ヒダマルのアニメ日記。

アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りするアニメ感想ブログ。アニメ関連の雑記や分析なんかもチラホラ。毎日午後8時に更新予定です。

『はるかなレシーブ』 第十二話「だから私たちは、かけがえのない一人を選ぶ」


 遠野成美のスマホから響く、「わくわくシークワーサー」。
 ビーチバレー部マネージャー、大城あかりちゃんからの電話です。


『先ほど、試合の結果が、決まりました』

 

『勝ったのは……、』

 

 

アニメの到達点とブログの限界点。

 もちろん、はるかなペア。

 3セット目、14対14からのシーソーゲームを制したのは、主人公のお二人です。

 


 で、いつもならこのまま、物語の流れを追いつつ感想を書いていくところですが……、

 ムリっぽい。


 この最終回の中身を文字に起こすのは不可能です。

 やれと言われれば出来るけど、それだとこれまでの記事との釣り合いが取れないのでやっぱり難しい(つまり、しんどい)。

 


 いやぁ、スポーツアニメにおけるカタルシスを甘く見てました。

 試合の中・ルールの中でしか勝負が決しないという、ある意味どんなバトルよりもシリアスな環境で戦っているので、クライマックスにおける感情の高ぶりもそれに見合った種類のものになるんですね。

 これは勉強になりました。
 すごいわ、スポーツ。

 

 

最終回の感想。

 というわけで、ここからは最終回の感想を連ねてまいります。
 ……これが本来の「アニメ感想ブログ」の形ですよね。逆に新しいな。

 

作画とアングル。

 まず、作画。

 ひとつひとつの絵が抜群に素晴らしい、という最高レベルではないものの、緊迫の最終回で特筆すべきだったのは「アングル」でしょう。


 ボールの動きと影・ジャンプで魅せるサーブから始まり、エクレア姉妹の返球、ブロックを抜けてビーチに落ちるボール、それを追って砂につっこむかなた、かなたからの視線で見上げた空と遥、ネット越しのスパイク……。

 緩急をつけたカメラワーク、見事の一言。

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 よくわからんけど、これってアニメ・漫画でしか表現できないんじゃなかろうか。
 実写では技術的に不可能ってことじゃなく、リアルでやるとかなりわざとらしく見えそうです。たぶん。

 

 

 そして言わずもがなですが、コートに舞う砂の描写もここに極まれり、といった印象でした。

 スパイクを打つ度、ブロックする度に盛大に弾け飛ぶ砂粒のロマン。

 いやもう。
 すごい。
 ヒダマルの語彙が奪われるくらいには、すごい。 

 

声と息遣い。

 次に、声。

 声優さんの妙技。
 これは一見、いや一聴の価値アリですよ。


 ブロックしたり、レシーブしたり、起き上がったりする度に声が出るのですが(本来ならそんないちいち声は漏れないよって指摘は置いといて)、その際の息遣いが素晴らしい。


 説明が難しいけど、

「限界まで身体を動かして、息が切れてる中、気合いだけで立ち上がろうとしたら、こんな音が漏れるだろうな」

 という演技なんです。
 特に恵美理。

 この最終回、トーマス・恵美理の声をぜひ聴いてください。声優は末柄里恵さんです。

 

仲間と物語。

 自らが教えた遥のブロックに負けた紅愛、そこに後悔はないとはいえ、複雑な感情が渦巻きます。

 負けず嫌いな彼女の気持ちが分かる遥とかなたも、素直に喜べない心境。


 そこへ、かなたの元相方・遠野成美からの伝言が、あかりちゃんから届けられるのです。

「あなたたちは優勝を喜んで。紅愛と恵美理のために」

 


 かなたが裏切った親友・遠野成美、見守ることしかできなかったマネージャー・大城あかりの存在があったからこそ、部がバラバラにならずにいられる。

 

 仲間やライバルがいるからこその絆……、

 

 すなわち、

 

 友情。
 努力。
 勝利。

 

 

まとめ。

 いやー……、面白かった。
 よかった。

 何べんも言いますが、何べんだって言いますが、よかった。

 

 新しい世界を知りましたよヒダマルは。
 いいなぁスポーツもの。

『火の丸相撲』も楽しみだ。
『アニマエール』は……、ちょっと方向ちがうかな。どうだろう。でもきらら系列だし?

 


 前半で勝負を決した後、後半パートで物語のまとめに入る、という構成は鉄板ですが、これもなかなか効いてます……。
 初代デジモンを彷彿とさせる「気持ち良さ」でした。

 最終回の完成度としては、今季一と断言して良いと思います。


 いやー……、

 よかった。