまてさん。


た「いやぁ。栄依子ちゃんが近くにいなくても、ほんとに普通に喋ってくれるようになったなぁと」
冠「む」

 ぶくぶく。

た「ああっ、かむちゃんカムバーック! かむだけにー!」

 

 

 


大「いいのだろうか……。私のような者が、こんな王様みたいな目に遭っていいのだろうか……」

 仰向けでマッサージを受ける大会さん。
 カーテン越しのお隣では、志温さんもマッサージ中です。

 胸筋の辺りを念入りにほぐされてますね。
 胸には茶色い布がかかってますね。水着の上は脱いでますねこれは。


 なんでしょうね、この秘密の花園は……

 

 

 


 花名が栄依子ちゃんと水泳練習をしていると、たまちゃんが犬かきで泳いできました。得意なんだそうな。

た「どうですかっ? 犬と見紛うような安定感でしょうっ」
栄「ゴリラだったり犬だったり、忙しいわねぇ」
た「女豹のときも、ありますよぉ~?」

 女豹のポーズを決めるたまちゃん。
 何も言えない友人×2。

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  〈公式サイトより引用〉Ⓒ篤見惟唯子・芳文社/スロウスタート製作委員会

 

 

 


 秘密の花園にて、マッサージ中のお姉さま方。
 今度はうつぶせ、背中にオイルを塗り込まれてます。

 うつぶせですから、そしてこのお二方ですから、そりゃあもう潰れちゃってます。何がとは言いません。各自の想像力で補ってください。


大「花名ちゃんたちが仲良くしているのを見ると……。眩しいような、いささか切ないような気持になります」
志「ああ、分かります……。自分にもあんな頃があったなぁって」
大「花名ちゃんは素晴らしい友人に恵まれましたなぁ……」

 ヒダマルの邪念が入り込む余地のない、爽やかな会話をする大人な二人。
 でもねー、大会さん。

志「その中には、万年さんも入ってますよ」

 そうそう。
 自分を抜きにして、世の中なんて語れませんからね。


大「わ、私もですかっ? それは、光栄ですが……」

 とろり。

大会「おおぉうっ?」
志温「あっ」

 ぬるぬる。

志「まぁ。大人には、大人の楽しみがありますから……」
大「はううっ……。そっ、そうですね……。はぉほっ」

 

 ありがとう。

 秘密の花園、ありがとう…………

 

 

 

 

 

 練習で疲れた花名ちゃんのために、売店で甘いジュースを買い求める栄依子、冠、たまての三人。

栄「ね。今朝のこと憶えてる? 私ね、花名が泣いてるの見て……、なんか嬉しくなっちゃって……」

 ジュースの完成を待っている間、栄依子が口を開きました。


栄「花名って、私たちと遊ぶこと……、ほんとに楽しみにしてくれてるなぁって」
た「あぁ、そうですよねー。お泊りとかも、すっごいウェルカム! してくれますし」
冠「置き菓子もウェルカム」

 人は言います。
 本人がいない場所での称賛は、最も素敵な誉め言葉であると。

 

 

 

 


 更衣室にて、身体をふきふき。

 今日はプールを楽しみましたが、今度は海にリベンジしたいところです。大会さんと志温さんも誘いましょうそうしましょう。


「あれ?」
「おや?」
「あ」

栄「? どうしたの?」


 着替えていると。
 栄依子を除いたメンバーが順繰りに石化しました。

 はい、下着を忘れましたね。三人仲良く。

 


花「どどどどどどうしようっ!? 水着のまま帰ったら、3秒ルールどころじゃないよっ!!」
栄「いや、水着の上から服着ればいいんじゃない? 濡れちゃうけど……」

冠「私は、栄依子がパンツ貸してくれるから大丈夫……」
栄「いやいや、そしたら私どうなるのっ!?」


 とにかく、なるべく水着を乾かすしか策はありません。

 

 

 大人のお姉さんたちが戻ってくると、ぐったり疲れた様子の花名ちゃんたちの姿が。下着を忘れたことを伝えると、

大「なにっ!? 花名ちゃんたちもっ!?」

 しっかりしようよ、お姉さん。


 けれど無問題。大会さんが忘れていたおかげで、「もしかしたら花名ちゃんたちも忘れてるかと思って」と気を利かせ、志温さんがみんなの分も買ってきてくれたそうです。

 しっかりしてるなぁ、お姉さん。

 

 

 さっそく履いてみようと思います、が……?

花「あれ? ここここれ、後ろに穴が開いてるよ……?
志「かわいいでしょー」

 頼むからしっかりしてください、お姉さま方っ!
 でもありがとうッ!!

 

 


 ハートやら星やらネコやら、色んな形の穴あきパンツですね。かむちゃんはネコにするそうです。たまちゃんは星。

 

志「万年さん。サイズ、大丈夫だった?」

 万年お姉さまが履いたのは、これは、えっと、

 

 

 透けてる……!?

 

 

 いや、アニメの絵的にそう見えてるだけという可能性もあります。早計はよしましょう。

 

大「サイズというか、面積というかー……。このパンツ、ビキニ以上に心もとない作りといいますか……」


 不安そうに振り向いた大会さんですが、これは、えっと、

 

 

 前も、透けてる……ッ!?

 

 


 え?

 

 


 いいの?

 

 

 

 前も透けてるって言うか……、透けた先に、きれいにお肌が見えちゃってるんですけど。そっちのが問題だと思うんですけれどヒダマルは。

 

 この表現いいの、セーフなのッ!?

 

 

 


志「大丈夫ですよ。こういう下着の紐って、飾りみたいなもので、

 

 

 するり。

 

 


 ぺろん。

 

 


大「どおおおおぉぉぉぉうえぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーっ!?」
志「あらー」
花「大会さんっ!」
た「イベントスチル、イベントスチルゥーーッ!!」
栄「ふふふふっ、うふふふっ……!」
冠「新鮮なライチ……」

 

 

 

 

 

 

あとがき。

 ……以上、ヒダマルが過去最大のはっちゃけと9300字強の文章量を見せた、『スロウスタート』第九話「ごりらのみずぎ」でした。満足したか野郎共。

 うん、想像以上だった……。
 万年大会さん、身体張りすぎ。


 それと、学生四人とお姉さん二人が勢揃いした回は地味に初めてですね。この人数になると、流石にキャラ全員を立てるのも難しいものです。
 そのため、お姉さま方は途中参加&別行動になったのでしょう。

 ふふふ、忘れられがちですが拙者、創作の心得もあるんですぜ?(ここに来て名誉挽回を図りたくなったヒダマル)

 

 新鮮なライチ……