ヒダマルのアニメ日記。

アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りするアニメ感想ブログ。アニメ関連の雑記や分析なんかもチラホラ。毎日午後8時に更新予定です。

『ラーメン大好き小泉さん』 第十話「未知味の拉麺」「まわるラーメン」「挑戦受付中!!」


 シャワーを浴びながら、思索に耽る大澤悠。


(小泉さんといると、時々思う)


(ラーメンって、)


(ラーメンって……)

 

 

 

  部屋に戻って、机に着いた悠。

 鼻歌を歌いつつ、一冊のノートを広げました。
 就寝前の勉強でしょうか。このタイミングでの勉学は、夢の中で整理されて記憶に留まりやすいって言いますよね。

 ペンを執り、綴った文字列は、


10月3日。
今日、小泉さんはなんと、水色のラーメンを食べていた。


 にっ、き……?
 ただの日記、だよ、ね……?

f:id:hidamaru:20180309162607j:plain

〈公式サイトより引用〉Ⓒ鳴見なる・竹書房/「ラーメン大好き小泉さん」製作委員会

 

 

 

 

 

「未知味の拉麺」

 小泉さんと、ラーメン屋のカウンター席に並ぶ悠さん。小泉さんに出されたラーメンは、

悠(色合いが完全に、海外アニメのモンスター……!)


 水色。


 うん、スライムっぽい。
 負け犬さんの「面白そうなものを食べてみる」シリーズに登場しそうな色合いです。スライムカレーは召し上がっていましたし。

 

aki1200.hatenablog.com

 


 謎の色味をした一杯を、小泉さんは躊躇いなく一啜り。味は美味しいんでしょうか……? 確かに未知味ですね。

 小泉さんが途中でお酢を入れると、苺ミルクみたいなピンク色に変貌しました。酸によって変色するお茶とかありましたっけ。

 


 ところで、どうして悠がこうして簡単に小泉さんの隣に座っているかと言うと、


「どうかっ、」


「お願いしゃすッ!!」


「一緒に連れてって下さいッ! どうか、この通りッ! お願いしゃすッッ!!」

 

 土下座でお願いしたからです。学校の廊下で。
 連れてく方が手っ取り早いと判断されたのでしょう。

 

 

 

悠(でも、小泉さんといると、時々ふと思う……)

 最近は小泉さんと仲良くお出かけできるようになった幸せを噛み締めながら、店内に掲示されたメニューを読む悠。
 そこには、

 茶色ラーメン。
 黄色ラーメン。
 青色ラーメン。
 赤色ラーメン。
 水色ラーメン。

 豆乳ラーメン。牛乳ラーメン。珈琲牛乳ラーメン。ココアラーメン。納豆ラーメン。健茶ラーメン。
 アルカリラーメン。

 

悠(アルカリ……っ!?)

 

 

(ラーメンって……、)


(宇宙だよね……)

 

 

 

 


 鼻歌まじりに書き込んだノートを閉じると。
 表紙には、

 

「小泉さん観察日記」……ッ!?

しかも「Ⅴol.2」だと……ッ!?

 


 机の前のコルクボードには、小泉さんの写真がぺたぺた。

 隠し撮りっぽいアングルからのスナップ写真。

 小泉さんと並んで写メってる(ように見える切り貼り)写真。

 小泉さんと至福の表情で見つめ合ってる(ように見える切り貼り)写真。


 ストーカー・悠の指は、小泉さんの顔へと伸びるのだった……

 

 


 ……ちなみに「アルカリラーメン」は、

f:id:hidamaru:20180309162426j:plain

〈公式サイトより引用〉Ⓒ鳴見なる・竹書房/「ラーメン大好き小泉さん」製作委員会

 

小泉さん「醤油ラーメンに、これを入れるそうです」

悠「乾電池ッ!?」

小「冗談です」

 

 

 

 

「まわるラーメン」

 バイトの給料が入った修お兄ちゃん、妹を連れて回転寿司に訪れました。
「最近、悠が遅くまで勉強してるみたいだから」という評価もあってのサービスみたいですが、違います、あなたの妹さんはストーキングに励んでいるんです。


 悠がふと隣に目をやると、

(小泉さんっ!?)

 いました小泉さん。それで「まわるラーメン」ですか。
 カウンター席に座って背を向けているので、悠の存在には気付いていませんね。

 

 手慣れた様子でタッチパネルを操作し、定食っぽいメニューを取り揃えた小泉さん。メインはもちろん、ラーメンです。

小「いただきます」

 寿司とラーメン、ここでしか味わえない組み合わせを最大限に楽しむ彼女を見て、「今はただ見つめていよう……」とストーキング態度を崩さない悠です。

 

 

 しかし、向かいに視線を戻すと。


(兄よッ!?)


 修お兄ちゃんも、小泉さんの後ろ姿をじーっと注視していました。

 

 

(ま、まままさか、お兄ちゃんも小泉さんのこと……!?)

 


(嫌だなぁ~、小泉さんを巡って兄妹で争いたくないよ……。いやぁダメだよぉ? 私の方が先に小泉さんと仲良くなったんだからぁ……?)

 

 

(私が先に仲良く、私が先私が先私が先私が先私が先私が先私が先私が先私が先私が先私が先私が先私が先私が先私が)

 


 悠さんっ、さっきからホラーアニメになってますからっ!?

 ストーカーネタは頼むから自重してっ!?

 お兄ちゃんもホラ、なんとか言ってっ!!

 

修「なあ。俺もラーメン食いたいっ! 悠はっ!?」


悠(セーッフ!!)

 

 

 

 色気のないお兄ちゃんを持ったことに感謝して、一緒に寿司&ラーメンに舌鼓を打つ悠でした。

 しかし、小泉さんが席を立つと。


修「あれ? そういやぁ、よく見たら……?」


悠(やっぱりお兄ちゃんっ!?)

