ヒダマルのアニメ日記。

アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りするアニメ感想ブログ。アニメ関連の雑記や分析なんかもチラホラ。毎日午後8時に更新予定です。

『だがしかし2』 第八話「ロールキャンディとハイエイトチョコと……」


(誰だあの女……)

 今朝、ココノツを見送っていた謎の女性。
 彼女の正体が気になって、授業に身が入らない遠藤サヤ師です。乙女です。


(いってらっしゃい……。いってらっしゃいだぁ……!?)

 体育も上の空なサヤ師。うん、乙女です。


(許せねぇ……っ!!)

 ベシィッ!

 鉛筆(二本)をへし折っちゃうサヤ師です。乙女どこいった。

 

 

 何も知らない呑気な兄・豆は、ココノツを呼んで家でゲームするそうです。

豆「つーわけで、サヤも帰ろ


 バンッ!!


 両手を机に叩きつけ。

サヤ「ごめん今日、用事。えーと習い事あるからッ」


 習い事て。
 えーと習い事て。

 同居家族に使う言い訳じゃないですってそれ。

 

 

 


(確認せねばなるまい……。あの女が誰なのか……)

 シカダ駄菓子への道のりを、踏み砕かんばかりの気合を以て進むサヤ師。完全に臨戦態勢です。

(もしココノツが、悪い女に騙されて居座られたりしてるなら助けなきゃ……!)


 ハッ!?


(だとしたら。もう、ココノツは……。身も心もあの女のものになっている、可能性だって……)

 


謎の女「ママって呼んでもいいのよ……」
ココノツ「ままー!(甘えっ)」

 


「見たい……ッ!」


 心の声がもれちゃうサヤちゃんでした。

 

 

 

ロールキャンディとハイエイトチョコと…


 気を取り直して、殴り込みです。

「オォラァァッ! お邪魔しますっ!!」

 時を止めるスタンドみたいな掛け声で扉を開けたサヤ師でしたが、そこにいたのは。


 カウンターに突っ伏して、微動だにしない女性でした。


 コナンだったら絶対死んでる画ですね。第一発見者・サヤ師。

 

 

 近づいてみると、どうやら寝ているだけのよう。謎の死体じゃなくて、謎の女性ですね。よかった。

サヤ「寝てる……? えーと、もしも~し……?」

 声をかけると、


「はいぃぃっ! 寝てませんッ!」


 寝てた人しか言わない台詞を叫びつつ、飛び起きた拍子にすってんころりん。
 後ろの壁で頭を強打です。いたい。

 サヤちゃん、もう大分毒気を抜かれてますね。
 むしろ引いてますね。

 


 謎の女性はというと、サヤ師の姿を認めるや「お客さんだっ! いらっしゃいませっ!」とお馴染みの挨拶をしてきました。

 と、いうことは?

サ「い、いらっしゃいませ……?」
謎「ああ、ココノツ店長のお知り合いっスかね?」
サ「まぁ……」

謎「自分、新しく入ったバイトの尾張ハジメっス!!」


 そう。
 ココノツが学校に行っている間、店番の為に雇われたバイトなのでした。妙な関係ではないことが確認できたことですし、ひとまずは落着。
 彼女の人となりは後に探りを入れるとして、ここは適当に駄菓子でも買って帰りまし


(バイトォ……!?)

 


(あの野郎ォあたしがいるのにバイトなんて……!!)

 


(しかも女だとぉ……ッ!!??)

 

 ええーバイトもダメッ!?

 その炎と戦場みたいな背景はなんですか戦が始まるんですかッ!?

 

 

 


 踵を返し、店を出ようとするサヤ師。
 怒りの矛先がココノツに向かっちゃってますね。もうこの女に要はねぇって背中で語ってます。怖い。

ハ「せっかくだし、なんか買ってってくださいよぉ!」

 鬼を引き留めるハジメさん。

サ「別に買い物に来たわけじゃないんで」
ハ「え? じゃあ、店長に会いに?」


「あ。もしかして店長の彼女さんっスか?」

 

 彼女さんっスか……?


 彼女さんっスか……?

 

 

 

 くるり。

サ「ええっ。ちがっ。見える? ちがうんだけどぉっ。そう見えるっ?」

 嬉しそうだーーーー!!
 心の底から嬉し恥ずかしそうな照れ笑いだーーーー!!

