ヒダマルのアニメ日記。

アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りするアニメ感想ブログ。アニメ関連の雑記や分析なんかもチラホラ。毎日午後8時に更新予定です。

『ゆるキャン△』 第十二話「ふじさんとゆるキャンガール」


 夜の朝霧高原を走る、一台のバイク。

 前回のラストで、カセットコンロを買いに走ったリンちゃんのものでしょうか……? あれ?

リン(遅くなっちゃった……)

 リンちゃんだ。
 メットを脱いだ姿は、確かにシマリンだ。


 けど。


 バイクがゴツイ。


 彼女、原付で出かけたはずですが……?

 

 

あれから……

(千明たち、もう始めてるかな……)

 野原を歩いて、向かった先には、

 大垣千明。
 犬山あおい。
 斉藤恵那。


 みんな大人んなっとる。


 特に千明。
 前髪生えとる。
 ウイスキー飲んどる。

 


リ「みんな、久しぶり。遅くなってごめん」


 リンちゃん、等身たっけぇ。


 ホリックの四月一日みたい。

 

 

 

 そう、ここは、あれから10年後の世界。

 今日は久しぶりにみんなで集まって、キャンプを楽しむのです。そして話題は、まだ到着していない彼女の話へ。

恵那「すごいよねぇ~、なでしこちゃん」
あおい「大学在学中に起こしたキャンプギアメーカーが急成長。今やアメリカに本社を置く大企業のCEOやもん」
千明「変わっちまったよなぁ……(ちびちび)」

 今や住む世界が違う友人に思いを馳せて、あの頃のなでしこを懐かしむ面々。


 しかし。

リ「いや。変わってないよ、なでしこは」


「ただ、誰よりも……。キャンプが好きってだけでさ」

 

 そう。
 変わったようで、変わってなかったり。
 変わってないようで、変わってたり。

 両方あるからこそ、人は、またあの人に会いたくなるのです。

 いま、どうしてるかな。

 とかね。

 

 

 

 と、その時。

恵「あ。来たみたいだよ」

 恵那の言葉と、高原に響くブースター音に、夜空を見上げる四人。
 視線の先には、


「みんなぁ~~!! お待たせ~~!!」


 なでしこが飛んでいました。

 空飛ぶテントに乗って。
 あの頃と変わらない、笑顔を魅せて。

 

 

 ……彼女は、達成したのです。

 全てのキャンパーの夢。

 誰も叶えられなかった、究極のキャンプ。


 そう、『そらキャン△』を……!

 

 

 

 

 

 

「……10年経ったら、」

 

な「こんな感じになってたりしてっ!」

千「ねぇよ」


 そう、お約束……!

 

 

 

クリキャン!! 夜の部・その2

 寒さに弱いチワワのチクワは、ここらでリタイア。
 斉藤家の人にお迎えに来てもらいました。また会おう、チクワよ。


あ「なあ、お風呂の順番どうするー?」
な「私は後でいいよ?」
リ「私も。先生は?」
恵「酔い覚ましてからお風呂入るって、飲みながら言ってた」
千「いつまでも入れね~」

 食器を洗いながら、お風呂の相談です。
 何気ない会話に幸せを感じてしまうヒダマルです。BGMは『ロード』です。

 

 


 まずは、あおい&恵那&リンがお風呂へ。
 最終回に再臨したこの破壊力。合掌。


 三人の入浴中に、なでしことリンはとある事実を知ります。

 四尾連湖で、鳥羽先生とキャンプしていたお兄さん。リンとなでしこの窮地を救った、火起こしお兄さん。

鳥「ああ……。あれ、私の妹です

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〈公式サイトより引用〉Ⓒあfろ・芳文社/野外活動サークル

 まじか。
「あんな感じなので、よく間違われる」とのことです。モテそうですもんね。

リ(火おこしのお姉さんだったのか……っ)

 だったのです。

 

 

 衝撃を受けたなでしこは、お風呂から帰って来た千明にダッシュして、

な「あきちゃんは女の子だよねっ!? ねぇっ!?」
千「喧嘩売ってんのかオラァ」

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〈公式サイトより引用〉Ⓒあfろ・芳文社/野外活動サークル

 

 


 みんなお風呂に入って、焚火の向こうの富士山を眺めて。
 寝るには早い時間ですし、ちょっと間が空きますね。それはそれで、充実したキャンプ時間だと思うけど。

 