(小泉さんは私の友達小泉さんは私の私の私の私の私の私の私の私の私の私の私の私の私の私の私の私の私の私の私の私の私の私の私の私の私の私の)


 いや、だからッ!!

 すぐさま心的クライシスに陥るのやめて悠さんッ!?

 お兄ちゃんもホラ、どうにかしてっ!!

 

修「女の子なのにラーメン三杯も食べてるぞっ? すごいな!」

 

 心の友を褒められて、ちょっぴり嬉しかった悠でした。

 セーフ。

 

 

 

「挑戦受付中!!」

 ある日の放課後。

悠「ねぇねぇ小泉さーんっ。今日ヒマー? 遊ぼーっ?」
小「嫌です」
悠「そんなこと言わずにさ~っ」
小「お断りします」


 懲りない友人を諦めた目で眺めつつ、並んで歩く美沙と潤。
 悠が小泉さんにあしらわれる風景はもう日常と化しているみたいですね。小泉さん、引っ越しちゃった方がいいかもしれません。

 
 その時、潤のスマホに母からの電話が。
 どうも不測の事態が起きたらしく、慌てる潤さんです。どうしたどうした。

 

潤「あのさぁみんな……。ちょっと、いい? できれば、小泉さんも……」

 

 

 

 

神楽坂飯店」に訪れた一行。

 潤のお母さんが特製料理を予約していたのですが、急用が入ったため、代わりにみんなで食べて欲しいという塩梅だそうな。


潤「なるべく人数多いほうがいいって言われて……。他に食べたいものあったら、何でも注文していいよ?」
美「まぁ、中華はみんなで食べた方が美味しいもんね。……つーか、この四人でご飯とか、超珍しいんだけど」
悠「だよね~……。ていうか……、私が誘っても来なかったのに、潤が誘うと来るんだね~……」
小「委員長のおごりでラーメン食べ放題。ということで……、担々麺ひとつ」

 

 お母さまの注文が何かも分からないうちからラーメンを注文した小泉さんでしたが、

「お待たせしました~」

 まず運ばれてきた料理は、

 

「特製ジャンボ餃子です」

 

 まくら。
 じゃなくって、馬鹿でかい餃子。

 


 普通の餃子100個分の具材を使ってるんだそうです。ということは、単純計算で、一人につき25個分を平らげなければなりません。

 
 いきなりエンカウントしたボスキャラに右往左往する潤たちでしたが、

小「すみません。これもひとつ」
潤「ちょっとそこっ、空気読んでっ!」
美「量増やしてどうすんのよっ? 美沙たち、ラーメン入るキャパ無いからっ!?」
小「ラーメンは私一人で頂きます。もちろん、その餃子も下さい」

 約一名は絶好調です。
中華飯店に来たら、まずラーメンと餃子が鉄板」なんだとか。どんなときにも自分理論です。天才肌。

 

 

 

 巨大餃子を切り分けると、なんか見た目ケーキみたいになりました。湯気が出てるのが不思議な画です。
 更に、


「お待たせしました~。ジャンボラーメンと、担々麺です」


 餃子に負けじとでっかいラーメンがやってきました。小泉さんが頼んだそうです。

悠「すっごー……」
潤「卓上がカオス……」
美「遠近感がおかしくなりそう……」

 うん、作画が狂ったのかと勘違いしそうですね。「夜明け前よりなんだって?」って聞きたくなりますね。

 

 

 ともかく、食べましょう。千里の道も一歩からです。
 餃子はもちろん餃子ですが、生地がもちもちしていて「餃子味のお焼き」みたいな味だそうです。これなら全部いけるかもしれません。

小「春菊麺、追加していいですか?」

 いける……、かな……?

 

 


 4分の3くらいは食べたでしょうか。そろそろペースが落ちてきました。タレやお酢で味を変えつつ食べ進める作戦もマンネリ気味。
 しかし、以前は小食だった潤が小泉さんとの付き合いを通してけっこう食べれる子に成長しているので、

小「チャーシュー麵追加で」

 いける……、のか……?

 


小「五目そば追加で」

 小泉さん、胃袋どうなってんの……?

 

 

 


 小泉さんを先頭に、食べて食べて食べまくった結果、なんとか完食できました。
 ジャンボラーメンについては、一人で完食できれば返金される大食いチャレンジがあったそうですが、

小「チャレンジメニューのことは知っていましたが……、大食い系は、ちょっと

 なにか思う所のある様子。
 また独自の理論で名言を出すのでしょうか。

 


「私はそれほど大食漢ではないので、自信がありません」

f:id:hidamaru:20180309161550j:plain

〈公式サイトより引用〉Ⓒ鳴見なる・竹書房/「ラーメン大好き小泉さん」製作委員会


 まさかの無自覚。

 


小「委員長、追加の麻婆麺いいですか? あと餃子が残ってるなら下さい」
「あ、うん……」

 

 

 

 

あとがき。

 小泉さん、悠、美沙、潤の四人で初めて食事ができましたが、さほどラーメンに焦点は当たってませんでしたね。

 四人が揃ったと同時にラーメンの影が薄くなったということは、このアニメではラーメンもキャラクターの中に含まれているのかもしれません。技術的に非常に興味深い点です。要研究。


 それと、悠のストーカー行為が尋常でないレベルに達してますね……。観察日記を閉じた後の音楽、怖すぎ。
 みなさま、この物語はフィクションです。


 次回、「おいしいラーメン」「大阪」。
 おいしいラーメンって、またストレートに来ましたね。未知味と同じく、今まで何度も出てきたろうに。

 次回も観るぜ、ラーメン(長崎ちゃんぽん)食べながら。