ヒダマルのアニメ日記。

アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りするアニメ感想ブログ。アニメ関連の雑記や分析なんかもチラホラ。毎日午後8時に更新予定です。

『はたらく細胞』 第八話「血液循環」その③


 循環の間、赤血球さんを見守り続けた白血球さん。

「迷わないで循環できたーっ!」

 彼女の笑顔を眺めているところに、キラーT細胞さんが現れます。

 


 赤血球さん・仕事観に関して意見を交わすのですが……、

 衝撃的な展開だったので、一部始終を起こしてみましょう。



 

 

白血球の独白。

「ようやく一人でお仕事出来ましたってか? とんでもねぇ無能だな、オイ」
「おい。そういう言い方をするな」

 赤血球さんをこき下ろすキラーT細胞に、語気を強める白血球さん。

 


「俺やお前にだって、苦手な事の一つや二つあるだろ。あいつはたまたま、道を間違えないことが苦手だったってだけさ」

 

「それでも、あいつはあいつなりに苦手を克服しようと頑張ってたんだよ。誰かに案内してもらったり、何度も間違えたりしながらも、諦めなかった……」

 

 

「今まで気に留めたことはなかったが、大変な仕事だな、赤血球というのも。重い荷物を持って、広い体内を巡って」

 

「そんな日々の仕事をこなしながらも、自分を変えようと努力しているなんて。すごい奴だな、あいつは……」

 

 

「なぁ、キラーT。俺たち免疫細胞は、赤血球たちに怖がられることも多いけど、もっとお互いの仕事を理解し合って…….。いつの日か、あいつらと仲良くやって行けるようになるといいな」


「お前も、そう思うだろ?」

 

 

キラーT細胞の鉄拳。


「お前も、そう思うだ

 

「馬鹿野郎ぉ――っ!!」
「ぅぶしっ!?」

 


「野郎ぉーーっ!!」
「ぅぶしっ!?」


「野郎ぉーーっ!!」
「ぅぶしっ!?」

 


 キラーT細胞、まさかの鉄拳制裁。

 一度の攻撃を3アングルから捉える贅沢な演出で、白血球さんを殴り飛ばしました。

 

 

 

「ぇ……? ……?」

 何が起こったのか分からない白血球さん。


「甘っちょろいこと言ってんじゃねぇ! このドヘタレナマクラ野郎! 黙って聞いてりゃベラベラと!」

 仁王の如きキラーT細胞さん。


「……? ??? ぇえ?」

 やっぱり分からない白血球さん。
 そんな彼に、免疫細胞の矜持を力説します。

 

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「いいか! 必要とあらば味方だろうと容赦なく殺す! それが免疫細胞ってもんだろうがぁ!」

 

「仲良くなりたいだとか!」

 

「お茶飲んでる赤血球たちの仲間に入りたいだとか!」

 

「お隣さん同士でトランプやってる細胞たちの中に飛び入りで参加して? ババ引いて? 「ばっかでーっ」てイジられてみたいだぁ とぉ かぁ!」

 

「プライドのカケラもねぇようなこと考えてんじゃねぇぞぉ!!」


「そ……、そこまで具体的には、考えてな

 


「俺たちはぁ! 殺し屋なんだよぉ!」


「え……。あ……、うん」

 

「いつでも使えるようによぉーく研ぎ澄ませておくぅ! 心のナイフをよぉ!」


「こころ……」

 

「返事はどうしたぁ!」

「あ……、ハイ……」

 

 

 

「ったく。世話が焼けるぜ……」


 力説を終えると、ため息交じりに帰って行きました。


 取り残された白血球さんは、頬を抑えつつのお姉さん座りでボーゼンです。ジシツです。
 うん、アナタは悪くない。

 

 

赤血球の感想。

 一人で血液循環をやり終え、達成感に溢れる赤血球さん。

 白血球さんは、彼女の話に耳を傾けます。
 互いを理解するために。

 

 

「あのですねっ、さっき白血球さんと会った後に、最初に行ったのが大静脈なんです! 全部の静脈が行き着く道だからすごーく広くて!」

「うん」


「その後、心臓に行って! もみくちゃにされちゃって大変でした! ぎゅーって!」

「うん、うん」


「あーっ、そうそう! 心臓でですね、メモを落としちゃったんですけど、何故だか後ろの方からすっ飛んできて!」

「うん」


「それで、肺に行って、肺胞がですね? 外から見るとポコポコしてて面白い形だったんですよー!」

「そっか。すごいな。ポコポコ……?」

 


「あと、それからっ、」


 循環の冒険を語る赤血球さんと、そこに相槌を打ち続ける白血球さんでした。

 ほほえま。

 

 

キラーT細胞のイライラ。

「軽量化したんですよーっ! 超軽いっす!」
「へー、見して?」

「遊走中、道間違えちゃってぇ」
「ばっかでー」


 親し気に笑いあうB細胞、好中球、一般細胞。

 

 

「チッ……」

 そばを通り過ぎたキラーT細胞さんは、壁を叩いて、


「羨ましくなんか……、ない!


 ほほえま。

 

 

まとめ。

 まるごと字起こし系の記事は最近書いてなかったんですが、かなりインパクトのある展開だったのでやってみました。

 次回『胸腺細胞』の伏線っぽかったのもありますね。
 キラーT細胞さんにも彼なりの経験、哲学ってもんがあるんでしょう……。