 しかし、野クル部の長・千明ちゃんが、サプライズを用意しておいてくれました。

「月額1280円で、動画一万タイトル見放題だぁーーッ!!」

 タブレットで観れるそうです。昨日契約したそうです。
 フットワーク軽いなぁ。

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〈公式サイトより引用〉Ⓒあfろ・芳文社/野外活動サークル


千「何見るー?」
な「アニメー」
恵「お笑いー」
リ「洋画」
あ「ホラーがええなあ」

な「ッ!?」
あ「ウソやでー?」


 みんなで焚火を囲んで、座って、映画を楽しんだ六人でした。

 

 

 

二人の夜

 みんなからは少し離れた、リンのテント。
 顔だけ出して、シュラフにくるまって、星を眺めているのは、リンとなでしこです。

 

な「すき焼き、おいしかったね……」
リ「うん。チーズパスタうまかった……」


な「ガス買いに行ってくれて、ありがとね」
リ「うん。……あ、流れ星」
な「うそっ。どこ、どこ?」
リ「うそ」

 

 

 


な「さっき見たアニメ、面白いよねぇ。夏休みに毎年やってるけど、毎回見ちゃうよ」
リ「ああ、分かる分かる。初めて見たけど、原付の旅も面白かったな……」
な「あのシリーズ、お姉ちゃんが大好きで、家にDVDあるよ?」

 


リ「途中、浜名湖の近く通ってたけど、なでしこが住んでたの、あの辺?」
な「そう。海のすぐ近くだよ」

 


リ「……海、いいよなー。今度、原付で行こうかな」
な「海いいよー……」

 

 

 

 

 

 

 

な「リンちゃん、年末は何するか決めてる?」
リ「年末はバイトかなー……」
な「バイトかぁ……。私も探してるんだけど、全然ないんだよね」
リ「この辺は高校生の求人ないんだよ」
な「そっかぁ……」

 

 

 

 

 

 

 

な「あ、UFOだ」
リ「えっ? どこっ?」
な「あそこあそこ。ゆっくり動いてるやつっ」
リ「UFOはゆっくり動かんだろ」
な「ゆっくりUFOかもしれませんよ? リンちゃんっ」
リ「なんだそれ」

 

 

リ「あぁ、人工衛星だ、あれ」
な「人工衛星って、ここから見えるの?」
リ「たぶん……」

 

 

 

 

 

 

な「ふあぁぁ~……。今年ももうお終いかぁ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

「リンちゃん……」

「?」

 

 


「来年も、たくさんキャンプしようね……」

 

「……」

 

 

 

 

 

「そうだな……」

 

 

 

 

クリキャン!! 朝の部

 12月25日。
 5:00。


 アラームで起きたのは、シマリン。

「なでしこ。朝だぞ」
「おきてるよぉ~……」
「早起きして朝ごはん作るんだろ」
「う……、うぅん……」

 むくり。


「あけましておめでとうございます……」
「早ぇよ」

 リンちゃん、クリスマスツッコミ。

 

 

 

 

「味噌、このくらい?」
「うん、そんな感じ。あ、納豆入れたら弱火にして?」
「わかった」


「あぁ、寒ぅ~……!」
「おはよぉ」
「あ、おはよう」


「お、焼き鮭かぁ。うまそ~」
「志摩さんはなに作っとるん?」
「野菜と納豆の味噌汁」
「おぉ、和の献立やねぇ~」
「日本の朝ごはんじゃよ……」

 

「おはよ~」
「おはよ~。朝ごはん出来てるよぉ」

 

「おはようございます……」
「おはようございまーす!」

 

 


 三々五々と起きた所で、朝ごはんです。
 焼き鮭に玄米ご飯に、納豆の味噌汁、そして昨日の牛肉は、大和煮。

 ゆるゆると、静かに地球が動いて、

な「あ。日が出てくるよっ」


 富士山から登る、朝日に包まれた六人でした。


 まぶしい。

 

 

 

それから……

 リンの働く、武田書店。
 小さな本屋さんのカウンターで、旅の雑誌を横目に見つつ、

(大晦日も、どっか行きたいなぁ……)

 ソロキャンパーの血がうずいてます。


「お願いしまーす」
「あ。すみません」

 お客さんが差し出したのは、アウトドアの専門雑誌

 リンが顔を上げると。
 チクワの飼い主の笑顔がありました。

 

 

 

 

 年末の、部室棟。

「クリキャンの準備ですっかり後回しになってしまったが……。これより、部室の大掃除を始めるっ! 準備は良いかぁ、者どもぉっ!

