ヒダマルのアニメ日記。

アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りするアニメ感想ブログ。アニメ関連の雑記や分析なんかもチラホラ。毎日午後8時に更新予定です。

『宇宙戦艦ティラミスⅡ』 第四話その②「AI」


 エースパイロット、スバル・イチノセを、ネオ・デュランダルと共にティラミスへと打ち上げる前夜。
 アシストボットのパッカーは、ひとつの決断をしていました。

パッカーは地球に残ります。アプリとかで探さないで下さい。

 眠っている主人へ置手紙を残し、別れを告げていたのです……。

 

AI

『スバルさん、お元気で……』

 スパナにオイルにドライバー、あとなぜかコップと歯ブラシ。
 少ない旅荷物を風呂敷に抱えたパッカーくんは、スバルとの最後の時間を過ごしていました。


『このコックピットには、ボクを接続するコネクターがないです。つまりボクはもういらない旧式ロボットですぅ……』

 まぁ……、ね。
 きみ、赤・青・黄の三色コネクターだもんね。初期のプレステだもんね。

 

 

『どうせ最後ですっ! いちど座ってみたかったですよー!』

 ネオ・デュランダルのコックピットに座り、操縦桿をがちゃがちゃ動かして遊ぶパッカーくん。
 ちなみに、彼の精神年齢は「小二の夏休み手前くらい」だそうです。やけに具体的です。

 

『パッカー、ネオ・デュランダル出撃するですぅー! ピキューン、ピキューンっ!』

 てきとうにボタンを押していくパッカーくん。
 すると、俄かに操作パネルが明るくなり、3D映像が浮かび上がりました。


『私は、ネオ・デュランダルのAI。レクサス2000と言います……』

 3Dさん、そう名乗りました。
 オールバックで金髪の長髪、近未来感のある服装です。

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〈アニメ『宇宙戦艦ティラミスⅡ』公式サイトより引用 © 宮川サトシ 伊藤亰・新潮社/「宇宙戦艦ティラミス」製作委員会〉

 

『お邪魔してるですぅ……』
『あなたは、スバル・イチノセではないようですね。でしたら少し、愚痴を聞いていただいてもよろしいでしょうか』
『まあ、大丈夫ですけどー』

 今ここに、AIに同士よるコミュニケーションが行われようとしています。しかも愚痴て。

 


 レクサス2000さんの言うことには、

『スバルさんは、私が専用機だと分かった途端、機体にべたべたとステッカーを貼って。それが嫌で嫌で……』

 あ、ほんとだ。
熊猫滞在中」とか、「人生どうでしょう」とかのステッカーが貼られています。大泉さんファンだと思われます。


『あー、確かにそういうトコあるですねー。でも意外ですぅ。レクさんほどのプログラムでも、そんな悩みがあるんですねー』

 初対面のAIにニックネームを付けるパッカーくん。

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〈アニメ『宇宙戦艦ティラミスⅡ』公式サイトより引用 © 宮川サトシ 伊藤亰・新潮社/「宇宙戦艦ティラミス」製作委員会〉


『私はAIです。考える以上、悩みは発生しますよ』
(こんな優秀なAIでも、悩みはあるんですねぇ……。少しホッとしたですぅ……)

 安心して気が抜けたせいか、バッテリー残量が少なくなり、パッカーくんはそのまま眠りについたのでした……。

 

 

 


「おーい、パッカー。いつまでスリープモードに入ってるんだよ」
『……、スバルさん……。ああっ! レクさんはっ?』
「誰だよそれ。どんな夢みてたんだ?」
(夢だったですか……?)

 去り行く旧式サポートボットを引き留めるために、ネオ・デュランダルが寄こした奇跡だったのでしょうか……。

 


 と、置手紙を思い出し、ちょっと気まずくなるパッカーくん。

『スバルさん、ボク……』
「なんだよ、あの置手紙は」

 けれどスバルは、なんでもないことのように。


「お前がコックピットにいなかったら、俺は誰と話せばいいんだよ」
『スバルさん……!』


 いつになく爽やかに、友情を示すのでした。

 

 

 


『スバル』

 出撃準備が整い、地球を旅立つ時がやってきました。
 モニター画面には、ソウイチロウ・イチノセの真剣な表情。

『連邦としてでなくていい。イスズを……、イチノセ家の人間として、連れ戻してやってくれ……!』
「分かってるよ。父さん……!」

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〈アニメ『宇宙戦艦ティラミスⅡ』公式サイトより引用 © 宮川サトシ 伊藤亰・新潮社/「宇宙戦艦ティラミス」製作委員会〉

 

 上に向けた視線は、コックピットを超え、空をも超えた先、戦場の宇宙にいるはずの兄へ。


 宇宙歴157年末。
 スバルたちは、再び宇宙へ飛び立ったのでした……。

 

 

まとめ。

 我らがエースパイロット、いよいよ宇宙へ戻りました。
 予想では、もうちょっと名古屋観光するかと思ってたんですけど。

 これで、前期に活躍したお馴染みのキャラクターたちとも再会できますね。シゲコさん元気かな。


 スバルの歌うエンディングテーマの後ろでは、「語尾がダル設定」が抜けたデュランダルとスバルの会話が。

『うーん。いま流れてるこの曲がずっと頭から離れん』
「デュランダルも? 俺も艦長の真面目な話聞いてる時、ずっとこれが頭の中で流れて困ってるんだよ」
『でも、いい曲だよな……』
「名曲だよね……」

 

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