ヒダマルのアニメ日記。

アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りするアニメ感想ブログ。アニメ関連の雑記や分析なんかもチラホラ。毎日午後8時に更新予定です。

乱立の死亡フラグ。 『ゲゲゲの鬼太郎』第十二話「首都壊滅!恐怖の妖怪獣」

 狸に政権が譲渡された日本。
 尻尾を生やし、狸の手先となった人間は我が物顔で歩き、社会は剣呑な雰囲気に包まれていた。

 鬼太郎の安否を心配する犬山まなの元に、ねこ娘たちが訪ねて来て……。

 

 

作戦会議。

 命からがら逃げて来た目玉おやじの情報を元に、狸軍団への抵抗を画策するねこ娘たち。
 目玉おやじさん、「わしの所為で、たった一人の息子が、石になってしもうた……」と涙目です。

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 鬼太郎の窮状を耳にしたねこ娘は「泣いてなんか……、ないからね……」と目を伏せてますよ。愛されてるなぁ。

 


 狸たちの妖力の源「要石」を破壊するために、人間であるまなちゃんがその役を買って出ました。
 妖怪が触ると石になりますからね。

 人間であることを力に変えた作戦、第二話の見上げ入道戦以来です。

 

 

地下世界へ突入!

 みんなで地下世界に侵入し(ぬりかべは出口で待機)、まなちゃんを要石まで導くことに。
 しかし当然、狸たちは阻止するために追いかけてきます。


「ここは俺にまかして先に行きんしゃい!」


 九州男児な一反木綿が漢気を見せ、単身で狸たちを足止めしますが、いかん、それは死亡フラグだ。

 得意の締め付け攻撃は団三郎の力技に負け、彼のふんどしにされてしまいました。……そのまま締め付ければ、大ダメージを与えられそうですが。

 

 

 


 次に足を止めたのは、子泣き爺。
 仲間に背を向け、


「おばば。今まで楽しかったぞ……」


 だから。

 それは。

 死亡フラグだってば。

 口にしたが最後、鬼籍入りが決定する呪いの言葉ですってば。

 

 

 それを聞いた砂かけ婆は、


「なにを言っとるんじゃ! ……まだ立て替えた酒代、返してもらってないからな」


 憎まれ口を叩きつつ、子泣き爺の隣に並びました。
 おぉ、これは、今までよりは希望がありそうな台詞……?

 

 

子泣き&砂かけの戦い!

 子泣き爺は両手のみを石化し、敵の攻撃を跳ね返しました。ワンピースの覇気みたいです。
 更に、力自慢な団三郎を重さで封印。

 砂かけ婆は、「砂塵扇」(漢字表記はあってるだろうか)なる武器で団二郎に勝利しました。


 そして、ねこ娘を追いかけようとする狸たちを「砂太鼓」なる技? 武器? で圧倒。
 巨大な砂の波を起こし、根こそぎ行動不能にしましたよ。強い。

 

 

まなちゃん、狸化。

 目玉おやじ、ねこ娘と共に、要石へ辿り着いたまなちゃん。
 後は要石を破壊するだけという所で、刑部だぬきにより呪いが発動されました。

 そう、前回の中盤で、彼女は「逆らったら狸ね?」の呪いがかけられているのです……!


 このままでは、まなちゃんが狸にぃ!

 

 


「鬼太郎を……、鬼太郎を助けてぇ!!


 ねこ姉さんの叫びを受け、脳裏には鬼太郎との思い出が浮かびます……

 

 

    (ゲゲゲの鬼太郎だ)

                        (髪の毛針!)
 (鬼太郎!)

 

           (八百八狸ども。まなを返せ)

 

                            (やったね!)
  (しっかりしろ!)

 

              (鬼太郎……)
              (まな……)

 


 ちょっと友情を通り越した感じのフラッシュバックを力に、妖怪化しながらもなんとか意志を保ち、要石へ歩を進めるまなちゃん。

 しかし、刑部だぬきは更に念を込め続け、彼女の意識を奪おうと目論みます。そもそも妖怪の姿で要石に触れば、彼女も石になってしまうでしょう。

 

 

 

 絶体絶命の瞬間。

 一枚のふんどしが、再び漢を見せるのです……!


「ふんどしにされた恨みーーっ!」


 刑部だぬきの首を絞め、まなへの呪いを中断させました。

 

 

鬼太郎VS妖怪獣!!

 人間に戻ったまなちゃんが要石を壊し(何故か崖っぷちに置いてあったので、そして何故か簡単に動かせたので、壊すのは簡単でした)、狸は全滅しました。

(そして、鬼太郎が復活した瞬間にツンデレを発動させました。誰がとは言いませんが)


 しかし、刑部だぬきは怨霊となって妖怪獣を操り、鬼太郎を襲ってきます。クライマックスです。

 

 

 勝率100%を誇っていた必殺の指でっぽうもまったく効かず、妖怪獣が放つデストロイな感じのビーム攻撃には回避&防御が精いっぱい。

 これまでにない壮大な戦いです。

 怪獣映画の様相を呈しています。

 

 

 鬼太郎の身を案じる仲間に、

「みんな、逃げてくれ。ここは僕が……」


「ここで……。アイツを、止めなければ……っ!!」


 とHEROな台詞。

 

 

 しかし、希望の光はまたしても、まなちゃんの中にありました。

 要石に触れた際、その力が彼女に流れ込んでいたのです。

 

 彼女の助けを借り、過去最大の指でっぽう(ゴジラの口から出そうなやつ)を放った鬼太郎は、妖怪獣を倒したのでした。

 

 

「木」

 都会の喧騒を見降ろす謎の人物、「名無し」。

 人々のトゲトゲした気持ち=トゲパワワ黒い怨念を集め、まなちゃんの右手へと送り込みます。

 そこに一瞬だけ浮かんだ「木」の一文字に、誰も気付くことはありませんでした……。

 

 

まとめ。

 狸が政権を取れば威を借り、元通りになったと思えば瞬時に適応する人間の醜さが立ち込めていました。
 黒いオーラでぼかされた演出でしたが、これも妖怪の仕業なのか、どうなのか……。

 情報量としてはアニメアニメした戦闘シーンがメインでしたが、なかなかのスパイスを効かせていますよ。

 

 クライマックスでは、たぶん初登場のBGMが流れました。重々しい感じです。もちろん「ゲゲゲのゲ」です。

 

 

 そして、まなちゃんに流れ込んだ要石の力は、今後も残る設定なんでしょうかね。
 今回のようにバトルにシフトしていくなら、ただの人間では足手まといですからね。しかし、それでは「さらわれヒロイン」としての立場が……。 

 


 それと、彼女の手に現れた「木」の謎。

 第二話冒頭で出てきた陰陽道の話なら、「木」といえば五行思想の一角です。
 やっとやる気を出した名無しさんは、まなちゃんの中に力を蓄えさせ、最終的に何かを目論んでいるのか……。

 


ゲゲゲの鬼太郎 第13話予告 「欲望の金剛石!輪入道の罠」

 

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