ヒダマルのアニメ日記。

アニオタ・元保育士・隠れアスペルガーと、三拍子揃ったヒダマルがお送りするアニメ感想ブログ。アニメ関連の雑記や分析なんかもチラホラ。毎日午後8時に更新予定です。

「LGBTは生産性がない」発言に対して考えること。 【真面目な話】


 みなさま、こんにちは。
 30手前・無職・彼女なし友達ゼロなヒダマルです。


 自民党の杉田水脈衆議院議員が、「LGBTの方々は生産性がないので支援すべきでない」という趣旨(この趣旨ですら軽く感じられるほどに、全体的に酷いという指摘もあります)の発言をし、問題になっています。

 この話題に関して、ヒダマルの考えるところを述べてみます、というお話です。


【真面目な話】シリーズですからね、笑い所はゼロですよ。
「提唱者」たる変態ヒダマルの吐く毒素は珍しいので、市販の解毒剤は期待できませんよ。

 

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とりあえず結論。

 渦中の杉田水脈さん、ですが。


 とんでもなく無知なだけです。


 無知な中で、無知なままで、イメージと空想と幻想を前提にして論拠にして正義にして、「よりよい社会にしよう」と張り切ってるだけです。

 

 でなければ、単に目立ちたいんでしょう。

 炎上商法です。くだらん。
(勝間和代さん、keisuke42001さんの記事を読む限りでは、こちらの可能性が高いように感じます)

 

katsumakazuyo.hatenablog.com

 

keisuke42001.hatenablog.com

 


 決定的に絶望的に致命的に知識が足りないことと能力が低いことはイコールではありませんし、こういう方の存在も発言も、社会を前進させるにあたって必要なものだと思います。

 権力を持たせるのは断固反対ですが。

 

 今すぐ猛勉強するか議員を辞めてもらいたいところですが、どうなりますかね。

「ちーがーうーだーろー」の豊田真由子さんは落ちましたので(議員の資質としては杉田さんの方がいくらか悪いと思う。いやどうだろう難しい)、そこは民主主義に期待です。

  比例代表ってどうにかならんのですかね。

 

 

 ていうかね、なに、生産性?


 ヒダマルに死ねってか?

 

 

人間と社会の関係。

 杉田水脈氏はただただひたすらに無知なだけで、ヒダマルとしてそれ以上の感想はありません。

 もっと安直に考えれば「私(たち)が不幸なのはお前(たち)のせいだ」と言いたいのかもしれませんが、今回はそれと断定する根拠と印象はないかな、と。

(「陰謀論」「ヘイトスピーチ」「在特会」「ナチス」などは、すべての根っこがコレです。人生の責任を他人に擦り付ける態度。反吐が出る)

 

 

 だがしかし。


「労働人口が減り続ける現状を、どうしようか?」


 という問題は、現実に存在します。……よね?

 LGBTの方々が存在し、その人権が保障されているのと同じように、事実です。……よね?


 そんな中で、次世代の労働者を育てる、ぶっちゃけ「繁殖する」ことに関与しない人々が増えていくとしたら、じゃあ、どうしようか?
(念のために追記しますが、ある一要素に貢献しないからといって、ヒダマルが個人を攻撃・否定することはありません。社会の根幹は「分業」だし、そもそも貢献なんざしなくても人権はある。人間だもの)


「国の未来に不安があるのだとしたら、どうすれば解消できるだろうか?」

 という観点を持つことは、政治家として尊いし、正しい。

 

 そもそもヒダマルのように無責任なその日暮らしをしてればいい人間とは違って、全体と先を見渡して管理・維持していく役割を負っている方々は、綺麗事だけではやっていけないでしょう。

「頼むから子ども産んで」と言いたくなる気持ちは分かります。

 

 ただ、方向性がお門違いなだけです。

 なぜなら前提として、

 

 人間のために社会が存在するのであって、社会のために人間が存在しているのではないからです。

 

 

 社会の構築・維持のために人間を制限するのではなく(サイコパス・反社会性人格障害の問題はありますが。難しい)、個々人それぞれがより幸せになるためのシステムとして社会を捉え、利用すべきです。

