ヒダマルのアニメ日記。

アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りするアニメ感想ブログ。アニメ関連の雑記や分析なんかもチラホラ。毎日午後8時に更新。

『宇宙戦艦ティラミスⅡ』 第十二話その①「BATTLE OF THE HEKATONKHEIRES PARTⅠ」


 ミュートロギア碑文の力により、新たなコックピットシステムの開発に成功したエスカレド・キャデラック総帥。

 不敵に笑う彼は、いったい何を企んでいるのか……。

 

BATTLE OF THE HEKATONKHEIRES PARTⅠ

(ふふ。碑文を解読して得た最後の叡智、パイロットの細胞すべてをデバイスとするラムダシステム。解読してくれたイチノセ大佐にも感謝せねばな……)

「あ、そこの
「学習塾の看板を右ですね。さっき聞きましたよ」
「お、ああ……」

 ちょっぴり気まずい空気。
 総帥なのに民間のタクシー乗ってるこの状況。

 

 

 しかし、メトゥスの民の総帥はこんなことではめげません。

(まさか我が家で極秘裏に開発していたとは誰も思わんだろう。あのラムダβがあれば、革命の炎を

「お客さん。あのヘチマみたいなのがある所ですか?」
「ヘチマ?」


 思考を遮られたキャデラック総帥、進行方向を見やると、


「馬鹿なっ!?」


 極秘裏に開発されていたラムダβ、玄関先に放置されています。

 くるくる巻きの絨毯やら新聞紙やら段ボール箱やらと一緒くたになって、こりゃたぶん粗大ゴミですね。デッカイのでそこそこ近所迷惑。

 


 そしてヘチマには、「宇宙調停期日書」と記された書類がいちまい貼ってあり……。

「どういうことだ……っ!?」
「キャデラック様。シェルビィ様からの御伝言です」

 執事が近寄り、


「続きは地球の家庭裁判所でね」


「とうとう来たか……っ!!」


 まぁね、感づいてはいましたよね。
『嫁の病気の90%は旦那が作る』なんて本を読んどけと書き残されるくらいですからね。末期も末期でしたよね。

 

 

「シェルビィ様は先に向かわれております。キャデラック様もお覚悟を決めて、向かわれた方がよろしいかと。では……」

 現実にちょっと付いていけない感じのキャデラックさん。


「ふふふ……。私はメトゥスの民の最高司令官だぞ」


 俄かに笑い、天を仰いで、


「総帥であるこの私がっ!」


「家裁などに呼び出されてたまるかああぁぁぁーーーーっ!!」


 出撃しました。

 

 

 


「くそっ! キャデラックめ、我々のラムダのデータを……!」

 解読した碑文のデータを盗まれたことに腹を立てるイスズ。新型コックピットはお兄ちゃんが実現するはずでしたから、悔しいでしょう。


 そこへ追討ちをかけるように、

「いっくん大佐! 大変でさぁ! メトゥス=ゲルメンの後方!」
「なんだこれは……!?」


 マイバッハが探知したのは……、


 最終決戦兵器、ヘカトンケイル。


 かつて神々に封じられた千手巨人、ヘカトンケイルの名を冠するにふさわしい迫力。
 ガンダム風にいうと、巨大モビルアーマーです。

 その圧倒的な巨躯が、地球に向けて動き始めました。

 

 


 ヘチマ呼ばわりされた新型コックピットに収まり、調停期日書を読み返すキャデラック。

「起動したか、ラムダ」
『おはよう、おじさん。でもどうしたの? その悲しそうな目……』

 起動したラムダβ、AIみたいですね。
 声は幼い女の子です。
 舌っ足らずでかわいいです。
 ちょっともう何でも言うこと聞いてしまいそうになるレベルです。
 だっこしておんぶして持って帰りたいです。

 いけない、平静を保て。

 

『あとWi-Fiここ弱くない?』
「ラムダよ、革命の炎を起こす時が来たのだ。全人類を燃やし尽くすほどの業火を、巻き起こすのだぁ!!」

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〈アニメ『宇宙戦艦ティラミスⅡ』公式サイトより引用 © 宮川サトシ 伊藤亰・新潮社/「宇宙戦艦ティラミス」製作委員会〉

 

 


「いつの間にあんなものを……!」
「おそらく、地球連邦軍との最終決戦兵器でしょう。……っ!? とんでもない兵器だ、核融合エンジンが山のように積んでありますぜ……!!」

 巨大未確認兵器の解析を進めるマイバッハさん。


「パイロットは……、キャデラック!?」
「なんだと!?」

 

 


『おじさん。いけるよ』

 ラムダβの幼い声に反応し、


「目標は、地球の家庭裁判所だっ!!」


 あ結局。
 行くは行くんだ結局。調停。

 

 


「進行方向は、地球!?」
「何をする気だ、キャデラック……!」

 

 


「離婚調停に呼び出された私に未来はない! 夢見ていた明るい家庭も!」

 

「自慢になるはずだった息子も!」

 

「老後の生活もっ!」

 

「すべてお終いだあぁぁぁーーーーっ!!」


 総帥、ただの自暴自棄みたいです。
 先のこと考えすぎるってのもダメですねー。今を楽しまないとですねー。

 

 

 ヤケになった総帥は地球へ向けて突進、立ちはだかる艦隊の攻撃をものともせず、すれ違いざまに破壊していきます。

「圧倒的ではないか……っ!! このまま地球ごと、家庭裁判所を燃やし尽くしてくれるわぁ!!」

 幼児か。

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〈アニメ『宇宙戦艦ティラミスⅡ』公式サイトより引用 © 宮川サトシ 伊藤亰・新潮社/「宇宙戦艦ティラミス」製作委員会〉




 その様子を見て、気が気でないのはイスズ部隊。

「あいつ、まさか地球を……!?」

 敵艦を蹂躙しながら地球へのルートを侵攻するキャデラックに、最悪の事態を想像します。


 判断を迫られたリーダー、イスズ大佐は、

 顎に手をあてて。


「だとすれば、道はひとつ……」


 鋭い視線で、光明を探り当てました。

 

 

 

まとめ。

 妻に見限られ、ヤケを起こしたキャデラック総帥!!

 最終兵器・ヘカトンケイル、新型コックピット・ラムダβ、Ωユニヴァース感覚と、最高の武器を振るう彼を止める術はあるのだろうか!?

 その②、イスズが動く!!

 

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