ヒダマルのアニメ日記。

アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りするアニメ感想ブログ。アニメ関連の雑記や分析なんかもチラホラ。毎日午後8時に更新予定です。

ただの父親だ。 『ゲゲゲの鬼太郎』第十四話「まくら返しと幻の夢」


「この前まなから聞かれたんだけど。おやじさんて鬼太郎と全然似てないけど、本当に鬼太郎のお父さんなんだよね?

 今更と言えば今更な疑問を投げかけるねこ娘。


「無論じゃ。今の儂は元の身体の目玉だけが残ったものなんじゃよ」

 お尻を向けてちゃぷちゃぷしながら語る目玉おやじ。


 そう、生まれてすぐ墓場に捨てられた鬼太郎(その際に左目を損傷)の境遇を不憫に思い、目玉だけが生き返った(?)のです

 つまり、

 

 目玉のおやじは、おやじの目玉なのです。

 

 鬼太郎の目玉だと思われがちですよね。

 

 

「えっ? じゃあ昔は普通の身体だったの?」
「なんじゃ、知らんのかねこ娘」

 砂かけ婆が年の功を発揮。
 なんでも、「若い頃は幽霊族の末裔の青年でそりゃあ男前じゃった」そうです。

 うぅむ、『墓場鬼太郎』の時は既に面影なかったけどなぁ……。

 

 

まくら返し。

 犬山まなちゃん経由で耳に入った「眠り続ける大人たち」の解決に乗り出す鬼太郎。

 起こした父に殺されかけた内田まさし少年、彼の事情を聞いた目玉おやじは「父親が愛する我が子にそんなことをするはずがない」と張り切ります。

 

 

「夢といえばアイツ」ということで、妖怪・まくら返しを訪ねますが、彼は何も知らないとのこと。いそがしの時と同じパターン来ました。


 まなちゃんにそそのかされたまくら返しは、鬼太郎たちと夢の世界へ向かいますが、その際に女性陣は脱落です。

「白タキシード八等身鬼太郎に、お姫様抱っこでプロポーズ」とか、「クラスメイトは全員妖怪、担任はねこ姉さん」とか、都合の良い夢の世界に没頭しちゃいました。

 まなちゃん微笑ましいなぁ。
 もっと妖怪と仲良くなりたいんだろうなぁ。

 

 

ゲんゲん日和。

 複数の大人の夢が混ざった世界に到着した鬼太郎、まくら返し、内田少年。そこは『のんのん日和』を彷彿とさせる、夏の田舎でした。

 

 内田くんのお父さんも、子どもの姿になって遊んでいます。

「君、絵、上手だね……」
「うん! 僕ね、大人になったら、画家になりたいんだ!」
(え? お父さん……、今は絵なんかぜんぜん描いてないのに……)


 世知辛ぇなぁオイ……。

 今年の流行語んなるぜこりゃぁ……。

 

 

ただの父親だ。

 黒幕だったのは、少女の霊(妖怪?)。

「夢繰りの鈴」なるアイテムを使い、現実に疲れた大人たちを夢に誘って遊んでいたのです。
 声は「かないみか」さんです。プリンです。ペコリンです。

 

 子どもたちの想像力の前に手も足も出ない鬼太郎ですが、目玉のおやじさんが立ち上がりました。

(すまんのう鬼太郎。儂がこんな姿になってしまわなければ、お前にまっとうな子ども時代を送らせてやれたかもしれん……)

(だがそれは叶わなかった……)

(できれば、お前を守り、お前にもっとのびのびと、子どもらしい夢を見せてやれる父親でありたかったよ……)


 まくら返しに力を借り、過去の姿に戻ったのです。

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 目玉おやじの強力な指でっぽうにより、夢繰りの鈴は破壊され、大人たちの夢は終わったのでした……。

 

 

まとめ。

 Aパートの半分を使って描かれた導入部分がこれまた世知辛い話でした。
 そして、その直後「四つん這いで目玉おやじをのぞき込むねこ娘」が視聴者の心を癒してくれました。

 このバランス感覚。


 まくら返しを挑発するまなちゃんの表情や、まくら返しの憎めないキャラも面白かったです。

 そして夢操りの少女役、「かないみか」さんの声がよかったなぁ。
 プリキュアのペコリン、ポケモンのプリンやチコリータで有名ですけど、もっとアニメ出ていいと思うんだけどなぁ。

 ラスト怖かったなぁ。

 

 そして、今回からは新EDでもありましたね。
 レキシさんの歌う『GET A NOTE』。

 ……下駄の音!?

 

 次回、「ずんべら霊形手術」。

 


ゲゲゲの鬼太郎 第15話予告 「ずんべら霊形手術」

「顔を盗む妖怪」とか、ジョジョ第四部的展開ですね。怖そうだ。

 

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