ヒダマルのアニメ日記。

アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りするアニメ感想ブログ。アニメ関連の雑記や分析なんかもチラホラ。毎日午後8時に更新予定です。

『はたらく細胞』 第六話「赤芽球と骨髄球」その①


「また迷っちゃった……。身体の中って複雑すぎるよぉ~……」

 酸素を載せた台車を押しつつ、泣き言を漏らす赤血球さん。今日も安定の迷子さんです。


「? あれ、もしかしてここって……!」


「赤色骨髄だぁ~っ!」


 赤色骨髄、そこは血球たちの故郷。
 赤血球の卵・赤芽球たちが教育されており、一人前の赤血球になるまでここで学ぶのです。先生はマクロファージさんです。


 物語は、赤血球さんの過去へと遡ります……。

 

 

迷子の赤芽球。

 血管内に見立てた段ボール迷路で、酸素を運ぶ練習をする赤芽球ちゃんたち。

 保育には「遊びを通した指導」という言葉がありまして、遊びの中で経験を培えるような工夫が必要なのです。

 


 しかし、ひとりの赤芽球は迷子になって涙目。

 そう、この子こそが赤血球さんの過去の姿、赤芽球ちゃんです。字面がややこしくてそろそろゲシュタルト崩壊が起きそうです。

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怪演の好中球。

 細菌の侵入に備え、レッツ避難訓練です。

 特別講師は坊主頭の白血球(好中球)さん。
 右手にはモンスターっぽいぬいぐるみを装着しており、これは「緑膿菌」ですね。


(迷子になりませんように……)

 赤芽球は骨髄内から出られないものの、不安を抑えきれません。この頃から迷子キャラとして定着してるとは……。

 

 

「ではいきますよ~。はいっ、スタート!」
「……。? ああ、もうやっちゃっていい感じっすか?」
「どうぞ~」


「オラアァッ! 細菌様のお出ましじゃぁーーッ! 赤血球はいねぇがーーッ!!」

 


 白血球さんの豹変ぶりに、大混乱に陥った子どもたちでしたとさ。

 ヒダマルもこんなんやったなぁ。
 鬼とかサンタとかやったっけなぁ。

 

 

将来の赤血球。

 恐怖の避難訓練から逃れ、ひとりぼっちになった赤芽球ちゃん。

「細菌怖いし……、すぐ迷子になるし……。私、ぜったい赤血球になんてなれないよぉ……」

 めそめそ泣いている時に、彼女はそれを見るのです。

 

「酸素、お待たせしました!」

 赤い細胞さんたちが、荷物を届けている姿を。

 


「いつもどうも」
「いえ! では、失礼します!」
「こっちにひとつお願い!」
「了解です!」

(てきぱき働いてる……。かっこいい……)

 

 

執拗な緑膿菌。

 ひとりぼっちの赤芽球ちゃんの前に現れた、一体の緑膿菌。

 栄養がなくても分裂増殖できるくせに、いざ生体に入ると血球や細胞組織を破壊しまくるそうです。ひどい奴です。

 ビジュアルは「スエゾー」に似てますね。
 ほら、モンスターファームの。

 


 いたいけな赤芽球ちゃんを追いかけ回し、いじめる緑膿菌。

 先程目にした将来の姿、赤血球のかっこよさに勇気をもらって反撃するも、敵を怒らせただけでした。


「お遊びは終わりだ……! 死ねぇーーーー!!

 

 

颯爽と骨髄球。

「待てッ!!」


「雑菌め! この身体の血球に手を出して、生きて帰れると思うなよ!」

 ピンチな赤芽球ちゃんをかばったのは、彼女より少しだけ大きな男の子でした。
 真っ白な、男の子でした。

「抗原発見だ!」


 そう、彼こそは白血球(好中球、好酸球、好塩基球)になる前の、分化途中段階の細胞。
 その名も骨髄球くんなのです。

 

 


 威勢よくとびかかるものの、未熟な腕では敵いません。なすすべもなくバタンキュー。

「俺は勇気のある子は嫌いじゃあない……。その赤芽球を差し出せば、キミの命だけは助けてあげるよ~……?」

「どうする、坊や……!?」


「だが断る」展開しか見えない提案をする緑膿菌。

 

 

 

 

「……ふざけるな」

 

「そんなこと、するか……!」

 

「白血球は……、自分の命を犠牲にしても……! 他の細胞を守るんだ!」

 


「俺は、立派な白血球になるんだッ!!」

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 すんでの所で駆け付けた坊主の白血球さんにより、二人は助かったのでした……。

 

 

赤芽球と骨髄球。

「お兄ちゃんっ!」


 別れ際、骨髄球くんに声をかける赤芽球ちゃん。


「たすけてくれて、ありがとうございました……」


「また、会えるかな……っ?」

 

 

 

「……分かんない」

 

「分かんないけど……。でも、大人になって血管の中で働き始めたら……。どっかで会えるかもな」


「ばいばい」


 小さな体で守ってくれたお兄ちゃんの背中に、赤芽球は、手を振り続けました。

 

 

 

運命の白血球。

(仕事を始めてから、色々忙しくて忘れてたけど……。そんなこともあったなぁ……)

 懐かしい場所で、幼少の記憶を呼び起こす赤血球さん。
 もっと立派な赤血球になるために、今できることをやるのです。


「よ~し、早くこの酸素届けよっ!」
「どぅあっ!?」

 勢いよく発進したものの、台車で人をはねちゃいました。弁慶の泣き所にクリティカルでした。

 


「すみません! 申し訳ありません大丈夫ですかっ!」
「いや……。こちらこそ……!」
「あれ? 白血球さん……? でしたか!」
「あぁ。よく会うな」

 

 

 

(白血球……、か)

 

(あの時の子は、立派な白血球になってるかな……)

 

(昔の事だから顔もよく覚えてないけど……、もしかすると……)

 


「? なんだ」

「うぁ、いえっ」

 


(いや、でもまあ、そんな偶然。あるわけないか……)

 

 

 

まとめ。

 緑膿菌との追いかけっこは間延びした感があったものの、ちょっとじんとくるお話でした。
 初めて赤血球さん(赤芽球ちゃん)を描いたものの、服も髪も赤って難しいな……。


 そして赤色骨髄といえば、スピンオフ漫画『はたらかない細胞』の舞台にもなってますね。
 本屋さんで試し読みしましたが、「あ、たぶんヒダマルの中の細胞たちはこんな感じだ」と思いました。


 その②では、新キャラお姉さんが登場。
 そして物語は、なにやら不穏な展開へと……?

 

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