 杉田議員がそこを履き違え、逆流のような自論を持っているのは、何度も言うように無知・イメージ・空想の成せる技です。
 鈍感との合わせ技かもしれません。
 厚顔も持ってるかもしれません。
 目立ちたいだけかもしれません。
 ぜんぶかもしれません。


 なんにせよ、既存社会の維持のために個人を押さえつけるようになれば、本末転倒はなはだしい。

 ……ここについてはもっと言及したいのですが、流石に怖いのでセーブしときます。
 今日は日本の話だけにしとこう。

 

 

 あ、ちなみに「女性の輝く社会」とか「外国人労働者の受け入れ」とかは、

「奴隷が少ないから増やさなきゃっ!」

 と言ってるようにしか聞こえないので、ハナから信用していません。
 個人に対しては希望を捨てていませんが、社会・企業・団体に対する不信感は凄まじいんですよねヒダマル。

 

 

「産む機械」との差異。

 2007年、女性蔑視ともとれる発言をして問題となった政治家、柳澤伯夫さん。

 あの「産む機械」発言。


 女性やジェンダーをめぐる政治家の問題発言として筆頭に上げられがちなワードですが、あれはね。

 ヒダマル、ちょっと違うとおもうんですよね。

 


 例えばですよ、いやほんと例えばの話ですよ、社会をひとつの工場としてね、女性を次世代の労働力を生産するシステムと例えるとするじゃないですか、いや社会の仕組みを分かり易く工場に例えるならって話ですよ? 人工統計学における例えばの話、いやだから例えばだって言ってるじゃないですかあぁもうだから、

 という、ニュアンスの食い違い。

 

「私はこれこれこういう考えを断固として持っています私こそが正義です異論は一切認めません右向け右―!」

 というたぐいの発言ではなく、

 単なる「言葉のあや」

 に類するものじゃないですか。
 例えとしては問題のある発言でしたが、すなわち問題発言ではなかったはずです。


「そんなつもりはないんだけど、何気ない言い回しや言葉の捉え方の差異によってすれ違い・摩擦が起こる」って、誰にでも、何処にでもある齟齬じゃないですか。

 それって、いわゆる「謝れば済む話」じゃないですか。

 

 

 そもそも言葉の使い方・捉え方・重きの置き方って、人それぞれ違うんですよね。

「赤」という言葉、「aka」という音を耳にして、何を想像するかは人それぞれ違います(決して極端な例えではありません)

 

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(「レインボー=七色」だって、世界共通じゃないのです)


 今回のお話の根本に関わることなのでもう一度、赤字の太字で繰り返しますが、


 人それぞれ、違うんですよ。


 そこを無視して、無思慮に短絡にヒステリックに「けしからん!」と即断するのは、そして振り返らないのは、問題だと思います。

 2007年当時、18歳だったヒダマルですら、そう感じていました。
「女性は産む機械」だとか、本気で考えてる人がそうそういるわけないじゃん。批判してる人たち、どんだけ国語力・コミュ力・常識ないの」と。


 人間を、現実を見ようよ、と。

 イメージや空想を、正義の論拠にするのはやめようよ、と。

 

 

まとめ。


 ふいー、語った語った。


 問題が噴出してからのタイムラグがそこそこありますが、こういう話をするのってなんか気後れするんですよねヒダマル。

 なんとなく遠慮しちゃってて、これまで言及を控えておりました。
 ブログなんぞやってるくせに、誰に何を遠慮してんだよって話ですよね。この小心者。


 この文章は、ゆきにーさんの記事を読みまして「うん、あー、やっぱ書こう」と思い立ちました。ありがとうございました。

www.ituki-yu2.net

 

 また、keisuke42001さんの記事に(先ほどとは別です)、当事者の方の声が紹介されています。

keisuke42001.hatenablog.com

 

 こちらはLGBT(というくくりも、大雑把すぎて好きじゃないんですが。今更。当事者でもあるニャートさんの記事。人権に関する知見に納得しました。

nyaaat.hatenablog.com

 

 杉田水脈さん、とりあえず現実を見て勉強して視野を広げようねっ☆

 ボクらはファンタジー世界に生きてるんじゃないんだゾっ☆