サ「せっかくだしなんか買ってこっかなぁーー!」


 サヤ師、籠絡。

 

 

 

 


ハ「えっと、彼女さんにピッタリなお菓子は……」

 彼女扱いを受けてうきうきしちゃってるサヤ師に勧められたのは、

ハ「これっ。これにしましょうよー。「ロールキャンディ」っ。35円っす!」

 ココノツ曰く、最近のトレンド駄菓子みたいです。
 彼が言うのなら間違いないのでしょう。駄菓子界のウォーレン・バフェットですから。


 お金を払って、さっそく開けてみるサヤ師。包みから出てきたのは、

サ「えっとぉ……。これってなんか、ぐるぐる巻きになっちゃってるけど……。なんだこりゃ」

 紙? テープ?
 みたいな白いのが、ぐるぐると巻かれてますね。どこをどう食べるんでしょうか。ぱっと見、キャンディ感ありません。


「やっぱ、そのままポイっと一口でいくんスかねぇ」
「え。え? この紙みたいなの、食べれんの?」
「やっぱ違いますかねぇ」
「……」
「……」


「アンタここで働いてんなら分かれよッ!?」
「すいませんだって今日が初日なんですもんッ!?」


 緩急を意識した漫才みたいな会話を繰り広げる両者。駄菓子に興味ない同士が絡むとこんな面白さが生まれるんですね。勉強になる。

 

 

 


 とにかく、食べ方を探る必要があります。
 状況を打開するため、サヤ師はこの巻かれたヤツを広げてみるしかないと判断しました。
 うん、感はいいのです、この子。
 伊達に師と仰がれてませんからね。


 ぺりっと引っ張ると、現れたのはピンクの物体。
 紙の内側に延々とくっついてるみたいです。これがキャンディ部分なわけですね。なるほど。


ハ「あっ。分かりましたよ食べ方!」

 お姉さんがなんか閃いたっぽいです。
 サヤ師がキャンディ部分を噛んで、ハジメさんは紙のはしを持ちます。

「行きますよっ?」
「んんっ!」


「せいっ!」
「んんんんーっ!」

 

 ぎゅるぎゅるぎゅるぎゅるぎゅるぎゅるぎゅるぎゅるぎゅるぎゅるぎゅるぎゅるぎゅるぎゅるぎゅる


 ズバーンッ!!

 


「できましたね……!」
「ふぇすね……」
「でも、これなら一人でできましたね」
「ふぉうふぇすね……」

 巻かれていたキャンディが姿を現しました。サヤちゃんが咥えてるとこから、ひざ下くらいまで伸びてますよ。これ35円? 安い。

 

 


 なんか一仕事やり終えた感を共有し、笑いあう女たち。
 そこへ、店長が帰ってきました。

コ「どうでした、初日は?」
ハ「いやぁー疲れたっスよぉ。でも駄菓子って面白いっスねぇ」

 いや、あなたサヤちゃんが来るまでずっと寝てただけでは……


 ともかく、ココノツが帰ってきたとなれば彼女の勤務は終了。奥で休むように促されます。
「お疲れ様っスー」と言いつつほにゃけた顔で笑う彼女を見て、

サ(でもまぁ、悪い人じゃなさそうだし……。いっか)

 そう結論づけるサヤ師。
 うんうん、所詮はバイトですからね。店を立て直すために仕方なく雇っただけの間柄ですから、大人のお姉さんとはいえ幼馴染の立場を脅かすような攻撃力は

 


「それじゃあ、お風呂頂いちゃっていいっスか?」

 


「ほら、昨日入ってないんスよね~」
「え。毎日入ってくださいよ」


 昨日。
 風呂。
 毎日。

 スムーズに話を進めちゃってるご両名と、新情報が多すぎて処理できないサヤ師。


 居住スペースへと消えたスーツ眼鏡さんを見送りながら、

サ「ココノツ……。あの人ってバイトじゃ……」
コ「うん。住み込みでバイトしてくれるから助かるんだー」
サ「へーーーー。すみこみ、


 なんじゃそりゃああああぁぁぁぁぁッ!!??」

 

 サヤ師に胸倉つかまれてシバかれるココノツくんでした。合唱。間違えた合掌。

 

 

 

 

 


