ヒダマルのアニメ日記。

アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りするアニメ感想ブログ。アニメ関連の雑記や分析なんかもチラホラ。毎日午後8時に更新。

『宇宙戦艦ティラミスⅡ』 第十三話その②「BATTLE OF THE HEKATONKHEIRES PARTⅡ」


 最終兵器・ヘカトンケイルを止めるため、熱き血潮を滾らせる仲間たち。

 しかしその最中、スバルは敵機のコントローラーを発見してしまう!

 果たして、激闘はコントローラーで決着を迎えてしまうのか……!? 


 

BATTLE OF THE HEKATONKHEIRES PARTⅡ

「どうしたラムダ、修正しろ!」
『ん~……、むり』
「こうなったら手動で動かしてやる!」

 コックピットにもあったファミコン的コントローラーを手に取り、ぴこぴこやり始めるキャデラック。
 操作簡単そうだな……。

 


 別のコントローラーに介入されたことにより、

「!? ちょっと操作が重く……?」

 操作性の変化に気付いたスバル。
 コントローラーでのお気楽作戦はここまでかと思いきや、


『スバルさん』
「?」
『この説明書なんですが……。中身を調べてみたら、裏技コマンドが書かれているです!』
「うら……、わざ……?」

 書かれてますね。
明らかに小学生の文字で、

 

㊙うらわざ <じばくコマンド>

 ←←↓←AB (どうじおし)

 

 って書かれてますね。

 

 そして未だ響く、仲間たちの熱き叫び。

「命なんか惜しくねぇ!」
「私たちが地球を救うのよ!」
「これで死んでも本望でさぁ!」
「我々の名は、永遠に刻まれるぞ!」
「地球を守るのは神の義務さぁ!」
「頼んだぞ若者たちよ……!」

 

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〈アニメ『宇宙戦艦ティラミスⅡ』公式サイトより引用 © 宮川サトシ 伊藤亰・新潮社/「宇宙戦艦ティラミス」製作委員会〉


 スバルは、この状況・この雰囲気に……、


「おわろう」


 正直、飽きてきていました。
 主人公、手っ取り早い終幕を選びました。

 

「自爆コマンド、入力っ!!」

 

 

 赤い閃光をほとばしらせ、俄かに力を失うヘカトンケイル。

「馬鹿なっ! 何が起きているんだラムダ!」
『それはねおじさん。誰かが外付けの予備のコントローラーで、自爆コマンドを入力したからだよ』
「何故それを言わんっ!?」
『だってぇ……。聞かれなかったから……』

 ラムダβ、人類を救った指示待ちAIです。

 


「落下軌道から外れました!!」

 若人たちの活躍に目を細める艦長と、ガッツポーズで破顔するシゲコさん。

 


「だが、あのまま放っておくわけにはいかんな……」
「いっくん大佐、どうします?」

 地球から離れていくヘカトンケイルに安心しつつ、自爆するとは知らない面々は追撃を図ります。


 その時、

『みなさん!』
「?」
分析の結果ですが、ここを狙えば誘爆を起こして破壊できるです!

 パッカーくんからの報せに、勝利を確信しました。

 


「よし! あんな物騒なモンぶっ壊してやるぜ!」
「神であるボクに壊せぬものはない!」
「行くぞみんな!」

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〈アニメ『宇宙戦艦ティラミスⅡ』公式サイトより引用 © 宮川サトシ 伊藤亰・新潮社/「宇宙戦艦ティラミス」製作委員会〉


「うおおおおお!」
「おおおおおお!」
「はあああああ!」
「ユニヴァーース!」
「これで……っ! 終わりだああぁぁぁーーーーっ!!」

 激闘の末、最後の力を振り絞った総攻撃により、ヘカトンケイルは大爆発を起こしたのでした……。

 

 


『これで……。よかったんですか、スバルさん……』
「ああ。みんなの頑張りに、水を差しちゃいけないんだよ……」

 本当は自爆したものの、みんなのために嘘をついたスバル。
 彼も今までの様々な経験を経て、少し空気が読めるようになっていたのでした……。

 

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〈アニメ『宇宙戦艦ティラミスⅡ』公式サイトより引用 © 宮川サトシ 伊藤亰・新潮社/「宇宙戦艦ティラミス」製作委員会〉

 

 

 


 ……宇宙に漂うヘチマ型コックピット。

 その中にいる一人の男は、茫然自失としていました。


「終わってしまったのだな……。?」

 目の前に漂うのは、一枚の書状。
 長年連れ添った妻からの、離婚調停への呼び出し。


「シェルヴィ……。私は、どこで間違ったというのだ……」
『おじさん、だいじょぶだよ。女のひとなんて、星の数ほどいるよ?』

「ふ、子どもに何が分かる……。シェルヴィはな……」


「その幾多の星の中から見つけ出した、私だけの星だったのだ……」

 

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〈アニメ『宇宙戦艦ティラミスⅡ』公式サイトより引用 © 宮川サトシ 伊藤亰・新潮社/「宇宙戦艦ティラミス」製作委員会〉


 キャデラックは家裁に行かなかったため、離婚調停は不成立となり、訴訟を起こされてしまいましたとさ……。

 

 

 


「協力するのは、今回限りだ」
「イスズ兄さん……」

 激闘が終わったティラミスで、言葉を交わすイチノセ兄弟。


「俺は、俺の革命を目指す。その時、お前が邪魔するのであれば……」
「……、分かったよ兄さん。でも、その時は、俺だって……!」

 生き別れていた、引きこもりの弟。
 彼の力強く、そしてまっすぐな瞳を受け、兄は少しだけ笑みを作りました。

 

 

 運命の兄弟は再び道を違え、それぞれの人生を進みます。


 宇宙歴157年。


 地球軍のエースパイロット、スバル・イチノセ。

 メトゥスの民、イスズ・イチノセ。

 

 


「?」

「あれっ? 目のやつがない!?」

 

 


「兄さん……。また忘れてる……」


 手のひらに収まる、兄の目のやつを眺め、ひとつ笑ったスバルなのでした……。

 

 

 

まとめ。

 いやー終わった終わった。
 終わっちゃいましたよ宇宙戦艦ティラミス。

 全員攻撃の際にあんま見たことないキャラが混ざってたり、逆にフェイ・キャラウィイさんはその瞬間しか出番がなかったりと、びみょうなクオリティではありましたが……。

 ま、ティラミスですからね。
 最後までティラミス節を楽しめたので良しとしましょう。


 それにしても、最後まで阿保だったなぁ……。
 面白かった……。