ヒダマルのアニメ日記。

アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りするアニメ感想ブログ。アニメ関連の雑記や分析なんかもチラホラ。毎日午後8時に更新予定です。

世知辛ぇなオイ。 『ゲゲゲの鬼太郎』第九話「河童の働き方改革」


 家庭を顧みず、日々忙しく働く社長。

 彼について行けずに続々と辞める社員に代わり、ねずみ男は格安人材として「河童」を紹介したものの……。

 

 

またもやブラック。

 ねずみ男が仲介した人材、河童。

 彼らはキュウリが食べられればそれでいいので、「キュウリ3本」という破格の時給で働くことになる。
 しかし「法律では時給20本くらいが妥当」という事実を知った河童たちが反逆を起こして、というお話……、


 またブラックかよ世知辛ぇな。

 ブラック好きだな鬼太郎。

 


 しかし過去の鬼太郎シリーズでも「その時々の社会問題を取り上げる」という姿勢を取っていたことを考えると、当時の方々も鬼太郎アニメを観て「世知辛ぇな」と感じていたのかもしれませんね。

 当時を知る方、よければご教授ください。

 

 

妖怪いそがし。

 忙しく働く社長を見たねずみ男は「妖怪いそがしに憑りつかれている」とでっち上げましたが、鬼太郎が当のいそがしを訪ねると、

「はぁ? ワシが人間になにかしただと? とんだ言いがかりじゃぁ!」

 とご立腹。

 

 

 なんでも、昔は人間に憑りついて忙しく働かせていたものの、「今はわざわざそんなことする必要もない……」のだとか。

 

 放っておいても忙しい、忙しいと働きづめの人間たち。

 そんな現代に対して、


「ま、今の世の中」


 炙った目刺に、手には酒。


「ワシのような妖怪は、」


 安アパートで、烏が鳴いて。

 夕日の沈む工業地帯、杯ひとつ傾けて。


「もう必要なくなってしまったのかもしれんのぉ……」


 滲む涙は、眩しさゆえか…………。

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  世知辛ぇなオイ。

 

 

ねこ姉さんの尻子玉ねこ姉さんの尻子玉ねこ姉さんの尻子(以下略)

 労働環境の改善を求めて、反逆を起こした河童たち。

 そして河童と言えば、尻子玉ですね。


 尻の穴の奥にある架空の臓器(?)で、気力が溜まる場所と言われています。河童からこれを抜かれると、気力を奪われて腑抜けになってしまうのだとか。魂という説もあります。

 


 その尻子玉をね、河童がね、次々と抜いていくのです。


 ぐわっ!

 

 と来て、

 

 ピカァッ!

 

 と光って、ばたっ、と倒れるのです。

 

 ええ、小学生が喜ぶタイプの下ネタです。

 

 

 

 鬼太郎すらも、登場と同時に尻子玉を抜かれて腑抜けになっちゃいました。
 そして、

「よくも鬼太郎を! 私が相手よ!」

 と、ねこ姉さんが意気込むのですが……。

 


 女だろうと容赦せず、尻子玉を狙う河童の軍勢。


 お尻を隠すねこ姉さん。

 


 お尻を。

 隠す。

 ねこ姉さん。


 いいぞ河童。もっとやれ。

 

 

いそがし、降臨。

 ぬりかべや一反木綿(!?)も尻の穴から尻子玉を抜かれ、窮地に陥るねこ娘と砂かけ婆。
 河童に囲まれ、あわや放送事故かと思われたその時、

 

「ほぉ~お?」

「みんなすっかり腑抜けちまって」

「久しぶりにワシの出番が回ってきたかぁ……?」


 妖怪、いそがし。

 彼が、鬼太郎に憑りついたのです。

 


 いそがしの力でフルスロットルモードに変貌し、リモコン下駄・髪の毛針・霊毛ちゃんちゃんこのコンボで颯爽とねこ娘を助けた鬼太郎なのでした。

 よっ、主人公。

 

 

まとめ。

「お金よりも大切なものがある」という、メッセージ性に溢れたストーリーでした。

 キュウリにこだわる兄河童に、「僕は百万本のキュウリより、兄ちゃんが半分くれたキュウリの方がおいしかった!!」と叫んだ弟河童さんの言葉が胸にしみました。

 


 そして、その姿を見ていた社長さんも、「これからは家族一緒にスローライフだ」と意気込んでド田舎へ引っ越すのですが……、

娘「こんな田舎に暮らすのはイヤ! 耐えられない」
妻「あなた一人で勝手にやれば?」

 

「「じゃ~ね~」」

 

 

 …………、

 ……世知辛ぇなオイ。

 


ゲゲゲの鬼太郎 第10話予告 「消滅!学校の七不思議」

 

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