 シカダ駄菓子へ赴く、遠藤兄妹のお兄ちゃん。

豆(最近のマイブーム。それは、ココノツと借金取り立て屋さんごっこをすること……)

 いい年して何やってんでしょうこの男共は。
 今日もごっこ遊びに興じるために、店に入る前に役柄を整えます。金髪&グラサン&ココアシガレットです。いつもとほぼ一緒です。

 

豆「鹿田さん。いい加減払ってもらわないと困るんですよねぇ……!」

 

恥ずかしがって本気出さないでいると全然楽しくない」という経験則に基づいて、のっけから本気で殴り込む豆。
 完全に若い衆です。
 どう見ても質の悪いチンピラです。

 

 

 一方、「取り立て屋さんごっこ」をけしかけられたココノツはというと、

豆「あれ?」
ハジメ「?」


(しまったァァァーーッ!! しらないひとに間違って友達ノリ出しちゃった時ぃ! 恥ずかしいいぃぃっ!!)


 若気の至りに顔を赤らめる豆くん。
 またひとつ、人類史に黒歴史が刻まれました。合従。間違えた合掌。

 

 


ハ「あの。ココノツさん、そんなに借金あるんですか……?」

 豆が顔を隠して尻隠さずに呻いていると、不安そうに問いかけてくる声が。

 

(ああっれぇ、この人乗ってくれた……? 遊びに付き合ってくれる、優しいお姉さま……!?

 

 豆くん、盛大に勘違いしました。
 あの妹と一緒に暮らしてて、なんで女性に夢見れるんでしょうか。男子中学生じゃあるまいし(ツッコミ待ち)。


 そうと決まれば。

(せっかくお姉さんが乗ってくれてるのに、俺がこんなんじゃ駄目だッ! 全力で応えねぇと……!!)

 

 

 

豆「今日のところはぁ? 毎度毎度そう言われてもこっちも困るんですよねぇ」

 スイッチオン。
 再度チンピラ化する豆くんです。タバコ(ココアシガレット)をふりふり、ノリのいい女性に近づいて、

豆「そうだお姉さんでいいやぁ……。身体で払ってもらおうかなぁ……?
ハ「か、身体でぇっ!?」

 お約束の一言(ごっこ遊び中)に、ビビるハジメさん(ガチの反応)。

 


 更に豆くん、遊びを盛り上げるために、

豆「なんか面白いことしてもらおうかな……?」

 と凄みました。中学生ノリですね。これで面白かったら帰る流れですね。

 

 

 ガチな要求だと思ってるハジメさんは、決意を込めて眼鏡を外します。その迫真の演技にちょっと気圧される豆くん。
 そして、

ハ「メ、メガーネ、メガーネ……。メガネ、ドコイッタ……?」

 何故か片言。
 両手をわちゃわちゃ探りながら、眼鏡を探します。

「OH。コレコレ……」

 言いつつ、手に取った物は、


豆(それは……ッ!?)


ハ「フーッ、よく見えるぅ!」
豆(スーパーのレジとかに置かれがちな、メガネチョコとか呼ばれてるやつっ!!)

 

 そう。
 チンピラの要望に全霊で応えた尾張ハジメは、ハイエイトチョコを眼鏡に見立てた一発芸を披露したのであるッ!!

豆(こ……、この姉ちゃん……!)

「やるじゃなぁいっ!!」
「しかもお腹空いたとき……、こうやって……。チョコも食べれるっ」

「チョー楽しいぃーーっ!!」

 

 

 

 


 チンピラを納得させ、しかもハイエイトチョコを10個も売って追い返した形のハジメさん。

コ「ただいまー……。って、え。えぇ? ど、どうしたんですかハジメさんっ? しっかり!」
ハ「ココノツさん……」
コ「はい?」
ハ「この店は……、」


「私が守りますよぉッ!?」


 駄菓子ボケに磨きをかけていく所存のハジメさんでした。

 

 

 

 


 新ヒロイン・尾張ハジメさんのキャラを深めた回でした。

 同じ新キャラと言えど、やっぱ男とは扱いが違いますね。二週連続で主役張るとかアスカみたいです。ベイリーフでもいいかな。


 次回、「インターネッツとスーパーボールと……」。
 予告を見るに、次もハジメさん回みたいです。まだココノツとの同居生活の様子が描かれてませんからね。楽しみ。
 豊さん、忘れられてないかな……。