ヒダマルのアニメ日記。

アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りするアニメ感想ブログ。アニメ関連の雑記や分析なんかもチラホラ。毎日午後8時に更新予定です。

納得のバッドエンド。 『ゲゲゲの鬼太郎』第六話「厄運のすねこすり」

 妖怪ポストに手紙が来た。

 差出人は小さな村に住む高齢の女性、その息子。母が飼っている猫が化け物であるという情報だった。

 鬼太郎とねずみ男が確認したところ、その猫は人間の生気を吸う妖怪「すねこすり」。しかし、すねこすりは自らが妖怪であると気付いていなかった……。

 

 

親子の涙回。

 前回、安直なハッピーエンドに流れた鬼太郎に怒ったヒダマルですが……、今回は文句なし。面白いっ。


 登場人物は、お婆ちゃんと猫の「シロ」、そして放蕩息子。

 実はシロちゃんは妖怪であり、大好きなお婆ちゃんと一緒にいると生気を吸い取って殺してしまう運命にあるのです。

 この猫ちゃんがシロですが……、

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 お婆ちゃん、そこはさ、「ミケ」じゃねぇかい??

 

 

 

 お互い一緒にいたいと願う、シロとお婆ちゃん。

 しかし、シロは彼女の命を守るため、別れを決意します。

 

 雨の中、シロを探しに森を彷徨うお婆ちゃん。クマに襲われそうになるも、巨大な化け物が現れて窮地を救ってくれました。

 

 

 傷を負い、無言で立ち去ろうとする妖怪。
 愛猫のシロとは似ても似つかぬ、恐ろしい巨体に向けて、お婆ちゃんは。

 

「シロ……。シロ、なのかい……?」

 

「シロ、なんだろ…………っ!?」

 


 もう泣けますよ。
 ヒダマルはもうココで泣けますとも、ええ。

 

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 シロを見つけ、安心し、大きな体に寄り添うお婆ちゃん。けれどシロに近づけば、生気を吸い取られてしまいます。

 そこへ現れる、鬼太郎と息子さん。
 息子さんは母と化け物の姿を見るや、傘を構え、間に入ります。震えながら、「俺の母ちゃんに、手を出すな!!」と。

 


 お婆ちゃんと一緒にいるべきは、自分ではない。

 哀しい事実を悟ったすねこすりは、悪役を演じます。意地を張り、恐怖を与え、今までの関係は嘘だったのだと伝えます。
 けれど、お婆ちゃんは両手を広げて。

 

「それでもお前は私のシロだ」


「大切な私のかわいいシロだよ……」

 


 もう泣いてます。
 ヒダマルはもうココで泣いtwまsy。あれ、おかしいな、が寝nがよく見えnぉ@bg?

 

 


 息子さんの傘攻撃にやられたフリをして、森の奥へと逃げ去ったシロ。

 

 放蕩息子と和解したお婆ちゃんは、森に向けて、呟くのでした。


「シロ……。ありがとうね……」

 

 

納得のバッドエンド。

 物語の終わり方には、大きく分けて4パターンあります(と、ヒダマルは分析しています)。

1、納得のバッドエンド
2、納得のハッピーエンド
3、理不尽なハッピーエンド
4、理不尽なバッドエンド

 1から順に、読者の心に(いい意味で)残りやすい傾向があります。
 理不尽な、という言葉は「読者の納得がいかない」という意味であって、キャラが理不尽な目に遭っている、という意味ではありません。

 


 前回、「電気妖怪の災厄」の終わり方は3の「理不尽なハッピーエンド」でした。最悪の一歩手前です。
 それぞれ意見はありましょうが、ヒダマル的には「子ども向けアニメで人が死んでるのにハッピーエンドはあり得ない」と感じるので。

 


 そして、今回「厄運のすねこすり」ですが……、そう、「納得のバッドエンド」

 すねこすりとお婆ちゃんの愛情と葛藤、息子さんの勇気と行動、それらが絡み合っての哀しい結末。
 ただ哀しいだけでなく、「哀しいけれど前向き」な印象がイイですよね。


 今回の鬼太郎はほとんど何もしていませんが、彼とねずみ男がいることで「これは鬼太郎ですよ」と世界観が伝えられるので便利です。

 必要最低限のキャラで構成した30分、すごいなぁ。

 

 

まとめ。

 いやはや、いい話だった。

 コレ系等の設定は恋愛や友情なんかでも使えますね。
 便利な分、多用すると飛び道具的ズルさが漂ったり。ソコをばれないようにパターン変えて楽しませるのがプロかぁ。


「納得のバッドエンド」を魅せてくれた鬼太郎、やっぱり面白いですが……。だから、そろそろさ、ぬりかべにスポットを当ててあげてもさ……?

 というか、二週連続ねこ姉さんもまなちゃんも出てないけど良いのかな。全国のヒダマル(と似た感性を持った人たち)が泣いてるぜ……?

 


ゲゲゲの鬼太郎 第7話予告 「幽霊電車」