あ「押忍っ」
な「おぉーすっ」

千「では、かかれーっ!」

 

「「「終わった~!」」」

 うん、超狭いからねこの部室。
 おちゃのこさいさいですよね。

 

 

 

 あと一人入部者がいれば、大きい部室に移れるのです。
 抜かりのない大垣部長が、クリキャンのお風呂で斉藤さんを勧誘していたそうですが、

恵那『いやぁ、まだまだ帰宅部はやめられないよ~』

 あっさり断られたそうです。
 人望のない部長です。

 


千「シマリンと同じく、一筋縄じゃいかない女だぜ~」

 とか、言いながら。
 棚をたたいて、高い窓を見上げて。

(来年も、よろしくなっ)

 情の厚い部長です。

 

 

 

 

 三人で下校していると、リンちゃんからの連絡が。


リン《なでしこ、バイトまだ探してる?》

《ちょうどよかった》

《では、続きは斉藤から》


恵那《なでしこちゃん。私、年賀状の短期バイトやるんだけど》

《もし良かったら、一緒にどうかな?》

 


な「やるやるやるーっ!!」
千「いきなりどうしたっ!?」

 なでしこ、バイトが決まりました。短期とはいえ、おめでとう。

 

あ「良かったなぁ、なでしこちゃん」
千「うん! 頑張るよ!」
千「よしっ。それじゃあみんなでぇ……?」


千「祝杯だぁーっ!!」
な&あ「おーーっ!」

 100円自販機コーナーへ突っ走る野クル部。

 

 

 彼女たちが、一緒にお酒を飲む日は、

 まだまだ先です。

 

 

 

あとがき。

 ED『ふゆびより』を聴きながら送られた、サブキャラそれぞれの夕方の過ごし方が素敵でした。
 曲の終わりでは、野クル部室に貼られたクリキャンの写真がアップに。感動。余韻。そこそこの語彙を誇るヒダマルも、日本語を喋れなくなるレベル。


 リンとなでしこの、星を眺めながらの会話、あの雰囲気も秀逸でしたね。ヒダマルも珍しく空気を読んで、ちゃちゃ入れませんでしたし。尊い。

 来年もたくさんキャンプ、行けるといいね。

 

 

 そして。
 ED後の特別ストーリーをお送りして、お別れの挨拶と変えましょうか。

 ありがとう、『ゆるキャン△』……。

 

 

 

ふじさんとゆるキャンガール

 荷物満載の自転車をこいで、舗装路を走るなでしこ。橋を渡り、トンネルを越え、見えてきたのは、

 富士山。

 ここは、第一話でも訪れた場所ですね。本栖湖。1000円札の裏。

 


 湖のほとりで、まずは準備運動。

 テントを張って、机と椅子を広げて、おっ? カリブーで欲しがってたガスランプ! 買ったんだ。

 


 ソロキャンの準備が出来た所で、スマホが震えました。
 リンちゃんからですね。

リ《今日、バイト?》
な《ううん。実はソロキャンしてるんだ!》

リ《私もソロ》
《今キャンプ場に着いたとこ》
《どこのキャンプ場?》


 本栖湖、と伝えようとして、

《それは秘密です!》
《なんでだよ。》
《ねぇ、当てっこしない? キャンプ場の写真を送り合って!》
《いいよ。》

 

 

 相変わらずの犬ダッシュで、湖へ向かって、富士山をぱしゃり。

《私はココ!!》

 リンちゃんなら絶対分かる問題ですね。常連ですしね。
 そして、返って来た答えは、

 


《今日は見えるね。》

 


 添付の写真がありますが、これも富士山?
 と、湖?

 と、

 なんか見覚えのある、スマホを掲げた背中も写ってる……?

 

 

 きょろきょろ。

 あ、いた。

 


 なでしこの後方、湖への入り口に、原付を従えたソロキャンガールが立っていました。

 

 


「リンちゃ~ん!」

 まっしぐらに、駆け出すなでしこ。


「晴れて、よかったね~~っ!!」